水の女性性のもつ、壮大な愛と使命。水たちの旅

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

前回の記事【水の女性性はモテるけど要注意?】の続きです。

 

水の女性性エネルギーというものは、

相手と自分の境目があいまいになりやすいので、恋愛や人間関係でバランスを崩しやすいという性質を持っています。

 

 

しかしその反面、

じっくり自分と向き合い、自分の内側を浄化し

自分の生きる中心軸、生まれてきた目的を思い出したときに

とんでもないスケールの貢献ができる、愛のかたまりのような人なんです。

 

 

水の女性性を強くもつ方は

ドロドロ恋愛とか、家庭内のいざこざで封じ込められて一生終えるには、あまりにももったいないスケールの愛があふれる方なので、

 

それが一体どういうことなのか?を少しでもわかりやすくお伝えしたくて、ここに書き残します。

 

 

水の女性性の性質と、

その性質が、身内でちいさく循環してしまったときにどうなるのか、ということについては

前回の記事でざっとお伝えしました。

 

 

ここでは、水の女性性を強くもつ方が、

自分の性質にしたがって大きく動き出した時に何が起きるのか?という点を

 

地球上を旅する「水のエネルギー」になぞらえて見ていきます。

 

 

まずは、水たちがどんな旅をしているのか、ちょっとのぞいてみましょう。

 

 

水たちの旅

 

水は、常に循環しています。

 

 

地球では

「海」という、最も大きな水のあつまる場に

 

太陽という「」が降り注ぎ

 

温まった海の水は、誘われるように蒸発し、大空に舞い上がっていきます。

 

こうして水は、雲に形を変えます。

 

ここで誕生した

ふわふわした水ともいえる雲は

 

熱によって循環している「大気」の大きな流れによって、

こんどは誘われるように、旅を始めます。

 

熱に誘われて舞い上がり

風に誘われて旅にでる。

 

水には「誘われる」という性質があります。

 

 

旅にでた雲は、流されながら

上がったり、下がったり

冷えて氷の粒になったりしながら

大気のなかをふわふわと浮かんで、旅を続けます。

 

 

そしてあるとき、何らかのきっかけによって

水は下向きのエネルギーを得ます。

 

山(地)にぶつかったときや、

温かい空気と冷たい空気がぶつかった時に、それは起こります。

 

 

そのとき水は、またしても変化します。

水には「変化」という性質があります。

 

雨となって

雪となって

氷となって

 

自分の置かれた状況や環境によって、さまざまな姿に形を変えながら。

 

 

こうして水は、はじめて地に降り立つのです。

 

 

空の旅を終え、地上に降り立った水たちは

二手に分かれ、こんどは地の旅を始めます。

 

ひとつは、
地中を旅するグループ

もうひとつは
地上を旅するグループ

 

 

地中を旅する水たちは、

ゆっくりと大地に浸透していきます。

そして、ひび割れた大地と植物たちを潤しながら、さらに地の奥をめざします。

 

水のエネルギーは、地のエネルギーと同じ

下向きの(重力にしたがう)性質を持っています。

 

地は水の器となり、居場所となり

地と水は、どこまでも接しつづけることができます。

 

地中を旅する水たちを追っていると、

ここで、ちょっと感動的なことが起こります。

 

地中を旅する水たちは、地層というフィルターによって、ゆっくりと浄化されていくんです。

 

上空を旅したときに取り込んだ不純物がとりのぞかれ、

純度の高い水になっていく。

 

 

そして浄化された水は、湧き水として地上のあらゆる場所にあらわれ、生きものたちの憩いの場をつくります。

 

 

それは、人の心になぞらえるなら

他者を癒しながらも、自らが癒されていくプロセスとも言えます。

 

そのプロセスは、水が自身の性質を生かして動きつづけることでもたらされる、本質的な自浄作用のようなものかもしれません。

 

 

うって変わって

地上を旅する水たちは

仲間とともに集まり、勢いよく地上を旅し始めます。

 

地中を旅する水の仲間とくらべると、かなりスピード感やスケール感があります。

 

山の上でちいさな川となった水たちは

やがて渓流となり、合流しながら川幅をひろげ、仲間を集めながら旅を続けます。

 

ある場所では、池となり、生きものたちの居場所をつくる水としての居場所をみいだして、とどまることもあるかもしれません。

 

しかし、勢いを増しつつ動き続ける水の勢いは、もう誰にも止められません。

 

音もなく穏やかな流れをつくっていたかと思えば

ときに地形の制限に出くわし、激しくぶつかり合う。

 

さらに、雨となって降り立つ仲間と合流して水量を増しつつ

ある場所では、滝となって轟きながら。

 

 

地上を旅する水たちは、そんなに勢いづいて、どこに向かっているのでしょうか?

