女性性と男性性のバランスが崩れるとインナーチャイルドとつながれない?【体験談】

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

過去に、インナーチャイルドについて取り組んでいる方から質問をいただいていたので、

女性性と男性性のバランスとインナーチャイルドの関係について、私の体験談を交えてお伝えしようと思います。

インナーチャイルドって何?という方へ。
インナーチャイルドについては、私が過去に何記事か書いていますのでご参考までに。


「こっちを見て!」インナーチャイルドの叫び。何もしていないのに疲れるとき

 


インナーチャイルドに怒られた!?できない方法を探せば100個みつかる。

 

私は2014年ごろ「このままの人生は嫌だ!」と感じていました。

 

そして人生を変えたくて、ネットで情報を探しまくっていたら、インナーチャイルドの情報が出てきてたんですよね。

そこからインナーチャイルドに興味を持ちました。

 

幼い頃に封印した感情が
インナーチャイルド。

インナーチャイルドは、ひとそれぞれ状態が違うけれど

傷ついたままだったり
怒りや絶望を抱えていたりする。

インナーチャイルドをケアし、癒すことで
インナーチャイルドとのつながりを取り戻し

インナーチャイルドがフリーチャイルドに進化する(ありのままの状態に戻る)

そして、自分自身(ペルソナ)とチャイルドが統合されたときに、自己一致が起きる、みたいなお話でした。

 

私は当時、「その状態になりたい!」と思い、インナーチャイルドに意識を向ける生活を続けていました。

その頃に起きた出来事が、この記事で書いたエピソードです。

インナーチャイルドに怒られた!?できない方法を探せば100個みつかる。

 

しかし、その後もなかなかインナーチャイルドとうまく交流ができず、心の距離は遠いままでした。

 

インナーチャイルドに意識を向けても、
こちらを信頼していないな、と感じるからしんどい。

呼びかけても応えてくれないので、距離を感じる。

そのうち、忙しい日々に追われ、私はインナーチャイルドに意識を向けることをやめてしまったのです。

 

今思えば、私の女性性と男性性のバランスはめちゃくちゃ崩れていました。

当時の私は、自営業で現場作業。仕事中毒の傾向があり、自分自身を振り返らなかったからです。まさに男性性過剰でした。

ちなみに、男性性が過剰になると、インナーチャイルドは出てきません。

なぜなら、内面の男性性が
「うるさい」「やる気がないなら言うな」「やるならやれ!」
みたいなノリなので、インナーチャイルドを受け止めるどころではないのです。
さらに、外側との比較でジャッジしたり、エスカレートすると虐待しはじめます。

しかし逆に、女性性が過剰でもうまくいきません。

女性性が過剰だと、
「そうなんだねー」「辛かったねー」「大変だったねー」と言うだけで

インナーチャイルドにやりたいことがあっても、
「そうなんだねー」
で終わってしまうからです。

男性性過剰でも、女性性過剰でも、インナーチャイルドは「信頼できない」「協力してもらえない」感じ、応えてくれなくなってしまうのです。

 

インナーチャイルドとの仲直りを諦めた私は、

糸の切れた凧のように
過去の生き癖で暴走するようになってしまいました。

内面のモヤモヤをかき消すかのように、学び中毒、仕事中毒、ボランティア中毒になっていったのです。

代償行為は、いつか限界が来ます。
ついに私は、動けなくなりました。

「これまでやってきたことは全て無駄だったのか…」
「人生を変えようなんて考えたのが間違いだったのかも…」
「インナーチャイルドも何も応えてくれないし、私の場合はもう居ないのかも」

 

お金も時間もエネルギーも使い果たしていた私は、絶望の底にいましたが、

「どうせこれで終わるなら、何でもいいから全力で試してみてから終わりにしよう」

と、最後の望みをかけて、

これまで学んできた中で唯一気になっていた女性性と男性性のバランスに取り組むことにしました。

 

これまで学んできた女性性と男性性について、自分の中で納得が行かない部分があったので、自分なりに研究して、実験していきました。

 

あれはたしか、2018年のある日のこと。

3日間くらい猛烈に考え続けていた、その明け方、急に頭の中でパタパタと音を立てて、パズルのピースがハマっていくのを感じました。

そして、生まれてはじめて、自分の中心に軸がある感覚を味わったのです。

 

女性性と男性性のバランスを実践して体感に落とし込むと、内面のバランスが整い、自分の中心軸が感じられるようになる。

そう発見した瞬間でした。

女性性と男性性のバランスが整ってからは、インナーチャイルドと向き合えるようになりました。

 

女性性と男性性のバランスが崩れていたときは、
インナーチャイルドは出てこなかったけれど

女性性と男性性のバランスが整ってきたら
インナーチャイルドが出てきて
気持ちを言ってきたり、感情を出してくるようになりました。

その頃から感情のデトックス期に入り
本格的に回復の道を歩み始めることになりました。

 

 

私は6歳くらいから自分の感情が分からない状態になっていましたが、

 

インナーチャイルドとつながれるようになってからは、自分の感情が生き生きと感じられ
「生きている」ってこういう実感なのか!
という発見をしました。

そして、人生を主体的に選び取れるようになったときにはじめて、これまでいかに、外側に反応するだけの人生だったかを思い知りました。

 

インナーチャイルドは、自分の中心に存在していて、自分の核にあたるものです。

また、自分自身の本心(本音)、才能、個性に関係する存在です。

 

 

もちろん、人によってはインナーチャイルドに意識を向けてうまくいく人もいます。

でももし、インナーチャイルドに意識を向けても、
どこかしっくりこない、うまくいかないと感じる人や

自分が勝手に妄想の中でイメージしているだけかも?と感じる人は

 

ひとまず女性性と男性性のバランスに意識を向けてみるのがいいかもしれません。

 

 

剣れいや

 

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