こんにちは。
剣れいや（つるぎれいや）です。

 

昨日の夜、緊急出動で舞浜に行ってまいりました。
知り合いのセラピストさんに、カウンセリングをお願いされたためです。

カウンセラーとか、セラピスト自身も、人間関係とか色々悩みますよね。

 

 

ちなみに私は従業員としてストレスまみれだった頃、

「仕事帰りとか、仕事の前のいちばん憂鬱な時間に、このモヤモヤを聞いてくれる人がいたら、どんなにラクになれるだろう・・・」

と、心の底から思っていたことがありました。

 

ただ、当時は自分に合うカウンセラーがどんな人なのかわからなくて、何をどうしていいかわからず、結局カウンセリングを受けることはありませんでした。

 

でも、あのときの自分の辛かった気持ちは、いまでもずっと覚えていて

今もし、そんな気持ちを抱えて苦しい方や、自分の中がモヤモヤしている方がいれば、私でよければいつでもお話を伺いたいと、そう思っていました。

 

今、それができるようになって、とても幸せです。

私は基本、カウンセリング場所をお客さまのご希望に合わせています。

一番大切なのは、その方が落ち着いて話せる雰囲気とか、場所であること。それはお客さまによって異なるので、お客さまに決めていただいてます。

 

カフェでも、ファーストフード店でも、レストランでも、公園でも、河原でも、いいと思うんです。私は別にどこでもいいので。

お客さまが安心できて、ホッとしてお話できることが一番だと思っています。

 

その方が、お腹空いていたとのことなので、実は私も空いてたので、お食事にしました。

 

 

「満たされた感覚、というものを、なかなか思い出せない」

「すぐに過去の自分モードにもどってしまいそうになる」

 

それは、変わっていこうとする人が誰しもぶつかる壁のようなものです。

 

仕事やスポーツなど、目に見える成果が出るようなものであれば、結果は数値化できるし、自分の前にある壁は、ある程度わかりやすい形でみえたりします。

 

でも、心の成長や、自分のなかのクリアしたい壁というものは、感情とか、出会う人とか、そういった感覚的な指標しかないので、

 

どうしても、気づけば彷徨ってしまったり、ときに孤独になりがちです。

 

ただ、私がお伝えしたいことがあります。

 

人生はトータルバランス

 

人生はトータルで見た時に、満足できればいいと思うんです。

 

今目の前にあり、視野いっぱいにみえているような悩みは、10年後とかになったら、もうはるか彼方の遠い思い出になっているはず。

ちなみに私は、ずっと走り続けるつもりですが、ぶっちゃけ生きている間に叶えばいいや、と思っています。

たとえば、ケンタッキーの創始者カーネルサンダースも、世界的なピアニストのフジ子・ヘミングも、60代で成功した人です。

彼らがもし、40代であきらめていたら・・・この世にはケンタッキーもなかったし、世界中を飛び回る80代のピアニストはいなかった。つまり、世界は今とは少し違っていたわけです。

むしろ、ウォルトディズニーや建築家のガウディは、彼らが亡くなった後にも後継者が彼らの夢を継いで実現させていきました。

もちろん彼らは自らが構想を重ねた作品の完成形を見ることはなかったけど、彼らは不幸だったのでしょうか？

もし、私が同じ立場だったら、もう既にこの目で見ることに執着はなくなっていると思います。受け継いでくれる人がいて、どんどん形になっていっているのだから。

自分の思想が受け継がれ形づくられていくのを眺めながら、この世を去る。私にとっては憧れの生き方です。

私も、たとえ今の夢がすぐに叶わなくてもいい、60代、80代でも叶えばいいと思えるような夢があります。

だから、夢って早く叶えるかどうかより

大切なのは、自分の中から尽きることのないエネルギーが湧いてくるような夢かどうか？それだけなんですよね。

 

「その夢は、本物かどうか？」ってことです。

 

小さな夢、大きな夢。

みんな自分の中にあるんですけど、それにアクセスできないから、無気力になって辛いんだと思います。

 

ちょっとでも口に出したら、馬鹿にされそう、とか思ってしまう。

だったら口に出さなければOKですよ。

ずっと自分の内に秘め、温め続けるんです。

 

さっきから例えの規模が大きかったですけど、もちろん大それた夢なんかじゃなくていいのです。

ささやかな夢でも、自分の内側からエネルギーが湧いてくる夢にアクセスできれば、それに向かっていけます。

 

