こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
私は10年以上、女性性と男性性のバランスを整えるサイクルを繰り返してきましたが、それによって気づいたことがあります。
女性性と男性性のバランスを整えるプロセスの途中で、めちゃくちゃ不安定になる時期がある、ということです。
これは本当に、避けたいけどやってくる。
必ず、めちゃくちゃ不安定な時期がやってくるんです。
この不安定な状態を天候に例えるなら、まるで大気が不安定になったときに吹き荒れる嵐のようです。
だから今では、毎回
「最近停滞してるから、ステージアップに向けて女性性と男性性のバランスやるぞ」と決めた時点で、嵐がくることに対して覚悟をするようになりました。
この嵐の正体は、「人生の転機」特有の引き戻し現象で、元の状態にもどろうとする恒常性です。
ただ、何度か繰り返していくとパターンがわかってくるので、
特徴を掴んで、まどわされないための特訓を積んでいくと、乗り越えられるようになります。
人生の転機に現れる魔物と、落とし穴に落ちたあとの人生
人生の転機で、私がよくやる思考実験があります。
よく刑事ドラマなどで「犯人を捕まえたいなら、自分が犯人だったらどうするかを考えろ」みたいなセリフがありますが、
「もし私が、自分を妨害しようとする敵だったら、どんなふうに近づいて、どんなアプローチをするか」
ということを考えてみるのです。
「私の弱点を熟知していて、私の甘さや、好奇心や興味関心を知り尽くしている敵がいるとしたら…
たぶん最初はこうやって近づいて来て、こんな提案をして、それでだめならこうするだろう」
みたいな感じですね。
まあ、そうやっていても、人生の転機には想定外のトラブルが起きますので、最後に試されるのはその人の「在り方」です。
だからこそ、人生の転機には覚悟が必要なんですよね。
敵は魔物です。
魔物は卑怯ですから、負けるかもしれない戦いには挑みません。
自分の覚悟が揺るがないものだということを示すことができれば、もっと楽なターゲットを求めて離れていきます。
ちなみに、もし引き戻し現象に負けてしまって、落とし穴に落ちた場合どうなるのか?ですが、おおきく2パターンにわかれます。
【落とし穴に落ちた後のパターン】
1・魔物のテリトリーの中でうまくいっている「つもり」になる。
2・自分のミスに気づいて振り出しに戻る。
1・魔物のテリトリーの中でうまくいっている「つもり」になる。
この場合は、自分がブレたことに気づきません。むしろ、「自分は勝ち組」だと思っていたり、人生がうまくいっているように感じます。
魔物のテリトリーの中では虚構を生きることになりますので
幻想を見させられ、アドレナリンがドバドバ出たり、自分は特別な人間だと感じ、高揚感や優越感でハイになったりすることもあります。
その中にいる限り、自分の人生を生きることはできませんが、時間が経つほどに、脳内麻薬の依存症状態になりますので抜け出すことは困難になっていきます。
かすかな違和感を覚えたとしても、魔物のテリトリーから出て自分の人生を歩むためには、今の快楽を捨てることになるので、かなりの葛藤が生じます。
結果、「自分らしさなんて青臭い考えだ」「ただのよくある自己啓発だ」「数値化だけが正義」「成功することだけが価値」みたいな言葉で自己洗脳し、自分の人生から逃げることになります。
2・自分のミスに気づいて振り出しに戻る。
この場合は、メンタル的にはズタボロで自信喪失状態ですが、状況としては有利です。
魔物のテリトリーに取り込まれることなく、影響圏外に離脱できているからです。
人間関係の重力から脱出するにはスピードが大切ですので、判断のスピード面はクリアしているわけです。
ただ、落とし穴に落ちた時点で課題が保留になるため、その課題をクリアするために、新しいサイクルのスタート地点からまた学びがはじまります。
簡単に言うと、人生の留年状態になるわけですね。「はい君、ここやり直しね」みたいな。
その課題をクリアできないでいると、毎回同じような問題が起きます。
それを知らないと「またトラブルに巻き込まれた!」と感じてしまうわけです。
この仕組みを解っていれば
「あーまたやっちゃった!」
「仕方ない。気を引き締めてもうワンサイクル頑張ろう」と思うこともできるんですが、
この仕組みを知らないと、課題をクリアするという視点を持てないので
「なんで毎回私ばっかりこんな目に遭うんだろう?」
と思っちゃうんですよね。
わからない状態というのは、しんどいです…。
しかしこればかりは、変化を乗り越えた人にしか理解できないことなので
停滞している人の輪の中にいると、自分の課題にも気づけないのです。
仮に、停滞しつづけている人に相談した場合ですが、表面上の解決策をアドバイスされたり、的外れなことを言われたりします。
私も実際、これを知らなかった時は、身近にいる人に相談して、なんの解決にもならないことや嫌味を言われた経験があります。
その人は停滞組だったのだと、今ならわかります。
もちろん、その人に悪気があったとは限りませんけど(あったかもしれませんけど。笑)進化していく道と、停滞する道があるということを知らない人たちは存在します。
なので、本気で人生を変えようと思ったら、関わる人を変える必要も出てきます。
それではここで、人生の転機の特徴を、簡単にご紹介してみますね。
必ずしもすべてが起きるわけではなく、どれかひとつか、複数の組み合わせで起きます。
人生の転機の特徴
・急に自信が無くなる。
・経済的に窮地に陥る。
・夢を諦めたくなる。
