こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
2024年ももうすぐ終わりますね。
新しい時代をどのように歩んでいくべきか、試行錯誤している方も多いかと思います。
私もその一人ですが、試行錯誤のプロセスでは、女性性と男性性のバランスの重要性を幾度となく痛感してきました。
10年以上にわたり、さまざまな解決法を試してきましたが、最終的には
「女性性と男性性のバランスが整っていない状態では、どんなツールも使いこなせないんだ…」
という現実に直面し、また女性性と男性性のバランスの研究にいそしむ…という事を繰り返してきました。
女性性と男性性のバランスを崩していると、普通に生きているだけでストレスがかかります。
ストレスによって、女性性と男性性のどちらかに極端にバランスを崩すと、同じく極端にバランスを崩した状態の人に惹きつけられることになります。
そうなると、バランスを崩した者同士でのイネイブリングが行われ、バランスを崩した状態から抜け出せない、といったことが起こります。
女性性と男性性のバランスを崩していると、
女性性(ありのままを受容する感受性、共感)と
男性性(分析、判断、目的意識を持った行動)の
どちらかに極端にふれてしまうのです。
この状態では、どんなに真剣に取り組んでも、得られる結果は自分自身の中心軸とは関係ないところで起きる現象となってしまうため、いつまでたっても自分らしさを実感することができません。
すると、たとえ世間一般的には素晴らしいと思える結果を手にしても「何か違う」「これじゃない」と感じるのです。
最近、世の中で取り上げられるようになった「アート思考」や「非認知的アプローチ」なども、この極端にバランスを崩した状態から、バランスを取り戻すための流れといえます。
私自身、極端にバランスを崩して育ってきて、一般的な解決方法では全く歯が立たなかったので、私は一体、どのように生きていけばいいのだろう、もう無理なのでは無いか、とあきらめかけていたところに、女性性と男性性のバランスという概念にめぐりあえたことは幸運でした。
どんなツールを使っても、いまいち変化が起きない。
いろいろチャレンジしても、結局もとの自分に戻ってしまう。
そんな方にこそ、女性性と男性性のバランスを整えるメソッドをおすすめしたいと思います。
ちなみに、これからの時代に必要なあり方として
「FLAP」という考え方が提唱されているようです。(三菱総合研究所)
FLAP
Find(知る)
Learn(学ぶ)
Act(行動する)
Perform(活躍する)
この中で、Find(知る)が大切であると、メンタルドクターの辻秀一さんは述べています。
Find(知る)とは何か?「自分自身を知る」ことだそうです。
自分自身はどう感じるのか
自分の感情
自分の価値観
何が好きで、何が自分らしいのか。
自分自身を見つめ直す。
自分を知るための内省。
それらは、これまでの学校教育では焦点を当ててこなかったことで、その結果「FLAP」のFが抜けた「LAP」だけが奨励され、外側を軸とした学び、外側に現れた結果で人を判断する社会になっていったのではないかとのことでした。
私もそう思います。
そして、なぜFind(自分を知る)が抜け落ちていたのかといえば、これまでの時代が
「それどころではない」世界だったからだと、私は考えています。
資本主義が誕生してからは、富の争奪戦。その最骨頂である戦争…
グローバル化によって、さまざまな価値観が、「お金基準」の価値観へと移行していきました。
生活に追い回され、心休まらない日々。
明日を生きられるかどうかのマネー戦争の中で、「自分らしさとは?」なんて考える余裕は無かったでしょうし、そんな価値観も生まれなかった。
私が幼い頃は「受験戦争」という言葉がありました。
リアルに自分の通っている小学校で、「終焉」を選んだ卒業生が幾度も命を落としていました。
受験「戦争」とは単なる比喩ではなく、実際に未成年の幼い命が失われていたのです。
恐怖に支配され、焦燥感から走り続ける世界。
私は、幼い頃から、この世界に疑問を持っていました。
どうしても、納得できなかったからです。
なので一般的な生き方を選ぶ事はできず、
この世界の裏側を知り、自分を知るための道を模索してここまで来ました。
自分自身を知るためには、最終的には女性性と男性性のバランスが重要になるんですよ。
なぜなら、女性性と男性性のバランスが崩れた状態では、
内省はできても社会への発揮が難しかったり、(女性性過剰)
社会へのアプローチができても内省できずに突っ走ってしまう(男性性過剰)
ということが起きるからです。
女性性と男性性のバランスが整った状態でこそ、
外側の世界に関心をもちつつ、自分の内面を見つめることのできる余裕が生まれます。
内面から発見した事を、外側に向けて発信し、他者に影響を与えることが可能になります。
世の人々が羨むほどの収入を得ている経営者から相談を受けることもありますが、「思うように影響力を発揮できない」というご相談だったりします。
社会的に結果を出せても、集まってくる人は、その人の「Do」には興味があるのですが、あくまでの「Do」はその人の一部でしかありません。
その人の「Be」が「Do」と統合されている状態こそが、女性性と男性性のバランスが整った状態であり、
その状態こそが、持って生まれた才能と魅力を、ぞんぶんに発揮できる状態なのです。
長年の研究で、女性性と男性性のバランスを崩した状態で大人になった人には、バランスを崩している人向けのメソッドが必要だということがわかりました。
具体的には
・一般的な方法よりも、より強力に、根本的に変化を起こせること。
(バランスを崩した下地を前提に組み上げられている事が重要)
・バランスを崩しやすくしている脳のプログラミングを解除すること。
(思考パターン、行動パターンにおいてバランスを崩すプログラムがなされているため)
・生まれ持った才能と、弱点、人生の転機の落とし穴をふまえた人生戦略。
(人生の転機で精神的な揺さぶりを強く感じやすくバランスを崩しやすいため)
女性性と男性性のバランスを崩している人は、実は、本当はめちゃくちゃ強いのです。
本来、両方のエネルギーでバランスをとりながら生きるはずのところを
片方のエネルギーだけで、なんとかやってきてきるからです。
だからこそ、ギリギリで生きているからこそ、
他者のエネルギーをもらう必要があったりしたかもしれません。
枯渇しそうな部分があっても他者から受け取らず、ひとり耐えていた、という人もいるかもしれません。
でも、女性性と男性性のバランスを整える事で、そんな苦労は不要になります。
人とのコミュニケーションも、これまでよりずっと楽になります。
もうエネルギーを奪わなくて良い。
奪われることもなくなる。
だから、自然体でいられる。
人生に余裕が生まれるのです。
困難な状況で培ってきたものは、秘めたるポテンシャルとして存在し続けますから、それは新たな時代を謳歌するための、あなただけのアイテムになります。
新時代を生きる楽しみは、そこから始まっていきます。
もうすぐ、2024年も終わります。
自分自身を知り、女性性と男性性のバランスを整えて、
2025年を、これまでとは比べ物にならない素晴らしい年にしていきましょう。
※ 本メニューは受付終了しました。
剣れいや
「【期間限定】個人セッション 2024年内に新時代の生き方を見通したい人へ。女性性と男性性のバランス」へのコメント
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