アートをはじめる
□ アートやりたいけど既存の教室にピンとこない。
□ 高価な画材を買って続かなかったらどうしよう。
□ アートやってみたいけど敷居が高いと感じる。
□ とにかく一度アート表現をやってみたい。

自己と出会う
□ ありのままの自分を肯定できるようになりたい。
□ インナーチャイルドに興味がある。
□ アートセラピー、芸術療法に興味がある。

本物の表現に出会う
□ 過去にアート関係を学んだけど今は表現していない。
□ 表現のスランプやトラウマを抱えている。
□ 自分の中から湧き起こるような表現をしたい。
□ 自分にしか表現できないものを模索している。

豊かな感性を磨く
□ 毎日をもっと心豊かに過ごしたい。
□ 新鮮な驚きを感じたい。
□ 自分が感じることを大切にしたい。
□ 内側から感性を磨いていきたい。

この講座ができるまでのストーリー

私は幼い頃から絵を書くのが好きで、呼吸するように表現していました。しかし、美術やデザインを学んでいく過程で、ある時トラウマにより「自分が表現したいこと」がわからなくなってしまったのです。
急に「表現したい」と感じてキャンバスを買ってきたこともあったのですが、真っ白なキャンバスを前に恐怖が沸き起こり、一筆も描けずに絶望しました。何も描けなかったキャンバスを捨て、それから30年近く、突破口を探して表現を模索し続けていました。

その後、ヒーリングや表現アートセラピー、瞑想や舞踏〜Butoh〜などに出会いながら、自分と向き合い、自分を癒すという概念を知りました。やがて、「自分の内側にあるものをただ表に現せばいい」ということを学び、「誰に見せるわけでもない」「誰に評価される必要もない」というアートの世界に辿り着きました。

そこは、とても自由で言葉もいらず、ありのままの本音でいられる世界でした。
苦しみや恐怖心、トラウマさえも、そのまま表現することができて、それが自然と作品になりました。
私は「やる以上は評価されなければならない」という呪いから解き放たれ『自分のためだけに、自分と向き合いながら取り組むアート』という贅沢な時間を過ごせるようになりました。

アートは本来、私たちを自由にしてくれるものです。
アートの歴史を紐解けば、私たちの祖先が洞窟の壁に描いた壁画にたどりつきます。
食べ物を得る喜び、狩りの成功や実り、豊かさへの祈り。アートは、そんなふうに原始的で、純粋な気持ちから始まっていたのです。また、アボリジニアートのように、夢や潜在意識の世界とコミュニケーションをするアートも存在しています。

私たちは、子供の頃からアカデミズムの世界のアートを学ぶため、評価制度にとらわれがちです。「上手く描かなきゃ」「うまく描けないなら、描いちゃいけない」そんなふうに。

でも、私たちは時間や空間を超え、表現の原点に還ることで、言葉を用いずに自分とコミュニケーションをしたり、思いをのびのびと表現することができます。

「これまで学んできたアートがすべてではないんだよ」ということをお伝えしたくて、この教室を作りました。アートとは不思議なもので、ネガティブなこともポジティブなことも、なんでもアートすることができます。自分のすべてが全肯定できる世界なのです。
このアート教室を通じて、ご自身の内側とのコミュニケーションを深め、ありのままの感性の豊かさを発見していただけることを願っています。

剣れいや