才能がないことは頑張っても無駄?強みを軸にする生き方

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

今回は「強み」について書いてみます。

強みを軸に?

これからの時代は、とにかく自分の強みを軸に生きることが大切になります。

 

しかし、

強みというのは

「単体で存在していて、手放しにスバラシイもの!完璧なもの!」というわけではないのです。

 

そのことは、2018年の記事のなかでもちょろっと書きました。

強みは弱点になりうる?強みに投資してみたらココロの余裕を手に入れた

この記事の中で、

強みというのは、

ある視点から見たときの
ひとつの価値観における相対的な評価であり

強みといえども過剰に働いたときには、強み自体が弱点にもなりうる。

大切なのは

自分の強みを生かしながらも、自分の得意分野の対極にあるエネルギーをいかに使いこなすか、という

対極のものを使いこなし、自分のなかで統合していくプロセス。

そのことをシンプルに言うと「バランスをとる」という言葉で表されるわけです。

とお伝えしました。

そして

そんな面倒なことをせずに、弱点を補ってくれる人と組めばいいという発想もありますが

私はその一歩手前の段階で「一人でバランスをとれる」感覚をマスターすることがとても大事だと思っています。

その理由については、また別の記事で書きますね。

と言い放ったまま2019年になってしまったので、そろそろこのことについてお伝えしようと思います。

強みって何だ?

よく「私は取り柄がない」と言う人がいます。

しかし私からみると、取り柄や強みがない人なんかいないんです。

 

そして、弱点しかない人なんていません。

 

そもそも弱点というものも、強みというのも、

あるひとつの性質を、どういう価値観の場に位置付けるか?で変わってくるものです。

 

目立つのが嫌いなAさん

たとえば

目立つのが嫌いで、ひとりで黙々と取り組むことに安心感や喜びを感じる、という性質を持った

Aさんという人がいたとしましょう。

 

極端な例えですが

もし、Aさんの親が「この子を芸能界入りさせてトップスターにしたい」と思い、Aさんが物心つく前の幼い頃からステージに立たせていたら、

Aさんは「いつも華やかでなければならない。ひとより目立たなくてはならない」と、がんばるかもしれません。

 

その後、Aさんが大人になり、世界にはもっと他の生き方があることを知り

自分がこれまで疑ったことすらなかった自分の道に疑問を持ったとしましょう。

 

「この世界は自分に向いてないんじゃないか」

と思い始め、自分の意思で人生を変えようと決めた時

はじめて親の敷いたレールではなく、自分の人生を生きるというチャレンジに踏み出すことになります。

 

このAさんの「目立つのが嫌いで、ひとりで黙々と取り組むことに安心感や喜びを感じる

という資質は、

目立つことを求められる世界では弱点となっていました。

 

しかし、

目立たず黙々と仕事をこなすことを求められる世界に行けば、一転して強みになります。

 

ということは、その逆パターンもあるということです。

 

もともと華のあるBさん

華があり、居るだけで人目をひく芸能人的な資質」を持っているBさんという人がいたとしましょう。

しかしBさんは「仕事とは、目立たず黙々とこなすものだ」と親から教わりました。

Bさんは大人になり、何の疑いももたずに「目立たず黙々と作業をこなす職場」を選びます。

 

しかし、その職場でBさんは、目立たず黙々と作業をこなすことで結果を出さなければなりません。

Bさんには「目立たず黙々とこなす才能」が無いので、どんなに頑張ったところで適性のある人には追いつけず、やがて仕事が苦痛でたまらなくなります。

そして、メディアで芸能人やスターを目にするたびに「なんだか気になる」と感じるようになります。

 

ただ、人は自分の強みに気づきにくいものですから

自分がその性質を持っていることに気づかず

「なぜ自分が反応するのか」ということを自覚できないことが多いです。

 

目立つのが嫌いで、ひとりで黙々と取り組むことに安心感や喜びを感じるAさんと

華があり、居るだけで人目をひく芸能人的な資質をもつBさん。

 

もしふたりが、生きる世界を入れ替えたら、

ふたりは水を得た魚のように、イキイキと輝きだすことでしょう。

 

ただ、そんな変化を受け入れるにも

自分が過去に信じ込んだ「古い思い込み」を手放す必要があります。

 

 

自分が「自分に合わないことを無理やり頑張る」に慣れてしまっている場合

 

呼吸するように自然にやって、うまくいって、喜ばれる

という状態に、違和感を覚えてしまうことが多々あるからです。

 

強みは単体でスバラシイのではない

話をもどします。

 

強みというのは、単体で存在して素晴らしいのではなく、

強みには、その強みが活かせる場が必要です。

 

強みは絶対的なものではなく、相対的なものであるということです。

 

特に日本人は「今の環境にしっくりきていない」と思っても、

「継続は力なり」とか言いながら、ずっとい続けてしまう傾向があるように思います。

 

継続が力になるのは、自分の強みを活かせる分野に取り組めているときだけです。

 

