春が恋の季節である理由。女性性と男性性の統合によってオリジナルが生まれる。

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

この前、近くの公園で、一足早めの桜が咲いていました。

きれいだなぁーと感動して見ていたら、メジロ。

写真では分かりづらいけど、とってもきれいな黄緑色をしていました。

2羽で仲良く、花の蜜を吸っていました。

天気がいいので夫婦でお食事といったところですかね。

 

 

そういえば、日本には4つの季節、四季がありますよね。

四季にも、男性性と女性性のバランスの原理が働いているのです。

 

今回はこの点について、解説していきます。

女性性と男性性と「季節」の関係

実は、おおきく分類した場合

女性性には2種類、男性性には2種類

性質の違いがあります。

 

そして、性質によって

女性性は、「水」と「地」に分けられ

男性性は、「火」と「風」に分けられます。

 

それぞれの性質については、今後、詳しくお伝えしますね。

 

今回はちょっと寄り道して、という季節の持つパワーについて、ご説明します。

 

春は、恋の季節

長い冬が明けて、ようやく日差しがポカポカしてくる春。

 

気持ちが軽くなって、ふらっと出かけてみたくなったり、

これまでと違うファッションを取り入れたくなったりと

「何かそろそろ、新しいことをはじめてみてもいいかな?」

と思えるようになる季節なのではないでしょうか。

 

春に私たちがワクワクするのは、

たとえ頭で考えて「春が来たからワクワクしてるんだ」と思っていたとしても

 

実は、体が、暖かな空気や、匂いなど

五感で春を感じて、本能的にワクワクしているんですね。

 

 

特に春は、動物たちにとって、恋の季節です。

 

長い冬を乗り越え

ようやく食べ物に困らなくなる季節になったことに

並々ならぬ感動と安心感を感じ

 

軽くなった体と、その高揚した気持ちが、エネルギー的な余裕を生み出し

それが恋愛のエネルギーになる。

 

遠い昔、自然に溶け込んで生活していた頃の私たちは

動物たちと同じように

植物が一斉に芽吹き、動物たちが活動を始める季節に安心感を感じていたのではないでしょうか。

 

野生動物と違って、今では一年中恋をしている(?)現代人ですが

遠い昔には、春にいっせいに恋をしていたのかもしれませんね。

 

春はいのちが生まれる季節

では、なぜ、春に動物たちが動き出すのでしょうか?

それは、肉食動物にとっての食料である、草食動物が活動を始めるから。

 

そして、草食動物にとっては

食料である植物が一斉に成長を始めるから、なんですね。

 

では、なぜ、植物は、春にいっせいに芽吹き、成長を始めるのでしょうか?

 

実は、ここに

女性性と男性性のバランスの原理が働いているのです。

 

女性性と男性性のバランスが整うと、新しいものが生まれる。

女性性と男性性のバランスが整うと、新しいものが生まれる。

これは

豊かに生きるために、とっても役立つキーワードなので

ぜひ頭の片隅に置いておいていただきたいです。

 

地球上には、メスだけで子孫を残せる生物もいますが(ある種の昆虫など)

あくまでも、それによって生まれるのは自分のクローンであり、

同じ遺伝子情報をもつ子供しか産めません。

 

コピーはできるけど、全く新しい個性をもったものは生まれない。

それが、女性性だけで行う生産です。

 

ちなみに、男性性はエネルギーを与える性質なので、無から有を生むことはできません。

※IPS細胞を使うと同性間でも子孫を残せるという技術が発明されましたが、
これはセクシャリティ(肉体の性)が同性同士でも子供ができるよ、ということであり、
女性性と男性性というエネルギーとは別の話です。
どんな性別でも、両方のエネルギーを持っているため。

 

女性性と男性性という、相反するエネルギーを融合させると、

これまで存在していなかった第3のオリジナルが誕生します。

それこそが、世界でたったひとつの、個性をもったオリジナルの存在です。

 

これは、子孫を残すことだけに限った話ではなく

これまでにないもの、オリジナルの作品、企画、製品、システムなどのアイディアも、女性性と男性性のバランスから生まれるものです。

アイディアが無尽蔵に湧いてくる人は、女性性と男性性のバランスが両方ととのい、プラスの方向に発揮できる人なのです。

女性性と男性性のバランスが整うと、クリエイションのエネルギーが湧いてくる、ということなんですね。

春は、すべてのバランスが整うスタートの季節

冒頭でお伝えした

女性性は、「水」と「地」に分けられ

男性性は、「火」と「風」に分けられる、というお話。

実は「」という季節は、このすべてのバランスが整うため、生命が一斉に誕生するのです。

 

大地が雪に覆われ、日差しが弱ければ、植物は眠り続けます。

そんな寒い時期に強い風が吹けば、生命にとって、過酷な環境でしょう。

 

しかし、春になり、太陽のエネルギーが降り注ぐと

雪は溶け、川となって流れはじめます。

 

つまり、凍てついて留まっていた水)が、大地に行き渡る。

そしてさらに、太陽(火)はその大地を温めつづけ、

その温もりに誘われて木々が芽吹き、草が生い茂りはじめるのです。

 

熱エネルギーを与える太陽は、火(Fire)
火の男性性

熱が行き渡るように運んでいくのが、風(Air)
風の男性性

雪から川へと変化し大地を潤す、水(Water)
水の女性性

水を受け止め、草木を育む、地(Earth)
地の女性性

 

この4つの性質のエネルギーが、最もバランスのとれた状態が、春なのです。

 

これがもし、冬からいきなり夏になったりしたら、どうなるでしょう。

灼熱の太陽があらわれて、カンカン照り。

ものすごい勢いで雪が蒸発していくかもしれません。

 

植物たちの多くは、急激な変化についていけずに

芽を出せなかったり、枯れたりと、

きっと参ってしまうことでしょう。

これは、火のエネルギー(男性性)が強すぎたことにより、バランスが崩れてしまった状態です。

 

 

まあ、話し出すと永久に話してしまいそうなので、今回はこのへんで一区切りしますね。

 

 

 

それではまた。

 

 

剣れいや(つるぎれいや)

 

 

 

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