こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
今年に入ってから、ヴォイストレーニングを受けているのですが
講師の方の言葉で考えさせられることがあったので、書き残しておこうと思います。
ヴォイトレ講師の方いわく、スパルタで成長できるかどうかは難しいところなのだそう。
伝統芸能(クラシック音楽やバレエ含む)などの世界は、明確な答えがある世界なので、スポーツと同じようにスパルタでもある程度、形になったりする。
例えば、スポーツの世界は結果が数値化されるので、自分の成長を確認できるけど、
音楽、特にポップスのような明確な答えが無いジャンルだと、
あるていど自分を客観視できる人の場合、自分の「できない部分」しか見えないようになっている。
だから、数値化されないジャンルの場合、ほめられる経験がないと、自分が成長しているかどうかが分らない。
そこでスパルタ教育を受けると、「自分はできない」「才能がない」と思い込んでトンネルに入ってしまい出られなくなる。
絵の世界も、答えのない世界なので、スパルタだと形にならない。
だから、どこかのタイミングで「自分はコレで行く」という方向性を掴む必要がある。
カリスマ性も、その先にしか出てこない。
あとは、講師側の問題についても言及されてました。
講師側の自信が無かったりすると、虚勢を張って相手を攻撃し始める。
最悪の場合、生徒が個性を出し始めると徹底的に叩いて潰してしまう。
実際、そういう講師がいるのだそうです。
答えのないジャンルで自己探究、自己表現に取り組む時は、自分の感覚と対話しながらすすむほうがいい。
自分を客観視する視点を持ちつつ、ニュートラルな評価をしてくれるひとの声を聞きつつ、進む。
答えのない世界で一番大切なことは、自分を他人と比べないこと。
答えのある世界ではルールが真逆なので、さいしょは混乱するかもですけど、
自分がどんな世界に進んでいるのかを知ることがいちばん、大切だなと感じました。
剣れいや
「答えの無い世界でいちばん大切なこと。スパルタによる成長と、自己肯定による成長」へのコメント
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