自分の強みが活かせる分野でなら、たとえ困難にぶち当たっても、継続することで成長し乗り越えていけますし、人並み以上の成果を出すことができます。

逆に、強みが生かせない分野でどんなに継続しても、もともと強みを持っている人におよばないので、成長が伸び悩み、とどまってしまうでしょう。

 

うまくいかないと感じたら

「自分の才能に合わないことをやっていないか」というところを確認してみましょう。

 

特に、自分の才能は自覚しにくいので、自分が思っている「強み」は本来の強みからズレていることがほとんどです。

 

 

 

強みをみつけるヒントは

 

自分が頑張ってないのに褒められること

自然とやっていることでびっくりされること

 

です。

 

「なんでこんなことで?」

「こんな簡単なんだから誰でもできる」

「別に、たいしたことやってないんだけど」

 

と思うポイントがあったら、

たとえ受け入れがたいものであっても(笑)

褒められた言葉をそのままメモしておくのがオススメです。

 

言われたことを修正してしまうと

自分の感覚で解釈してゆがめてしまうので

 

言われた事実だけを、一字一句変えずにそっくりそのままメモするのがポイントです。

 

いますぐにピンとこなくても

(時間が経ってもなかなかピントこないものなのですが・・・)

いつか重要な手がかりになるはずです!

 

そして最後に、ちょっと高度ですが

強みを活かす上で大切なポイントを。

 

 

強みを活かす上で大切なポイント

 

私が過去記事でお伝えした

自分の強みを生かしながらも、自分の得意分野の対極にあるエネルギーをいかに使いこなすか、という

対極のものを使いこなし、自分のなかで統合していくプロセス。

そのことをシンプルに言うと「バランスをとる」という言葉で表されるわけです。

 

そんな面倒なことをせずに、弱点を補ってくれる人と組めばいいという発想もありますが

私はその一歩手前の段階で「一人でバランスをとれる」感覚をマスターすることがとても大事だと思っています。

 

という部分。

このなかの

 

弱点を補ってくれる人と組めばいい

 

という発想は、自分の強みを理解し、発揮できた後であればいいのですが、

 

「自分の強みに気づいていない状態」とか「自分の強みを勘違いしている状態」で他の人の協力を得てしまうと、

本当の強みにたどりつくきっかけを失ってしまうし、追い込まれてどんどん辛くなります。

 

 

さっきのたとえで言うなら

 

目立つのが苦手で、本当は華やかな世界に向いていないAさんが

「もっと華やかに目立てるように!」という方向性で、協力者を得てしまったとします。

 

そしたら、オープンな自己表現やダイナミックな演技を学ぶのがいいだろうとなって、そんな指導が得意な人が協力者としてAさんに色々教えてくれるかもしれません。

 

しかし、ちょっとおおげさな表現ができるようになったからといって、目立つのが嫌いなAさんの本質は変わりません。

それどころか、自分に合わないことをさらに頑張ることになり、疲弊して苦痛が増していくはずです。

 

これでは、Aさんはずっと幸せになれないし、協力者をみつけた意味もなくなってしまいます。

 

チームになれば、うまくいく気がする・・・?

そもそも「誰かと組めばいい」という発想も、安易にやってしまうと思うようにいかないものなんです。

チームというのは、ただ相性のいい人を集めたり、逆に正反対の人を組ませたりすればいいわけではない

 

ただやみくもに協力関係を築いても、最高のパフォーマンスを発揮できるというわけではありません。

 

人のあつまりが最高のパフォーマンスを発揮するためには

 

全員が自分の強みを理解し

自分の強みを軸にして協力する

という状況が必要なのです。

 

 

そして、さらに言うと

以下の3つのパフォーマンスを意識する必要も出てきます。

 

【1】個人としてのパフォーマンス
個々のパフォーマンスを最大限に引き出す、プロデューサー的な視点

【2】チームとしてのパフォーマンス
才能が引き出された個人を適切に配置し、最高のチームを機能させる監督的な視点

【3】社会の中でのパフォーマンス
最高のパフォーマンス集団を、社会的の中で位置づけ、方向づけするディレクターやプロモーター的な視点

 

などなど・・・・

 

人が集まれば集まるほど、より複雑なバランス調整が必要になっていきます。

 

だからこそ私は、安易に「組めばいいよね」は、一歩間違うとカオスになる可能性を秘めていると思っています。

 

ちょっと話がぶっとびましたかね

 

とにかく最初の一歩は、個々が自分の強みを知ろうとすることがスタートですね。

 

まとめ

自分を活かせない分野で、必死で苦労するから報われるのではなく

 

自分を活かせる分野で、

自分が自然にできることにさらに磨きをかけるから、卓越した結果が出せる。

 

できない自分を追い詰めることなく

 

自分の心が反応することに耳をすませて

 

ありのままの自分が活かせる世界を見つけていきましょう。

 

 

 

剣れいや

 

 


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