 

 

 

そう、

彼らが目指す場所は・・・

 

 

海です。

 

 

 

彼らは、みずからのふるさとに向かって、一心不乱に旅を続けるのです。

 

 

 

 

ただひとつの源。

 

自分たちの還るべき場所。

 

 

 

 

水のもつ「一体化したい」という性質である

 

仲間とつながりたい。

同じ方向をめざしたい。

というエネルギーは

 

これほどまでに、壮大で、一貫したものなんです。

 

 

水は、純粋な動機をもとに

ほんとうにこれだけのために

 

 

一点のゆらぎもなく、

永遠に仲間を想いつづけ

還るべき場所を想いつづけ

心の旅をつづけているのです。

 

 

変幻自在で、誘惑されやすく、

相手によって姿を変える
つかみどころのない「水」のエネルギーは、

浮気性や八方美人のようなイメージを持たれがちで、誤解されることも多いのですが

 

本質的に、とても一途でまっすぐです。

 

かき消したり、ごまかしたりできるはずもない

仲間とつながりたい。

同じ方向をめざしたい。

という純粋な思い。

 

 

これが水のエネルギーの本質なのです。

 

 

水のエネルギーは、ちいさくまとまろうとすると淀み、不純物が混ざったまま循環してしまいますが

自らの性質に従い「ここではないどこか」へと、よりスケールの大きな旅に出ることで、これまで出会うことのなかった仲間と出会っていきます。

 

 

水の性質は、同じ波長の人と自然と引きよせあうものなので、同じ志をもつ人とは、であった瞬間に意気投合できるし

結果として、自らの性質を強く思い出し、自分の中で癒しが起きます。

 

 

「私はこのために生まれてきたんだ」

と感じることもあるかもしれません。

 

 

水の性質の強い方は、停滞を感じたら

ぜひ「ここではないどこか」へとヒントを探し、意識を向けてみてください。

 

 

では最後に、水の女性性を強く持つ方へのメッセージを残して、終わろうと思います。

水の性質を持つ方に、伝えたいメッセージ

 

もしかしたら、目の前の人は、あなたを理解してくれないかもしれない。

 

目の前の人は、ときに

「あなたの思いはいいから、まずは私の思いを受け入れなさい」


と詰め寄ってくることもあるかもしれない。

 

 

でも、負けないでほしい。

 

 

あなたには、

本当のあなたが望む未来の世界で

もっと高い志でつながれる仲間が待ってる。

 

 

 

その人たちこそ、

あなたを心から尊重し

あなたの思いに共感し

あなたと共に生きることに喜びを見出す人たち。

 

 

「あなたが何をしてくれるか?」

 

そんなことよりも

 

あなたが、あなたらしくあること、

そのこと自体を喜んでくれる。

 

あなたは、あなたでいい。

 

純粋に、あなたとして

思う存分生きていい

 

その事実を、思い出させてくれる。

 

 

 

そんな仲間が待っている。

 

 

あなたがやるべきことを、思い出してほしい。

あなたがつながるべき人たちを、思い出してほしい。

 

 

 

もっと大きなスケールで生きていいということを。

 

 

 

どんな生き方をするにせよ

還っていく場所は、さいごはひとつだから。

 

 

 

 

あなたが変われば

世界は変わる。

 

 

 

最後に、私が伝えたいことは

 

どんな旅をするのも、

あなたの自由だということ。

 

 

でも、

目の前に見えている現実だけが、世界のすべてじゃないということを

忘れないでほしい。

 

 

 

剣れいや

 

 

「水の女性性のもつ、壮大な愛と使命。水たちの旅」への 1 件のコメント

  1. 自分がそうかもと図々しく思ってはいませんが踏み出す勇気を頂き、本当にやりたい事は間違ってないと思えました。ありがとうございます。

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