こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
相手の気持ちを思うがゆえに、いつも苦しい思いをしている方。
相手の好意が、自分にとって嬉しくなかったとしても、
相手を傷つけたくないから、と、つい受け取ってしまう方。
そんな、女性性エネルギーの強い方へ。
命がけで伝えたいことがあって、この記事を書いています。
本心から望んでいないことに、NOと言う
「女性性の強い人は、他人に与えすぎているから、もっと他人から受け取るべきだ」
という意見を聞くことがありますが、
私の意見は逆です。
女性性の強い人こそ、もっとN0という必要があるのです。
女性性の強い人は、
もともと受け取る性質が強いからこそ、
無意識に、要らないものまで抱え込んで苦しくなっているのです。
だからこそ、たとえ相手の好意であったとしても、
「お気持ちはありがたいけど、私には必要ありません。」と、自分にとって不要なものを断る勇気が必要なのです。
女性性というのは、エネルギーの性質のことであり、女、男という肉体の性別のことではないし、
女らしさ、男らしさ、という、社会的な性差のことでもありません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
女性性とは何か?
それは、受け取る性質のことです。
カップのようなものを想像してみてください。
カップは、
ただそこに存在していて、
受け入れる性質を持っています。
女性性とは、その受け入れる性質を持つエネルギーです。
細かく説明すれば、
女性性は他にも様々なキーワードを持っていますが、
この記事では「受け入れる」ことに重点をおいて説明したいので、今回は割愛します。
いろいろなものを受け入れすぎて、自分らしさを見失っている
受け入れる「女性性」という性質が、生まれつき強い人もいれば、
そもそも、受け入れる性質がほとんどなくて、
社会や、自分の外に向かって進んでいく「男性性」のほうが強い方もいます。
もともと持っている性質をうまく使いこなせれば、
仕事も、恋愛も、人間関係も、すべてスムーズにいきます。
ただ、多くの場合、学校や家庭で、
「女の子なんだから、こうしなさい」
「男の子だから、こうあるべき」
「うちの子は、こんなふうに育って欲しい!」
「うちの子は、こういう子が理想なの。」
といった、周りからの期待を背負います。
いえ、期待という言葉では本質がうまく伝わらないかもしれませんね。
はっきり言ってしまいます。
暗黙のうちに「強要される」のです。
その他にも、社会との関わり、メディアなどが発信している情報の影響を受け、
女だから、こうしなきゃ変。
男だから、これが当たり前。
仕事とは、こうあるべき。
という「思いこみ」がどんどん強化されていきます。
それによって、
本来の自分らしさや
自然体で、のびのびと発揮できる強みから、どんどん、かけ離れていき、
周りの求める自分像を演じるようになっていくのです。
心の声に変換すると、
「この条件で生きれば、愛されるんだ」
「この条件で演じていれば、受け入れてもらえるんだ」
「この条件で生きていれば、すくなくとも攻撃されることはないんだ」
という感じです。
何だかよく分からない苦しさの原因は、
自然体の自分を忘れてしまったこと。
自分らしさから、かけ離れて生きてしまっていることにあるのです。
女性性の強い人が、つい、やってしまってうこと
女性でも、男性でも、それ以外の性別の人でも、女性性の強い人が、ついやってしまうこと。
それが、相手を受け入れてしまうことです。
もともと受け入れることが自然にできるタイプなので、頑張らなくても、できてしまうのです。
だから、つい、やってしまう。
そしてさらに、女性性の強い人は、
相手の感情を、自分のことのように感じてしまう人が多く、
「ここで断ったら傷つけちゃうかな・・・」
「ここは私が我慢しよう・・・」
「私が嫌だっていったら、気まずくなるよね。ここは空気読んどこう・・・」
という具合に、
自分の本心では納得いってなくても、周りを優先してしまうのです。
はい、このへんまでは、
世の中でもよく言われていることかもしれません。
だいたいは、
「あなたは優しすぎるんです。もっと自分の気持ちを大切にしていいんですよ」
という内容が多いと思います。
私のブログをいつも読んでくださる方は、
そんな当たり障りのない、
耳障りのいいだけの言葉は求めていないのと思うので、
ここから、エンジン全開で切り込みたいと思います。
女性性の強い人にとって「自分を大切にする」というのは、自分のあり方をつらぬくこと。
「受け取ることが当たり前にできてしまう」
それが、女性性の強い人の性質。
女性性の強い人が、苦しんでいる原因は、
自分にとって要らないもの、
要らない考え、要らない心配、余計なアドバイス、余計なお世話、
あまりにも沢山のものを受け取りすぎていることにあります。
そして、自分にとって必要ないものまで受け取りすぎると、
重くて、苦しくて
でも何が原因なのか分からなくて
何が大切なのか分からなくなって
本当は何がしたいのかも分からなくなって
考えることが面倒になって
だから、また他人の意見に従ってしまう。
その永遠につづくスパイラルから、抜け出せなくなってしまうのです。
受け取りすぎて、つらい。
そんな、
女性性でバランスを崩している人にとって、
自分を大切にするということはどういうことなのか?
