変化 ②【女性性と男性性のバランス】モーニングルーティン&ナイトルーティン

前回の、モーニングルーティンとナイトルーティンのご感想の続き②です。

Mさんのその後の変化をシェアします。

Mさん

1日目〜3日目の感想は前回の記事へ。
>>>前回の記事。

モーニングルーティンとナイトルーティン
4日目

休みの日に、お昼まで寝てしまった。
疲れてたのかなーと思って
ゆっくり過ごしていたんだけど
なぜか1日中ゆううつ。

久々のネガティブモードになって、
なんでこんなに?と夜になってから、
朝のルーティンやってなかった事に気づいた。

いつもは通勤途中にルーティンやってたから?
今日は通勤がないから、タイミング逃しちゃったんだ。

夜はルーティンやった。
トゲトゲしていたけど、ちょっと穏やかになった。

リズムを崩すと、バランスが崩れるんだと思った。
気をつけよう。

 

5日目

仕事の朝。
だるくて眠くてゆっくり起きた。

こういう時これまでの私だったら
もう間に合わない!と焦りがでてきて

憂鬱になってきて
休む理由をたくさん頭の中で作り出してた。

そして、職場の人たちがどう思うかを勝手に想像して、

仕事を休もうとしている罪悪感と思うように動けないイライラで自分がダメ人間に思えて
沈んでいく感じだった。

今は、自分に対するネガティブな感情が出てこない。うまく言えないけど、これまでと違う。

休む選択肢は無くて、今できる最善をやるだけ、になってる。

思っている、とも違う、
考えている、でもなくて
私がひとつしかない。
何を言っているのかわからなくなってきた。

無理はしてなくて、
余計な感情がザワザワすることもなくて、

職場の人たちにどう思われるかとか、
そういうことは特に浮かばなくて

わたしは
今できる最善をやる。

ただ行動してた。

以前は頭の中で
「つらいよー、だるいよー、休みたいよー」
で動きがにぶってきて遅刻しそうになると
「遅刻で途中から入っていくの気まずいよ。もう休みたい」
そしたら
「休むなんてとんでもない!身勝手だ!怠け者!」
みたいな、頭の中の対立があったことに気づいた。

朝からすごい疲れてたんだけど、頭の中のバトルが原因だったんだな。
何もしてなくても疲れるなーという感覚しかなくて、自覚できてなかった。

頭の中のいざこざが消えたら、
これまで何が起きてたのかが分かった感じ。

始業には間に合わないけど
普通に準備して、家を出た。

特に怖いことは起きなくて普通だった。
私は私のために淡々と行動してた。
いい意味で感情がフラットな感覚。

これまでの私は、
会社のため、職場のため、
お客さんのため、
役に立たなきゃ。
それができなければ
役立たず。存在価値なし。

みたいな、自分に対するプレッシャーが凄かったことに気づいた。

でも、私、機械じゃない。
ガンガンうごけない。
心が不安定になってバランス崩す事もあるし
季節の変わり目とかに体調崩しやすい。
弱い人間だ。

それでも、自分なりに最善をやって
無理なら休んで、
そうやって生きればいいじゃん。

これまでガッチガチだったのは、
なんだったんだろう。
鎧を着てたのかってくらいに重かった。

ナイトルーティンやって寝ます。

 

6日目

何もメモしてなかった。

淡々とすごしてる。

 

この後しばらく、
日記つけてませんでした

15日目

脚本がぶっこわれました。
もう無理。
脚本なんか続けられません。

(れいや注釈:『脚本』=子供の頃に作ってしまった偽物の自分を演じるためのストーリー。ドラマとも呼ばれる)

うそだ。
私が思い込んできた自分像はうそでした。

ほんとうの私は明るくて親切で、
ちょっとおっちょこちょいなところもあり
仕事面では優秀であると評価されています。

残念ながら、親や周囲が言ってた
消極的で誤解されやすく
人見知りで無力な人間なんて
どこにもいません。
がんばりやもいません。

自然体で、無理なく努力しています。
疲れたら休むし、
職場も、休んだら普通に心配してくれるです。

3ヶ月ちょっと前の次元のわたしは、

体調悪いので休ませて下さい
→困るよ。こっちの立場も考えろよ
みたいな組織にいました。

私が変わる決意をして行動したら、
ここに導かれました。

今、私は大切にされてます。

私が自分自身を大切にしたら、
こんなにも大切にされるようになりました。

さようなら。
過去の自分のイメージ。

9月末に、理想のイメージをしたら
この職場、このワークに辿り着いて、
たった、3ヶ月で激変しました。

ちいさな戦いはたくさんありました。
でも全部、私の内面でした。

私が、自分の弱さをうけいれて
自分が自分をディスるのを許さない!って決めて
(これって自分内DVにNO!が言えたってことですよね)

自分を大切にしながら過ごしてたら、
過剰に身を守ってた警戒心が薄れて、

他人の弱さも「まあそうだよね」
って認めるようになって、

そんなに自分を過保護にしなくても
私って意外と強いかもとか思って

自分からオープンになるようにして
他人に親切にした。

そしたら、
この年末に、ドドドって一気に激変。

パーンって扉開いた。
なぜか上に向かって開いた。

星空が見える感じ。
凛とした冷たい空気の空が見える感じ。
気持ちが引き締まります。

私、このまま、歩いて行きます。

れいやさんが昔ブログに書いてた
「どんな未来も怖くない」っていうフレーズが
今の私にぴったりだと思いました。

当時は「こんなこと言えたらいいな。私には一生無理だろうけど」でした。
本当に、こういう心境になれるなんて思いませんでした。

この変化が、モーニングルーティンとナイトルーティンの影響なのか、
それとも他に何かあるのか、わかりませんが、
私が、これまでの私ではない、と感じます。

この状態を保つために、しばらくルーティンを続けてみようと思います。
ありがとうございました

Mさん、ありがとうございます。

ルーティンでは、朝に女性性からバランスを整えて、男性性を活性化し、夜は男性性から意識をしていって、女性性でおさめる、という流れでワークを組んでいます。

あと、お昼のワークもありますが、ルーティンの一環ではないので、調子が出ない時にやれば大丈夫です。

バランスを整える習慣を続けていくと変化が起きますが、まっすぐに上がっていくのではなく、Mさんが体感されたように、時には落ち込んだり、以前より悪くなったように感じることもあります。それでも続けていくと、あるとき一気にエネルギーレベルが上がるのです。

この凸凹の道を、あきらめずに進んでいくことが、自分自身を内面から整えていく生き方です。

Mさんも、これまでのクライアントさんもそうでしたが、最終的には自分で自分のことを理解し、受容し、自分のあり方を宣言するところまで行かれます。

そして、発見した「自分のあり方」をつらぬくために、男性性を使うようになり、

その後は定期的に「自分のあり方」をアップデートしたり、磨きをかけたりしていくのです。

男性性をうまく使えない場合、男性性というエネルギーにネガティブなイメージを持ってしまっていることが多いのですが、

それは間違った男性性のイメージなのです。

しかし、女性性からしっかり整えて自分宣言ができれば、「自分のあり方」を貫くために男性性を使う、ということができるようになるので、

男性性を使う=攻撃やジャッジではない。他者への介入をすることでは無いんだ、ということが体感的に理解できるのです。

前回の記事はこちら

 

剣れいや

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