・好みのタイプの人が誘惑してくる。
・苦手なタイプの人が攻撃してくる。
・かまってちゃんに時間を奪われる。
・影響力のある人にコントロールされる。
・おいしい話を持ちかけられて騙される。
・楽そうな解決策に逃げたくなる。
・すべてが無駄だったと感じる。
・何もかも投げ出したくなる。
こんな感じですね。
ずっと大切に計画してきたことでも、急に怖くなるんです。
ハニートラップも、人生の転機の代表例です。
政治家や起業家、大企業の重役や芸能人などが重要な時期にスキャンダルで失脚したりするものこのためです。
その人の信念や、信念からくる在り方を試されるのが、人生の転機なのです。
日頃から自分と向き合い、女性性と男性性のバランスを整え、自分の内面とコミュニケーションをとっている人は、いざという時に自分が味方になってくれます。
おかしな状況にさしかかると「そっちへ行ってはいけない」と伝えてくれるのです。
逆に、日頃から外側にばかり意識を向け、自分とのコミュニケーションをないがしろにしている人は、いざいという時に自分の内側からの声が聞こえません。
自分の内側とコミュニケーションをとれない人は、自分の中に信じられるものが無いので、容易に外側の言いなりになってしまいます。
ある意味、人生の転機になってからジタバタしても、時すでに遅し。
まだ何も起きていない日常の中でも、丁寧に自分とむきあい、女性性と男性性のバランスを整えるように心がけることが重要になります。
人生の転機のトラブルを女性性と男性性のバランスで解説すると、内面に存在する女性性と男性性のバランスが崩れたことで、外側のトラブルとなって現れたということですね。
ここでは、さらに掘り下げて解説してみます。
女性性と男性性のバランスでみる人生の転機
人生の転機で落とし穴に落ちる状態というのは、具体的には、大きな変化を乗り越える際に必要となる「火の男性性エネルギー」を扱いきれなくなってしまう状態のことです。
バランスを崩した状態とは、
過剰もしくは不足している状態のこと。
つまり、暴走するか、封印されるかのどちらかに陥っているのです。
火の男性性エネルギーが封印されると、
自分がどうしたいかが分からないので、とりあえず優位な人に従うという、依存的な状態になります。嫌なことがあっても麻痺して何も感じられなくなります。
火の男性性エネルギーが暴走すると、
社会的評価を期待してハイテンションで突っ走り、立ち止まることができなくなります。表面上の儲け話や恋愛の誘惑に乗ってしまうこともあります。
このふたつは、正反対のように見えますが、根底にあるものは同じです。
両方に共通しているのは、自分の内面と向き合っていないため自分の中心軸がなく、つねに外側に依存しているという点です。
では一体どうして、外側に依存するということが起きるのでしょうか?
私たちは、生まれた時から火の男性性エネルギーを持っています。
好き、嫌い。やりたい、やりたくない等、自分主体の欲求です。
この自分主体の欲求を持ちながら、他者や社会の中で学び、自分の気持ちと向き合って折り合いをつけていくことが成長=大人になるということです。
ただし子供の頃に、親のフラストレーションの受け止め役になったり、
言われたことにYESと言って従う「いい子」「礼儀正しい子」「素直な子」として教育された場合、
大人になっても、自分の人生の主導権を他人にゆだねる癖で生きていることがあります。
これは、男性性のエネルギーを自分で発揮することができない「男性性の外部委託」という現象です。
子供の頃に「男性性を発揮していたらここでは生きていけない」と判断し、男性性を使わずに生きる術を身につけてきたのです。
男性性の外部委託状態では、自分の人生を生きることができず、たとえ表面上は成功したとしても虚しさを感じ始めます。
私たちは、男性性のエネルギーを発揮することで、自分の人生の方向性ややりたいことを明確にして行動することができます。
しかし、男性性のエネルギーが封印され、それができないという状態ではフラストレーションが蓄積されることになります。
それにしても、身体や心の深いところでは、
自分の人生を生きられない苦しさで爆発しそうで
やりたいことができない、言いたいことが言えないモヤモヤと怒りで狂いそうになっているにもかかわらず、なぜ生き方を変えられないのでしょうか。
理由としては「自分の望みは封印したほうが生きやすいんだ」「他人に委ねたほうがラクだ」という信念レベルの強い思い込みがあります。
よくあるゾウの話ですが、
子供のゾウを縄で杭につないでおくと、まだ力がないので動くことはできません。
だんだんと大きくなって力がついてきたとき、自由に動こうとするたびにムチで叩いて痛みを与えると、大人になって余裕で杭を引っこ抜けるようになっても、縄の長さ以上は動こうとはしなくなるのだそうです。
つまり、私たちを支配しているのは、外側にいる人ではなくて、過去に経験した恐怖心そのものなのです。
恐怖心に打ち克つために、火の男性性エネルギーが必要だけれど
火の男性性エネルギーが封印されているから、恐怖心に負けて動けない。
そんな感じで永遠ループします。
ただ、火の男性性だけでどうこうしようとすると、コントロールは難しいです。
人生を変えるために火の男性性は重要ですが、火の男性性だけに集中するのではなく、女性性と男性性のバランスをトータルで整えていくのが近道です。
女性性と男性性のどちらか一方ではなく、両方のバランスが最も大切だからです。
剣れいや
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