自分より相手を尊重するって本当に良いこと?バランス崩すと苦しくなる!エネルギーとしての女性性と男性性

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

突然ですが、

こういう経験ありませんか?

・人から頼まれたらついつい引き受けてしまう。

・相談されるとつい話を聞いてしまい、気づいたら自分の時間がなくなっている。

・自分より相手の気持ちを優先してしまう。

こういうことが多い場合

男性であっても、女性であっても「女性性」というエネルギーが強いタイプ。


自分が疲れているのに、つい他人を助けてしまう。
喜ばれると嬉しいので、どうしてもやめられない
・・・結局、損な役回りをしてしまう。

 

今回は、そんな女性性の強いひとのための、女性性の癒しの本質について綴っていきますね。

 

癒しという言葉のイメージからは、ちょっと想像できない驚きの内容かも知れません!

 

それでは行ってみましょうー

エネルギーとしての男性性と女性性のお話。

人は、女性でも男性でも、

一人の人間の中に二つの相反するエネルギー

男性性、女性性を持っています。

 

心理学的にはアニマとアニムスとも呼ばれ

男性性と女性性がうまくバランスしていると、

人間関係、恋愛、パートナーシップなどのバランスもとれていきます。

 

では女性性と男性性って具体的に言うとどんな性質なのでしょうか?

肉体の性別とは違う、エネルギーとしての女性性と男性性の性質の違いをみていきましょう。

エネルギーとしての男性性とは?

生物学的に、肉体が女性か男性かに関わらず、

また、恋愛対象が異性か同性かにもかかわらず、

人の中には男性性というエネルギーが存在します。

 

男性性の特徴は

成し遂げる 突き進む 

という、一方向に向かって集中し進んでいくエネルギーです。

 

そして、何かを成し遂げるために進んでいくということは、必然的に

進むために必要なものを獲得し、不要なもの、邪魔なものを排除するということを行います。

判断したり、ジャッジすることで、削ぎ落とす、不必要だと判断したら切り捨てる。

洗練させ、鍛錬する。
無駄を無くし、効率化を図る。
自分の向かう方向性に対して邪魔をしてくるものがあれば敵と認識し攻撃する。

これを繰り返し、前に進んでいくのです。

 

そのため、男性性を表す要素としては

分析、評価、判断、分離、攻撃、支配、勝ち取る、成し遂げる、社会的地位を追い求めるといったものがあります。

そして総合的に、行為(Do)を象徴します。

エネルギーとしての女性性とは?

生物学的に、肉体が女性か男性かに関わらず、

また、恋愛対象が異性か同性かにもかかわらず、

人の中には女性性というエネルギーも存在します。

 

女性性の特徴は

受け入れる、同化する

という、すべてを無条件で受容するエネルギーです。

 

無条件ということは、差を作らないということ、つまりノージャッジなのです。

どんな些細なものにも、すべてのものに価値がある。というスタンスです。

 

天は人の上に人を作らず・・という福沢諭吉の引用がありますが

究極の女性性とは、
天と地すら同じものであり、すべてはひとつである。=ワンネス
といった、結構ぶっとんだ宇宙的なレベルの概念にまで到達します。

そのくらい女性性のエネルギーは大規模であり、つかみどころのないミステリアスさがあります。

また「全ては無である」といった仏教の空(くう)の概念、あらゆる執着を超えた、悟りの境地にも通じています。

量子力学では、全ては無から生まれたと言われています。
宇宙の始まりの、その前には、完全な「無」であった。
(無なので、有ったわけではないんでしょうね・・)

女性性とはその「無」の境地を表します。

それゆえに、女性性のエネルギーは、
宇宙を作り出したビッグバンのごとく
全てを生み出す性質をもっているのです。

 

女性性を表す要素としては

受容、共感、共有、統合、調和、産む、育む、安定、慈悲、創造性、生みだす、直感、感覚、感性といったものがあります。

そして総合的には、存在(Be)を象徴します。

なぜ女性性の癒しが必要なのか?

