こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
「頭でわかっていても、体がついていかない。気持ちがついていかない」
という表現があります。
今回は、その言葉にどういう意味がこめられているのか。
女性性と男性性のエネルギーの解説をしながら
「愛と信頼」について、お話してみようと思います。
信頼は地のエネルギー。じっくり積み上げるもの
誰かと信頼関係を築いたり、愛を育んだりすることは、一瞬でできることではありません。
たとえば、ビジネス上であれば、言葉で説明されたり、数字でわかりやすくかかげられた実績が信用できるかどうかの決め手になることはあります。
しかし、実際に信用するに足る相手かどうかは、何度も取引をしていくうちにわかってくるものです。
そして、時間をかけて信頼というものになるわけです。
たとえば、愛には様々な種類があり、一目惚れや一瞬で燃え上がるような恋愛もありますが、それはたいてい一時的で、冷めるのも早かったりします。
じんわりと暖かい人間的な愛というものは、じっくり時間をかけて育んでいくもの。
それは、どんなに言葉で説得したところで、証明できるものでありません。
言葉では、なんとでも言えるからです。
愛は、言葉で誓うだけでなく、行動で示す必要があるのです。
愛や信頼は、女性性のエネルギーと言えます。
それらは、一瞬では動かすことのできないもの。
じっくり、ゆっくり、時を重ね
育んでいくもの。
だからこそ、時間かけて築き上げた関係性というのは、味わい深いものなのだと思います。
男性性の、
火(野心や情熱)
風(知性や理論)はスピード感がありますが
女性性の、
水(愛情や感情)
地(現実と行動)は時間をかけて育むもの。
育つというのは、プロセスです。
急かして早まるものではなく
むしろ、焦ることで
根っこが張るまえに無理をして、土台が不安定になったりすることもあるのです。
愛と信頼は、焦らず急かさず
じっくり深めていくことが大切なんですね。
剣れいや
「愛と信頼は、積みかさなる。女性性と男性性の観点から」へのコメント
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