夢で大切なのは

大きいか、小さいかではなく、本物かどうか。

 

すぐに叶わなくて白けてしまうような夢は、偽物の夢かもしれません。

偽物の夢に踊らされるのは、とても苦しいことです。

 

本当の夢を見つけたら？

本当の夢をみつけたら、短期的な目標も大切だけれど、その直近の目標が、その先のどんな未来へのマイルストーンなのか、それがいちばん大事だと思うのです。

そうでなければ、目先の利益や結果にとらわれてしまい、ギスギスしてきて今を楽しめなくなってしまう。

結果が出ない自分に苛立って、いつも自分を責めてしまう。もしくは、いつも結果ばかりを必死で追い求めてしまう。

 

たとえば、デイトレードが、毎日毎日数字を追いかける感じだとしたら

私がご提案したいのは、長期的な視野で投資する投資家みたいな

夢を「育てる」視点なんですね。

 

幸せで豊かな投資家の人は「お金や豊かさとは、勝ち取るものじゃなくて、勝手にすくすく育っていくものだ」と言います。

 

私は、夢も同じだと思っていて、

自分の夢は、ここちよい場所、あたたかな信頼できる人に囲まれ、必要な楽しみを奪うことなく、ちゃんと見守ってあげれば、どんどんいい方向に、すくすく育っていくんだ。

 

そんな感じで、自分の夢と人生を信頼し、見守ってあげる。

それが大切だと感じるようになりました。

 

判断する、切り捨てる、勝ち取る、という「男性性のエネルギー」ではなく

信頼する、育む、見守る、という「女性性のエネルギー」ですね。

 

そんなゆったりとした視点で

おおきな視野で、ご自身の人生を見渡し

夢をあたためて育てて、見守ってあげてほしいな、と思っています。

 

そうすれば、しぜんと満たされた感覚を思い出せるから。

 

人生には限りがあるから、焦るのもわかります。

 

私も、人生に妥協したくないし、最高の楽しい人生を送りたくて、今まで必死で生きてきました。

でも、だからこそ、思うのです。

 

焦ったって、しょうがないんだ。って。

 

今をじっくり感じて、いまの自分とじっくり向き合って、ほんとうの幸せを見つけてあげられたら、

もっと自分にやさしく、おおらかでいられるようになる。

 

だから、焦らなくていい。

 

一歩一歩、自分を大切にして、満たしてあげて、失敗も成功も受け入れてあげて、

 

そんなふうに、自分をじっくり育て直してあげて、元気になったら、また勝手に楽しいことを見つけて走り出してる。

人の生命力ってすごいんですよ、何度でもよみがえる。

 

私も、なんども「もうダメかもしれない」と思ったことがありましたが、それでも、一歩一歩夢を叶えながら進んでいけてます。

 

大丈夫です。

あきらめなければ、大丈夫です。

 

 

最後に、ひとりでぶらっとしてみました。

ちょうどクリスマスイヴの前日ということもあり、華やかなムード。

平和の象徴、オリーブの樹かな。とても素敵なライトアップですね。

 

私は最近、不思議な感覚になります。

「あきらめないでいてくれて、ありがとう」

そんなふうに、過去の自分にたいして、感謝の気持ちが沸き起こるんです。

 

「もう、今度こそ、だめかもしれない」と思っていた

あのとき、あの瞬間、あのときの私が

あきらめないでいてくれたから、今の私があるんだ。

 

あのときの、あの私が、あきらめないでくれたから・・・！

 

今こうして、私が経験してきたような道を歩んでいる方にお届けできることがいくらでも溢れてきて、それによって、たくさんの方から喜んでいただけてるんだ。

今の私があるのは、過去のわたしのおかげだ。

 

いつも苦しくて、体も心も引き裂かれそうで、孤独で不安で、目の前が真っ暗で、ボロ雑巾のようになっていた過去の私が

それでも、あきらめないでいてくれたから。

 

そう思うと、過去の自分が愛おしくて、けなげで、もう本当に泣けてきて、いますぐ飛んでいって抱きしめたくなる。

「大丈夫。今は絶望しかないように見えても、未来は明るいから！」

「ほんとうに、あきらめないでいてくれて、ありがとう」

「心から、ありがとう」

 

ここは本当に美しい場所ですね。

 

ふと見上げると、まばゆい満月が。

ブルーがかった澄んだ光を投げかけてくれていました。

これから先も、何があっても、大丈夫なんだ。

あらためて
そう思えた夜でした。

 

剣れいや