人は、一人一人が違う性質や才能を持って生まれ
ひとりとして同じ人間はいません。

100人いれば100通りの個性がある。

しかし、現代の教育は資本主義社会を前提として構成されているので、効率化を最優先し、結果を出すことを求める教育となっていました。

確かに、ひとりひとりの個性に合わせて対応していたら効率悪すぎますよね。

そのため、感受性や創造性といった感覚的な才能よりも
いかに効率的に無駄なく、与えられた正解を導き出せるか?という数値化できる点に重きを置いた教育になっていたのです。

つまり男性性優位の教育です。

こうして、結果を重視し、効率を重視して、与えられた答えを導き出す訓練をしていくと

数字で人を見る癖がついたり、出来る、出来ないでその個人に対する評価がなされ、優劣、順位づけができてしまうのです。

斬新なことを思いついたり、ユニークな発想をしたり(創造性)
人の心を受け止めてあげる優しさや、場の空気をなごませ穏やかにする才能(受容)
などは、とくに評価されることはなかったように思います。

 

もし学校では特に問題がなかったにしても、社会に出れば、必然的に結果を求められます。

働き方もすこしずつ多様性が現れ始めてはいますが、
まだまだ「従業員として会社の利益に貢献する」という形が一般的。

 

型にとらわれない発想で、自発的に何かを生み出せる人よりも、組織の意向を受け入れて成果をあげるために働く人が評価される傾向がいまだに根強いです。

 

こういった社会は、創造する性質や感受性が強い人、つまり

女性性の強い人にとって、負担が大きいと考えられます。

 

女性性の強い人が一般社会で生きづらい理由

女性性の強い人は性質的に受容する力があるので
男性性が強い人よりも、より多くのエネルギーを受け止めることができます。

それゆえ、
受け入れることが自然にできる→つい受け入れてしまう」ということを繰り返しがち。

・相手の要求に嫌と言えず、仕事を抱え込んでしまう。

・相手も大変なんだから・・と相手の気持ちをくみすぎて自分が無理しすぎる。

・「ちょっと聞いてよー」と愚痴を聞かされ、はけ口として利用されてしまう。

・相手と自分を同化させてしまうので、酷い待遇でも「自分が役に立つのなら・・喜んでもらえれるなら・・」と自己犠牲に走ってしまう。

上記のようなことが起こりやすく、頑張りすぎた結果として、欝など心身を病んでしまうことが多いのです。

女性性の癒しは意外な方法?

現代社会のストレスで疲弊してしまった、女性性の強い人々(男性も女性も)は、一体どうやったら癒されるのでしょうか?

その鍵は、

男性性と女性性のバランスをとることにあります。

 

記事の冒頭でもお伝えした通り、両極のエネルギーがバランスよく機能することで、精神的にも肉体的にも、現実面のバランスがとれていきます。

自分の中の女性性によって苦しい状況に立たされてしまった場合
対極にある男性性のエネルギーを使うことで崩れていたバランスをとり戻すことができます。

そうは言っても、具体的にどうすればいいのか?
ちょっとわかりづらいですね。

では自分の内側に、女性と男性のカップルがいることを想像してもらうと、分かりやすくなるかもしれません。

 

・これまで長い間、女性性外界からのストレスの受け止め役をしつづけ、とうとうキャパオーバーして倒れてしまいました。

・それに対し男性性は、これまで動いてはいけない」と思こんでいたので、ずっと引きこもっていました。

 

これが女性性でバランスを崩した状態=受容が過剰になった状態。

 

女性性の強い人は、幼い頃から家族や友人の受け止め役になってしまっていることが多々あります。

 

これは、本人が望んでやっていたというより、周囲の人間関係のバランス調整のために頑張りすぎていた、ということが多いです。

 

「イヤと言えない」のは、もともとの性格ではなく男性性が引きこもっている状態なのです。

 

そこでどうするのか・・?

女性性が倒れてしまって、男性性はとうとう気づきました。
「たいへんだ!彼女を守らなければ!

女性性が強い人にありがちなのですが、自分は男性性を発揮してはいけないと思いこんでいることがあります。

 

原因としては、幼い頃、身近に男性性をふりかざす人がいて、とても傷つけられたり、また大切な人が傷ついた経験があったりします。

こういった経験があると、男性性の良い面を知らないので男性性は人を傷つける悪いものだから発揮してはいけないんだ!と思い込んでしまい、使うことに抵抗が出てしまうのです。

 

しかし、これまで動いてはいけないと思っていた男性性が目覚める時。
さきほど男性性の項目で説明したように一方向のエネルギー、成し遂げるパワー目的意識が生まれます。

 

これまで眠っていた男性性は、「彼女を守る!」という目的を得ることで行動する理由を得る。

そうやって男性性(Do)が発揮されると、女性性(Be)を守ることができるようになります。

 

