人生において、決してブレーキを踏んではいけないタイミング

人生において、決してブレーキを踏んではいけないタイミング

最近、めずらしく車を運転する機会があったのですが、久々の運転で気づいたことがありました。

それは車の運転」と「人生」の意外な共通点でした。

人生には、決してブレーキを踏んではいけないタイミングが存在する

人生において、ブレーキを踏んではいけないタイミングがやってくる。

そのサイクルは、だいたい数年単位で回ってきます。

 

しかも、人生のうちに同じタイミングは二度とおとずれません。

俗に言う「人生の転機」というシーズンです。

 

ここを乗り越えて望んだ人生に向かえば、文字通り、流れに乗るような新しい人生に移行できるのです。要は「ステージが一段上がる」ということです。

ステージが上がった本人はとにかくいろいろなことがスムーズになるので、様々な物事のタイミングも合って来て、

俗に言う「運がいい!」「ツイてる!」といった感じがします。

これまで悩んでたことが嘘みたいにどうでもよくなります。

 

そして、軽やかでエネルギッシュな感覚になるので、必死に頑張っている感じはしないのですが、はたから見ると、

「なんかあの人すごいスピードで進化してる!」

「なんであんなにトントン拍子なんだろう?」

という感じに見えます。

 

成功への道というのは、これまでの「前提」を超えていくプロセスです。

このプロセスを「枠から出る」とか「常識を超える」と表現されることもありますが、

 

それは別に、世間の常識の反対をやったらいいとか、奇をてらったことをすればいいとか、そういうことではありません。

自分の本当の望みに向かって、直進するのです。

魂が望んでいることに対して、ジャッジを超えて、自分の中の赤信号を、青信号に変えるのです。

 

現実世界の信号は、待つのが常識ですが、

自分の中の信号は、待つんじゃないんです。

自分の手で変えるんです。
押しボタン式です!

 

だれかの言うことに従うだけの人生を終わらせて、自分の中心軸で生きる最高の人生に移行したいなら、人生におけるGOサインは、自分でしか出すことができないのです。

 

あなた以外の誰かに、あなたの人生にGOサインを出す権限なんか無いんです。

自分の人生の権限は、もともと自分にしか無いんですから。

だから、他の誰かに許可を求めても意味ないんです。

 

この、人生のステージアップの時期の「枠から出る」という現象はワープに似ていいて、「加速」という性質を持っています。

つまり、一気にグンとスピードアップするので、これまでの自分のなかの過去の常識のノリのまま行こうとすると、未知の体感にびっくしりて、恐怖心がわき起こるのです。

 

例えていうなら、一般道から高速道路に入るときの、

合流する瞬間」の、あの一瞬の感じに似ています。

 

どんなに怖くなっても「ブレーキを踏むほうが危ない」という状況です。

 

一般道から、高速道路に入るには、徐々に加速をつけて、すでに高速移動している車と同程度の速度になるまで勢いをつけ、しっかりタイミングを読んで、安全に合流する必要があります。

 

一般道の速度に慣れていると、何となく「向こうが避けてくれるだろう」という感覚になりがちですが、

高速走行の世界は、低速走行の世界とは前提が違います。

 

高速で走っている車の判断ペースと、低速で走っている車の判断ペースは違います。

車の例だと、「速度の違い」という点での例え話になってしまうので厳密にいえば異なるんですが、体感や感覚的には近いものがあります。

 

つまり、より高いステージに移行するために、自分の責任で、できるかぎりの最善のパフォーマンスを発揮することが、その世界の流れに乗る秘訣というわけです。

 

行きたい世界のペースを把握し、

低速だった状態から、自分自身が理想の流れにのるためのリズム。

それを、じぶんの内側に先取りして感じ取る必要があるんですね。

 

低速走行をしてたときのイメージを、合流というその一瞬のうちに捨て去り、すでに高速走行している自分のイメージを、体感として自分の中につくりあげるのです。

 

だから、流れに乗れるのです。

 

ちょっと前の記事「自分発の波をデザインする」の中で語ったことと共通しますが、

まず自分の内側に、リズムをつくる、波をつくる。

そこから、外側で起きている現実と調和させる。

この一連のプロセスが大事なんです。

 

ためらっていたら、流れに乗れないどころか、事故が起きてしまう危険があります。

ましてや、止まるなんて、もってのほかです!

 

ためらう、迷う、止まる。

これは、せっかく自分の中に形作った最高の波を打ち消す作業です。

 

「いいぞいいぞ!この調子!」と、自分でつくっていった流れを、自分自身でぶち壊してしまうんです。それも、自分の中の無意識の怖れによって。

 

この無意識の怖れは、魂の純粋な望みに対して逆走します。

 

その無意識は、未知の体験への怖れから逃れたいあまり、自分自身の最高のリズム、最高の波を「打ち消してしまいたい」という、見えない願望となります。

 

それは、現実世界という外側に現象化していきます。

 

現象化の例としては、あなたに反対する人が現れたり、逆に表面上おいしい話をもちかけられたり、

 

ときにハニートラップのような形で、好みのタイプの人が近づいてきたり、お金の不安を煽られたり、経済的にどん底を経験したり・・・

 

などなど。

いちばん自分にとって弱点になっているところを刺激するような形でおとずれます。

 

それを乗りこえるためには、じぶんの内側としっかり繋がって、魂の本当の望みである、次のステージに向かうための正解の道を選ぶことが大切なんですが、

 

ひとつ、それ以前の問題を感じています。

 

多くの方が、かなりの確率で落とし穴におちる理由として、「これまでの常識が真逆になるポイントで、それを見定められない」ということが挙げられるのです。

 

簡単にいうと、選ぶべき道の「逆」を選んでしまう。

「相談すべきじゃない人」に相談してしまう。ということを、やってしまうんです。

 

そこでバランスを崩してしまい、あと一歩のところで選択を誤って失速していく方が多くて、私としては、ほんとうにもどかしいです。

「あと一歩で、新しいステージに行けるのに!」と、いつも心の声が叫んでいます。

 

まとめ

今回の記事で最もお伝えしたいことをまとめます。

 

ステージアップと呼ばれる、一段上のステージに行く時期には、ある特定のタイミングで

この状況下だけは、一般的なルールが通用しないというポイントが存在します。

 

人生の転機には、そのポイントの見極めが重要になります。

もし人生の転機に差し掛かったら、転機を乗り越えた経験のある人に相談しましょう。

 

剣れいや

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