つぎに踏み出す一歩が大事。未来はまだ決まってない。

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

未来って、決まっているものは殆どなくて

次に踏み出す一歩によって、つねに創られているんですよね。

 

 

誰によって?

自分自身によって、です。

 

 

今回は「執着」というものの本質と「未来は決まっていなくて、つねに創られつづけている」ということについて

 

スターウォーズとか台風とか、いろんな例をあげながら、わかりやすく解説していこうと思います。

 


予知夢を見たりとか、

占いで未来を見てもらったりしたとかで

 

その未来に縛られてしまうこともあります。

 

 

 

その未来がいいものなら、まだしも

良くない未来が見えてしまったとき、怖くなってしまうこともあるかもしれません。

 

怖いことを言って脅してくる占い師とかは、もってのほかですが

 

自分で予知夢を見たときは、かなり精神的にこたえます。

 

 

不安になったとき、どう対処すればいいのか?

 

 

一番大事なことをお伝えします。

 

まず、心の底から本当に望んでいることを明らかにすること。

 

そして、その理想の未来を見つめながらも

 

やってくる未来への期待を、手放すことです。

 

つまり、一番大切なのは

執着を捨てること、なんです。

 

どんなに望ましいことだったとしても、

「何が何でも、力づくで手に入れる!!」

「絶対に思い通りにしたい!!」

となると、

 

エネルギーが過剰になり、裏がえってしまいます。

 

過剰になったときの、エネルギーのコントロールはとても難しいのです。

暴走してしまったら、自分では止まれないし、周りも止められません。

 

 

風にたとえるなら、

ちょとした風なら、板を立ててしのげるかもしれませんが、

ハリケーンのような規模の風や竜巻は、街ごと吹き飛ばしてしまう。

そんな感じです。

 

エネルギーというものは、過剰になればなるほど、その性質が良くも悪くも増幅し

コントロールが難しくなります。

 

 

スターウォーズ・エピソード3という映画のストーリーが、例として分かりやすいかもしれません。(ここから先、ネタバレ含みます)

 

スターウォーズ・エピソード3という映画の中で

主人公のアナキンは「妻のパドメが出産の際に命を落とす」という予知夢を見て「失うことへの怖れ」にとらわれてしまいます。

怖れは、人格を超えて暴走します。

死をコントロールしたいという誘惑に負けて、闇の力に手を染めダークサイドに堕ちたアナキンは、仲間も妻も含め、これまで積み重ねてきたものすべてを失います。

 

ヨーダから「心を鍛え、執着を手放すのだ」という助言がありましたが。

 

並大抵の精神では、大切な人を失う怖れに太刀打ちするのは難しいかもしれません。

 

 

しかしこれは本当に大事だと思います。

 

なぜなら、人は

望んでいても、いなくても

強く意識していることを現実として引き寄せてしまうからです。

 

 

未来というものは、予知夢や占いも含め、

天気予報のようなものです。

つまり、

現時点の自分の意識状態、いまのステージのままだったら、たぶんこうなる、というパーセンテージの話なのです。

 

 

そして、大切なのは

未来予測にとらわれることなく

心を強く持って、軌道修正しながら進むことなんです。

 

 

この世界はパラレルワールドであり

一瞬ごとに違う世界に移行しています。

 

 

だから、これから起こる未来というのも

可能性(蓋然性)の話なのです。

 

 

何かわかりやすいたとえがないかなと思っていたら

ありました。

 

 

台風の進路予測です。

画像:ウェザーニューズ

 

人生も、こんな感じなんです。

あらゆる可能性は、

画像のバツじるし×、つまり現在「いま」に存在しています。

 

そして、そこから先は未知の領域ですが

同時に複数の可能性が存在しています。

 

 

よくスピリチュアルの世界では

「無限の可能性が存在している」

とか言いますが

 

さすがに無限の可能性は存在していないと思います。

 

 

本当に無限の可能性があるんだったら

 

私、今朝起きたらトカゲになっていましたとか

ウサギになっちゃいましたとか

毒虫になってましたとか

 

そういうことがありうる、ということになります。

 

朝起きたらとりあえず、人間やってると思うので、

 

そのへんは置いておいて

解説しますと

 

 

今、この瞬間に

自分の人生を構成しているすべての要素は

 

次の瞬間に踏み出す一歩によって

さらに次の一歩が導き出され

 

ちいさな一歩であっても

継続することで、大きな違いを生み出すということです。

 

 

理想の未来をみすえながらも

危機があること自体は無視しない。

 

そして、起こることすべてに意味があると知り

執着を手放す。

 

 

スターウォーズ・エピソード3のアナキンも

ヨーダの忠告を守り、心をしずめて理想の未来をイメージし、起きてくることに対して冷静に立ち向かえれば、

 

未来を変えることができたのかもしれません。

 

結局、アナキンがダークサイドに堕ちたことによって

妻のパドメはそのショックと絶望から生きる気力を失ってしまいました。

 

 

つまり、アナキンの見た予知夢は

無意識の怖れを抱いたまま、今のまま軌道修正せずに進んだらこうなる

というメッセージであったわけで

 

自分のなかの怖れと向き合い、自分の魂が正しいと感じる道をしっかりと歩んでいけば、道を踏み外してすべてを失うこともなかったかもしれない、ということなんです。

 

アナキンは、過去に「予知夢が現実となり母親を失う」という体験をしていたので、そのトラウマがよみがえり、怖れが暴走してしまったのでした。

 

 

自分の心に向き合い

無意識の怖れと対峙する。

それがどれほど大切なことなのか

 

 

自分と、自分の大切なひと

これから出会う大切な仲間

 

すべてを守り、そして自分自身が成長するために、

しっかりと、自分の心に向き合うことが必要。

 

 

特に、大きく飛躍しようとするとき

ステージが大きく変わるとき

人生の転機、過渡期

そんな時期には、精神的な揺さぶりが起きます。

 

 

軌道修正しやすくするために

普段から、

自分に合った瞑想をとりいれたりして、ニュートラルな自分の状態を知っておくことが大切です。

 

ぜひ、慌ただしい日々の中にも、自分の心と向き合う、静かな時間をつくってみましょう。

 

 

剣れいや

 

 

 

「つぎに踏み出す一歩が大事。未来はまだ決まってない。」への 1 件のコメント

  1. STAR WARS、フォースはじめ宇宙の真理や社会のカラクリについてさらりと発信している気がしています。

    無意識の怖れとの対峙、
    未来への不安を軸にせず、今この瞬間を軸に、軌道修正
    ありがとうございます!

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