それは、
自分の本当の幸せにとって必要ないものに
「NO」と言うことです。
受け取ることではなく、「受け取り拒否」することを、自分にOKするのです。
自分が抱え込んでしまった、自分の幸せに関係のないものを、そぎ落としていく。
そして、洗練させていく。
つまり、男性性を使いこなすことが必要です。
「受け取ること」に意識を向ける必要があるのは、女性性の強い人よりも、むしろ男性性でバランスを崩し、暴走してしまっている方のほうです。
そのためにも、何が自分にとっての幸せなのかを知っている必要があります。
自分の幸せにとって、何が必要で、何が不要なのか。
それが分からない状態では、自分が受け取りたいものと、そうでないものの区別がつかなくなってしまうからです。
「私にとっての幸せって何だろう」
それを本気で、考えること。
自分のために、いろいろ調べて、
これだ!とピンと来て、行動して
失敗して、でもあきらめきれなくて、
またチャレンジして・・・
それをくりかえすのです。
そのプロセスは、たとえゴールに到達していなくても、充実感に満ちたものになります。
自分の幸せを本気で考えることで、自分自身が自分への信頼感と、安心感を感じるからです。
誰の許可も要らないんです。
誰に何と言われようとも、
あなたはひとりで幸せになっていいんです。
誰かに喜ばれるから幸せ。じゃないんです。
誰かに認められるから幸せ。じゃないんです。
誰かと結ばれるから幸せ。じゃないんです。
誰かの役に立つから幸せ。じゃないんです。
自分が100%、自分のために生きて、
自分を幸せにするから、満たされる。
自分が100%、自分の味方でいてくれるから、
どんな状況になっても、絶対的な安心感に包まれている。
そんなあなたを見て「いいね!」って思ってくれる人が集まるから、
幸せな人生になるんです。
自分を満たして幸せになっているあなたに文句を言ってくる人は、相手にしなくていい。
空気読んで、他人の気持ちを最優先に生きるのをやめ、自分のホンネで生きる。
そうすると、どんどん自分が満たされ、内側から力が湧いてきて幸せな気分になります。
そのとき、自分の外側の世界から、逆風のようなものを感じることがあります。
「自分で自分を幸せにできない人たち」が、あなたの生き方に文句を言ってくるのです。
自分で自分を幸せにできない人たちは、勇気ある人を怖れます。
その人たちは、勇気あるあなたを怖がり、時には攻撃してきます。
とくに昔からあなたのことを知っている人ほど、より強烈にあなたの変化を嫌がるかもしれません。
「あなた、最近おかしいんじゃない?」とか
「付き合いが悪くなったよね」とか
「昔はもっと〇〇だったのに」とか
「あなたのためを思って言うけどね・・・」とか
遠回しにイヤミを言ってきたり、有益なアドバイスに見せかけて、あなたをコントロールしてこようとします。
しかし、実際のところ、
その人たちは「自分で自分を幸せにする勇気」がなくて、くやしいんです。
その人たちは、自分自身に腹が立っているんです。
自分のホンネを無視し続ける自分に、イライラしているんです。
でも「自分に勇気がない」ってことを認めたくないから、
あなたが悪いことにして、攻撃してくるんです。
そんな人たちを相手にするのは、時間の無駄です。
説得したところで、話がかみ合いません。
自分のホンネで話しているあなたの言葉と、
自分のホンネをごまかし、言いくるめようとしてくる相手の言葉。
その2つの前提の違う言葉には、噛み合う接点がないからです。
だから、自分が幸せになって輝くこと以外、考えなくていい。
あなたが不幸になるのを見て安心する人たちじゃなくて
幸せなあなたに「いいね!」って集まってきた人たちと、幸せな楽しい人生を送りましょう。
何度でも言います。
自分が100%、自分のために生きて、
自分を幸せにするから、満たされる。
そんなあなたを見て「いいね!」って思ってくれる人が集まるから、
幸せな人生になるんです。
それ以外は、副産物みたいなものです。
自分に正直になって、幸せに生きることでしか、
その先にある、誰かの役に立つステージには到達しません。
自分の幸せを否定したまま
社会貢献をしようとすると、
貢献していない人をみてイライラしたり、
貢献していない人を見たとき、くだらない人間のように感じたりします。
自分が正しくて、その人が間違っているかのように感じるのです。
でも、本気で自分を幸せにしている人は、たとえ誰かが自分と違う価値観を持っていても、「攻撃する」という発想にはなりません。
本気で自分を幸せにしている人は、みんなが、自分で自分を幸せにできると信じているし、自分も満たされている。
その姿が、
自分を満たすことが悪で、
社会貢献こそが善だ
と思っている人にとっては、
見てるだけでイライラするんですね。
なんでこんなことを言っているのかというと、
昔の私が、
「成し遂げられなければ価値がない」
「誰かの役に立たなければ、存在価値がない」
と思い込んでいた人間だったからです。
だから、昔の自分へのメッセージのような気持ちで書いています。
【次回】は
自分は役立たずで存在価値がない、社会の底辺だと思っていた頃の私の打ち明け話です。
【次回】ホスト勤務を3日で挫折した私が「幸せを説くカウンセラー」になった理由。誰も知りたがらない本当の幸せ
剣れいや(つるぎれいや)
「もうこれ以上、受けとらなくていい!女性性を大切にすることの本当の意味」への 2 件のコメント
在り方を貫く。
自分が、自分を、自分で幸せにする。
何度も言い聞かせます。
力強い記事で好きです。
時々ログを読むたび、琴線に触れる言葉が見つかり、参考になります。