こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
【前回の記事】の続きとして、自分を愛せるようになるワークをご紹介しますね。
自分を愛せるようになるための入門ワーク3種
3種類ご紹介しますが、全部やる必要はありません。
どれかひとつでもいいので、やりやすいものを試してみてください。
【1】3週間で効果が出るマインド・デトックス
【用意するもの】
ノート、ペン
【やり方】
・ノートを一冊と、ペンを用意して、朝起きたら頭に浮かんだことを全部書く。
・最初の1週間は、書いたものを読み返さない。
・ノートは、自分以外の人には見せない。
・感情が出てきたら受けとめて、外に出す。
朝起きたら、ノートを開き、頭にうかんだことを書きます。
たとえば、
「何もかもめんどくさい・・」とか、
「ゴミの日だ・・」とか、
「眠い・・」とか、
本当にどーでもいいことでいいので、ひたすら書きなぐります。
グチでも、悩みでも、なんでもOK。誰にも言えないこと、苦しいこと、全部ノートに受け止めてもらうつもりで、ひたすら書きます。
1ページ書ければOKですが、たくさん吐き出したいことがあるなら3ページでも4ページでも書いて構いません。
「なにも書きたくない!」という気持ちが出て来たら、
「なにも書きたくない」と書きます。
「イヤだ!」と思ったら、
「イヤだ!」と書きます。
頭に浮かんだことを、何も考えずに出すことが大切です。
「こんなこと書いたらダメかも・・」という言葉が浮かんだら、
それを、そのまま書けばOKです。
感情が出てきても大丈夫
これをやっていくと、怒りが湧いてきたり、悲しくなったりするかもしれませんが、
それは回復してきているサイン。
ずっと溜まっていた感情が、ようやく出てこれたのです。
怒りでも、悲しみでも、出てきてくれただけで「おめでとう」なのです。
感情は、ただのエネルギーなので、
「見たくない!と目を背けず」しっかり受けとめてあげれば消えていきます。
正常な状態に向かっているだけなので、不安にならなくて大丈夫です。
気持ちが出てきたら、それを抑えずに、外に出してあげましょう。
怒りは、枕に顔を押し当てて叫んだり、ベッドに仰向けになって足をバタバタさせて出します。
悲しみは、体を安心できる形にして、自分の悲しみがどのくらいの大きさなのか、
池のようなものにたとえてイメージします。思いっきり悲しむことが大切です。
続けることで心が軽くなっていく
このワークを続けていくと、
あるとき急に、これまでにないアイディアが湧いてきたり、
解決策を思いついて今の悩みがバカバカしく思えたり、
ずっと夢だったことを思い出したり
楽しいことを思いついたりします。
続けていれば、必ず良い方向に向かいますので
できれば3週間つづけてみましょう。
【2】1週間で違いがわかる。おやすみ前のおつかれ日記
【用意するもの】
ノート、ペン
【やり方】
・夜、寝る前に、今日の自分をひたすら「ほめる」「ねぎらう」もしくは「ありがとう」と言う。
・ノートに、その言葉を箇条書きで書いていく。
寝る前に、今日1日の自分をねぎらいます。コツは、すんなり出てくる言葉からはじめること。
ノートに箇条書きで
「今日も仕事した。自分、えらいなあ」
「忙しいけど、ご飯を作れた。私はすごい」など、
できたことをほめて、書いていきます。
最初は、ほめようとするだけで抵抗が出て、手が止まりますが、無理せず、言えることを探しましょう。
ばかばかしい!やめたい!コレになんの意味があるんだ!
という辛い気持ちになりますが
「それでも書こうとしてる自分は、素晴らしい」などと、
ごまかしごまかし書いてみましょう。
本当に心からそう思えなくても、書ければ大丈夫です。
書くことに慣れてきたら、ちょっとハードルを上げてみましょう。
たとえば、これまでほめてきた事より、もっと些細なことをほめてみます。
「疲れてたけど、ちゃんとご飯を食べた。えらいね」
「自分を大切にしようとしてる、私はすごいな」
次に自分の「存在」をほめていきます。
「苦しくても私は生きてる。尊い。よく頑張ってる」
「生きててくれて、ありがとう」
また生きるために頑張ってくれている、内臓たちを褒めるのもアリです。
「私の胃は、今日も食べ物を消化してくれてる。ありがとう」
「私の心臓は、寝てる間も動いてくれている。素晴らしい」
ここまでくると、過去の私はイライラしてキレたくなっていましたが、
無理やり書いてみたら書けましたw
すぐにできなくても全然心配いらないし、嫌になったらやめればいいので
のんびりやっていきましょう。
【3】1分間のエモーション・ワーク
このワークは、忙しいときにも出来る簡単なワークです。
【用意するもの】
鏡
【やり方】
・鏡に映った自分の目をじっと見る。
・深呼吸し、いまの自分の気持ちを言う。
・最後に「私は私を愛しています」と言う。
気持ちは、シンプルな単語で。
「くやしい」「くるしい」「かなしい」「ムカつく」「こわい」「イヤだ」「ゆるせない」「やめたい」「もうムリ」というような感じです。
同じ言葉をくり返し言ってもいいし、つぎつぎと思い浮かんだ言葉を言っても構いません。
声に出すことが大切なので、なるべく一人きりの空間で行いましょう。
最後に、必ず、自分の目を見て「私は私を愛しています」と言います。
実際には愛せないと感じていても、かまいません。声に出せればOKです。
「私は私を愛しています」はとても抵抗がありますが、
最初が一番つらい、筋トレのようなものだと思ってチャレンジしてみましょう。
まとめ
私は昔、自分にムチ打って走らせることを平気でやっていました。
そして「自分を愛する」という言葉に、ものすごい拒絶反応が出ていました。
そんな私が「自分を愛する」なんていう言葉を、ブログで切々と語る日が来ようとは・・
数年前の自分が知ったら、びっくりする、というかドン引きするでしょうねw
今回お伝えしたワークは、無理してやるようなものではありません。
でも、勇気を出してやってみると、自分の中に変化が起きるのがわかります。
ずっと続けなければいけないものでもないので、
ためしに1週間だけ、と自分で決めて、やってみるのもいいかもしれません。
もちろん、やらないよりは、やったほうがいいです!
もしやってみて、うまくいかない事、わからない事があれば、お気軽にコメント欄で相談してください。
それではまた!
「自分を愛せずムチ打っていたことに気づいた」内容の記事。
【過去記事】電車内の女性が謎の行動?「強さと優しさの混合物」【メッセージ】
「【入門編】自分を愛せるようになるための3つのワーク」へのコメント
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