こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
あるあるだと思うんですけど、
すごく調子のいい感じのときや、「コレが叶ったら最高だな!!」とワクワクしているとき、メラメラしているときなんかの後に、急にテンションが下がるようなことが起きることって、ありませんか?
もちろん、上がったものは下がるっていう法則があるらしいので、物理法則ジェットコースター的なイメージも湧くんですけど、そうじゃない場合もある。
今日はそのへんを詳しくお話ししてみたいと思います。
最近相談を受けたんです。
「叶えたいことがあってすごくワクワクしていたが、もしダメだったときのことを考えて、〇〇の面接を受けることにした。そしたら面接の後、めちゃくちゃエネルギーが下がって憂鬱になった」
ということでした。
それでその方は、面接を受けたことがダメージにつながったんだと思い、とても嫌だと言っていました。
でも、私は面接を受けたことじゃなくて、別のところが引っかかりました。
面接はあくまで「手段」として選んだことですが、大切なのはそこに至った「動機」です。
私が引っかかったのは、「もしダメだったときのことを考えて」という一言でした。
私たちは、見ている方向に進んでいく
例えば、車を運転しているときって、見ている方向に自然とハンドルを切ることになります。
もし、進行方向以外をずっと見ていたら、意図せずハンドルをそっちに切ってしまいます。
それと同じで、叶えたいことがあるなら、ダメだった場合を思い描くのではなく、叶った状態をイメージするのが一番大切なんです。
もっと言えば、
〇〇したい、〇〇できたらいいな、ではなく、
すでに私の中では叶っている。だから、あとは現実が私の意識に追いつくだけだ。っていう意識状態にする必要があるんです。
そうしたら、すべての条件が、待ってましたとばかりに揃いはじめるんです。
というわけで、その方に伝えました。
『私は、面接が原因ではないと思います。
「ダメだったときのことを考えて」行動したことで、望まないことを現実化するルートに、意識が向いてしまったんだと思いますよ。
おそらく、そこが分岐点になっていたはずです。
叶えたいことがあるなら、ぜひ「叶った時の気持ちで」行動してみてください』
するとその方は納得されて、「叶った時の気持ち」で出てきたアイディアを実行に移し始めました。それからは、やる気に満ちた感じで、かつ冷静になり、必要なことに取り組めるようになったみたいでした。
本当によかったですね。
これは決して、楽観思考とか希望的観測をオススメしているわけではなくて、マインドセットのお話です。
運転と一緒です。
目的地に到達したいなら、楽観的に運転するのではなく、集中して、慎重に運転する必要がありますよね。
でもそれと同時に、到着したときの喜びのイメージがなければ、「あの場所に行きたい」という行動のモチベーションがなくなってしまいます。
運転する目的は、目的地に行くためだったり、人やものを運ぶためだったり、ドライブ自体を楽しむためだったり、いろいろあると思いますが、
「私が運転する目的は、事故にあわない運転をするためです」って、なんか変ですよね。
「ダメだったときのことを考えて」行動するというのは、そんな感じに近いです。
私は一時期、運転の仕事をしていましたが、運転する時は必ず出発時に「安全運転をするぞ」と決めてスタートしていました。
すると、安全運転マインドがセットされるので、私は一度も事故を起こしたことはありませんでした。
逆に、ある会社は、事故が起きるたびに毎朝朝礼で全員に知らせていたのですが、その会社はその後も頻繁に事故が起きていました。
きっと、働く人たち全員の頭の中に、事故のイメージが張り付いてしまったのだと思います。本当に事故を起こさない会社にしたければ、事故ではなく「安全運転」にフォーカスする必要があります。
叶えたいことがあるなら
脳内に描くイメージが、私たちの感情を決め、思考を決め、行動を決めていきます。
だからこそ、どんなことをイメージして日々行動するのかがとても大切なんですね。
もし叶えたいことがあるなら、叶ったイメージをして、その気持ちで行動してみてください。
きっと状況が変わるはずです。
剣れいや
※ もし叶ったイメージで行動しても何も変わらない場合、そこには大きく分けて2つの要因があります。それについては、また別の機会に詳しくお話できればと思います。
「モヤモヤしたら、ネガティブゾーンの分岐点チェック!」へのコメント
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