こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
私が本当の自分自身をとりもどして、
じぶんの中心とつながったことで
いろいろなことが変化しましたが
そのなかのひとつが、
子供とすぐに仲良くなれるようになったことです。
まあ、幼い頃の私のように
心を閉ざしてしまっている子供の場合は
打ち解けるまでに時間がかかると思いますが
(私は6歳のときにすでに閉じてましたので)
そうでもなければ、けっこうすぐ仲良くなります。
私は、子供と接する時に
とにかく「教えて」もらいます。
子供たちは、疑問に思ったことはすぐ質問したがると同時に
思いついたアイディアとか、楽しいこと、うれしいことがあったら、とにかく聴いてほしんですよね。
まあ私も私で、好奇心旺盛なので
「そうなんだ!?」
「それでそれで?」
「これは?」
みたいな感じで質問していくのですが
子供たちは
「それでね!」
「これはこうなんだよ!」
「すごいでしょ!!!」
という感じで、得意げに話してくれます。
子供たちは、たくさん聴いてほしいんですね。
私にとって、子供達の奇想天外な話をきくのは楽しい時間です。
凝り固まった私の常識を破壊してくれるからです。
でも、今はそんな私ですが
自分自身を取りもどす前、20代の頃なんかは子供がとても苦手でした。
とくに泣いたり騒いだりしている子供を見ると、なんだかザワザワしてしまっていました。
苦手意識がありました。
当時の私のなかの、癒されていないインナーチャイルドが共鳴していたのだと思います。
私たち大人が、子供たちの声を聞けなくなる時。
子供たちに対して
イライラしたり
放置したくなったり
抑えつけたくなったり
この子には問題があるのだと決めつけたくなる時
それって、そのまま
自分自身がじぶんの声を聞いていない時なんですね。
じぶんが受け止めてもらっていない状態で
他人の気持ちなんか受け止められないんです。
そんな事しようものなら、
じぶんの中のダムが決壊してしまいます。
それを防ぎたいから時に巧妙に、
「しつけ」とか
「教育」とか
「社会的」とか
「常識的」とかいう言葉をつかい
自分の中に沸き起こったザワザワを抑え込もうとしてしまう。
我慢してしまっている大人こそ
はやく自分の我慢に気づいて
なるべく早く
自分のインナーチャイルドの気持ちに気づいて
自分で受け止めて
その気持ちを外に出してあげる必要があるんです。
もし、自分だとできない、ということなら
誰かに気持ちを受け止めてもらう必要があるんです。
いつも聞き役に回ってしまう人ほど
自分の中の気持ちが行き場を失って、決壊寸前だったりします。
だから、そんな人ほど、
気持ちを出してあげる必要があるんです。
抑圧しているときって
まったく無自覚なんですよ。
で、急にイライラして
「なんでこんなことで・・・?」
って自分が嫌になったりします。
そこで
「こんなことでイライラするなんて。私がおかしい」
と思ってしまい、さらに抑圧しつづけると
その先には
無気力になりがち
やる気もなくなり
元気もなくなり
体調もすぐれなくなってきて
人と接するのもおっくうになっていきます。
最終的には、
自分の中のエネルギーの密度が高まりすぎて、内圧で押しつぶされてしまうかもしれません。
それが、俗にいう鬱という状態なんですよね。
だからこそ、
「なんか変だな」と思ったらすぐに、自分の気持ちに気づくことが大切。
「我慢したり、抑圧していることに、自分では気づかないものなんだ」
って知っておくだけでも、違います。
判断するのは簡単。
「もしかして抑圧してる?」
と思うことがあったら、ほぼしてると思った方がいいです。
もし抑圧してなかったら、
生きているだけで楽しくて
結果なんて気にせず
いろんなことに
ワクワクチャレンジできて
子供たちに対しても
周りの人に対しても
感謝しか湧いてこない!
です。
まあ抑圧を解消していったとしても
いきなり最初から上記のようにはならないと思いますので(笑)
抑圧していたものが解放されていくと、徐々にそんな感じになっていきますよ、というかんじで参考までに。
ちなみに
「誰もが多少なりとも、我慢し合って生きていくのが社会ってもんでしょ」
というのは迷信ですからね。
そのへんの社会システムのことも説明してもいいのですが、
あんまり楽しくないので、どうせなら楽しく生きるためのことをたくさんお伝えしていこうと思います。
そうそう、
私たちが外側に見ている「子供」って
実は、自分のなかのインナーチャイルドの投影なんです。
だから、子供を見てイライラとか、ざわざわするなら、
自分の中にいるインナーチャイルドの気持ちが抑圧されちゃってるってことなんです。
相手にイライラしたり、ざわざわとした不安を感じるのなら
他人の前に、まず自分を見てあげてください。
世間の常識とは真逆のことを言っているようだけど
私が実体験をもとに
心理学で思考を整理しつつ
さらにいろいろな人間関係を見て、
いろいろなクライアントさんからお話をきいて
最終的に得た結論です。
自分が心の底から癒されたら
いちいち子供や他人をみてザワザワしなくなります。
自分のことを信じられるようになったら
たとえ目の前の人が悩んでいても、
その人は自分の力で乗り越えられる、ということを信じられるようになります。
まず、とにかく自分のことを大切に思ってあげてください。
我慢していない?
疲れていない?
無理していない?
そうやって
ちゃんと自分に聞いてあげてください。
我慢が当たり前になっているときって
なかなか気づけないですからね。
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剣れいや
「子供たちは、聴いてほしい。インナーチャイルドの投影」への 1 件のコメント
我慢は気づかないうちにしてしまうというところに、納得しました。
私も最近、その時は気づかなかったけれど過去にたくさん我慢していたことに気づいたからです。我慢が習慣になっているから、無意識だったんだなと思います。
それが分かった今、これから少しずつ、我慢を手放していきたいです。