本来の「男性性」とは、あなたを快適にエスコートする、頼れるボディガード

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

以前に内なる男性性のDVについて激し目の記事を書きました。

ご感想もいただき、本当に書いてよかったと思いました。

 

しかし、ちょっと荒ぶって書いてしまったところもあったので、

改めてお伝えしたかったことを、まとめてみようと思います。

 

どんな理由があってもDVは許されない

たとえどんな理由があろうとも

「男性性のDVは、自分内DVでも、相手からのDVであっても、絶対許してはダメですよ」

ということです。

 

これは言葉の暴力もふくめて、です。

 

 

理論や、根性論などで

無理やり動かそうとしてくるのは

男性性が過剰になった状態です。

 

 

特にモラハラは、気づかないうちは甘んじて受けてしまいがちですが

モラハラは精神的暴力です。

本来許されないことです。

 

私は、バランスを崩した家庭で育ったので

DVもモラハラも当たり前のように受けていました。

むしろ、

それが大人のコミュニケーションなんだと思っていました。

 

だから、

親にされたことを、さらっと友達に言ったらビックリされた、

なんてこともありました。

 

あれ?これって普通じゃないの?ウチだけ・・??

 

という、ささやかな疑問を感じましたが、そのときは放置していました・・・

すべてが明らかになったのは、それから20年以上経ってからでしたね。

 

男性性は、女性性を守り、エスコートするためのもの

本来

男性性は、自分や他人を攻撃するためではなく

自分や、大切な人を守るために使うべきもの。

 

つまり

本来の男性性とは、

女性性を快適にエスコートするための

内なるパートナーであり

女性性を守るボディガードなのです。

 

 

女性性こそが、幸せを感じる役です。

 

だから、

自分の中の女性性が

「こうしたい!こういう幸せが欲しい!」

と、望みを言葉にすることで

 

自分の中の男性性が

かしこまりました。

では、そのために〇〇と〇〇が必要ですね。

という感じで、自分の中で準備をしてくれるイメージです。

 

自分の中の女性性と男性性が

お互いを慈しみ、信頼しあいながら進んでいくのです。

 

そして万が一、トラブルや混乱があったときは

女性性を守るために、自分の中の男性性が立ち上がります。

 

「このピンチを切り抜けるために、どうすればいいか」

という思考(風のエネルギー)を使うのです。

 

何者かが邪魔してきたら、勇敢に立ち向かいます。

生き残るための本能(火のエネルギー)を使うのです。

 

そして、女性性と男性性のふたつのエネルギーが

バランス良く調和してはたらくことで

 

アイディア、インスピレーションも受け取りやすくなり、

どんどん未来に向かって動けるようになります。

 

これが、一人の人間の中で行われるのが

女性性と男性性のバランスがとれた状態なんですね。

 

自分にとっての幸せが分からないとき、実は男性性DVが起きている

この、自分内DVのやっかいなところは

無意識に始まってしまうところです。

 

幼い頃から無自覚に

自分への攻撃をするクセがついてしまっているので

 

自分内暴力で

弱ってしまって落ち込んでいても、

気づかないんです。

落ちている状態が、普通になっているんです。

 

なので、まずは

意識的に幸せにフォーカスするクセをつけていきます。

 

「あー、疲れたな。休みとりたい」

「あ、あの花きれいだな、部屋に飾りたいな」

「お、このお茶、美味しそう。飲んでみたいな」

「わあ!あの国、素敵だな!行ってみたい!」

 

ささやかな日常の一コマに、ふとよぎる願望は、けっこうありますよね。

でも、一瞬で打ち消されることがあります。

「無理」

という言葉で。

 

 

そんなときに、ちょっと注意して聞いてみてほしいんです。

頭の中で、どんな声がしているのか。

 

「今は無理だよ。周りに迷惑がかかるでしょ」

「お金がないから、無理無理」

 

そして

「まー、そうだよね」ってなってしまうんです。

 

頭の中の声に、無条件に従ってしまう前に

一歩立ち止まるクセをつけてみましょう。

 

その声は、誰の声ですか?

 

もし、自分の声として聞こえてきたのなら

その言葉をよく言っていた人は、誰ですか?

 

こうやって、

自分が無意識に受け取りつづけている

頭の中の声を、

よーーく聞いてみるんです。

 

ただ無防備に

受け取り続けるだけではなく

 

「ほんとうに?」

「なんで?」

 

って、確認してみましょう。

 

 

今はもう、あなたが自分の中で

そんなふうに確認しても

怒るひとはいませんから、大丈夫です。

 

 

「確認していないのに、どうして無理だって言えるの?」

「まだ試してもいないのに?」

「計算してもいないのに?」

 

 

なんで、やる前から

ぜったい無理だって思ってしまっているのか。

なぜ、あきらめてしまうのか。

 

そこを、ちょっと冷静になって考えてみましょう。

 

 

 

男性性を使うということは

 

全てを受け入れる前に

いちど疑ってみるという

 

冷静な知性を使うことでもあります。

 

そして、自分の信念にしたがい

情熱をもって行動することでもあります。

 

男性性が使いこなせるようになると

自分の人生を切りひらいていけるようになります。

 

 

もしかすると

過去の自分が味わった

望ましくない男性性の姿が強烈すぎて

 

男性性を使うことに、抵抗が出てしまう場合もあるかもしれません。

でも、ゆっくりでも、進んでいくことができればいいのです。

 

1日のうち、数分でもいいので

自分の幸せについてじっくり考える時間を、とってあげてください。

それだけでも変わっていきます。

 

 

焦らず、ゆっくり

答えをさがしていきましょう。

 

 

北極星のように動かない

自分の人生にとっての幸せをみつけることができれば

それに向かって、

試行錯誤しながらでも、進んでいくことができます。

 

その試行錯誤の中で、

自分なりの女性性と男性性の使い方が磨かれていきます。

 

 

そして、女性性と男性性のバランスが取れていくと

 

もともと女性性の強い人なら

おおらかで、存在感があって頼りがいのある人になりますし

 

もともと男性性の強い人なら

相手の痛みがわかる、慈悲の心をもったリーダー的な人になります。

 

どちらにせよ、自分の幸せや情熱がすべてのスタートなので

じっくり向き合っていきましょうね。

 

 

剣れいや(つるぎれいや)

 

 

 

「本来の「男性性」とは、あなたを快適にエスコートする、頼れるボディガード」への 1 件のコメント

  1. 「自分内暴力」って、わかりやすい言葉ですね。
    いつも頭の中に
    「無理無理」
    「自分の年、考えろよ」
    「いつまで同じ場所で足踏みしてるんだよ」
    「周りを見てみろよ。おまえだけ進んでないじゃないか」
    こんな否定的な声がして
    そのたびに、私は傷つき、へこみ、心が折れ
    地獄の底に突き落とされるような気持になってましたが、
    私は自分内暴力に会ってたんですね…
    今回も、すごくわかりやすかったです。

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