Be=存在ですから、つまり自分自身の存在を守るということです。

「もう彼女のエネルギーを奪い、傷つける奴を許すものか!」という健全な闘争心が芽生えます。

 

女性性が強いひとの闘い方

女性性が強い人は、男性性が強い人ように攻撃的な戦い方ではなく、頑として動じない、存在感で圧倒するようなパワーをかもしだします。

相手に食ってかかるのではなく「NO」という固い意志を表明します。

 

一番分かりやすい女性性を使った闘いの代表は、無抵抗、非暴力を貫いたガンジー。

攻撃、制圧、支配ではなく
自分のあり方そのものを全肯定することで相手を圧倒する、暴力を用いない闘い方です。

 

女性性の癒しとはフンワリキラキラではない

女性性の癒し♪というと、なんとなく、ふんわりキラキラしたスピリチュアル的、ヒーリングっぽい癒しをイメージするかもしれませんが、

そういったふんわりした癒しが必要なのは男性性を発揮しすぎている人です。

 

男性性を発揮しすぎて疲弊している人は、逆に自分の中の女性性を発揮してはいけないと思っていますから、自分の中の女性性を目覚めさせ、戦うことに疲れてしまった自分を許し、受け入れてていく必要があります。

 

 

意外かもしれませんが、こういった理由によって、
女性性が強すぎてバランス崩している人の癒しには、内面に眠っている男性性を呼び起こす必要があるのです。

 

一度でも男性性を発揮できるようになれば、ナメられて良いように利用されることもなくなりますし、頼りになる、安心感のある存在として、また強さと優しさを兼ね備えた人として、周囲から一目おかれるようになっていくでしょう。

それこそが、揺るぎない、女性性の本来のエネルギーです。

 

自分の限りあるエネルギーを、自分自身で守ること。
それによって、自分に対する信頼感が生まれ
それこそが癒しになる。

自分を大切にするって、そういうことです。

 

しかし、もう男性性を呼び起こす気力さえ残っていない状態になってしまったら??

 

そんなときは一人で無理せずに、信頼できるカウンセラー、セラピスト、ヒーラーなどを探したり、自分に合った方法で、回復するまでじっくり自分を大切にしてあげてください。

 

これまで、どれだけ他人のために尽くして疲弊してきたのか
どれだけ頑張りすぎていたのかを、実感することが大切です。

十分に回復したら、今度こそ他のだれでもない、自分自身を大切にするために立ち上がりましょう。

 

現代社会、とくに日本は、女性性の強いタイプの人が自己犠牲レベルの我慢をしながら働いて、ようやくバランスをとっているようなところがあります。

もともと我慢強い性質の日本人なので、我慢は美徳、自分より周りのことを考えるべき!という風潮が根強いことも原因になっているようです。

それは、戦後の教育から尾を引いている気がしてなりません。

 

もう自分のために生きていい時代なんですよ。

自分内革命を起こしていきましょう。

 

【関連記事】【性】セクシャルなトラウマ。癒されない女性性の心の傷は、弱さではない

剣れいや(つるぎれいや)

 

 

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「自分より相手を尊重するって本当に良いこと?バランス崩すと苦しくなる!エネルギーとしての女性性と男性性」への 4 件のコメント

  1. れいやさん、驚くほどわかりやすい女性性、男性性の説明!目からウロコです。私は自分の女性性を否定し続けていた、と思っていました。が、女性性の説明を読み「300%当てはまる!なんだ、私は男性性を出せていなかったんだ」ときづきました。自身のブログでれいやさんのブログ、紹介させていただきますね。

    1. そうなんです。
      自分のなかの男性性が発揮できないと、結果的に女性性も否定してしまうんですよね。
      2つのエネルギーは連動してるので。

      ご紹介もありがとうございます。
      これからも女性性と男性性について、いろいろな視点からお伝えしていきますね。

  2. 自分の中の男性性と女性性のバランスの悪さで悩んでいましたが
    れいやさんの的確な文章で、すっと頭の整理ができました。。
    これまで読んだ、どの心理学やスピリチュアルサイトよりわかりやすかったです。

    1. マユ様
      コメントありがとうございます。お役に立てて幸いです。男性性と女性性という観点の記事をもっと増やしていこうかなと思っていますので、よろしければまたご覧下さいませ。

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