こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
過去記事「【図解】人生の転換期をついにイメージ化!夢に向かう自分を信じつづけよう」という記事に「腑に落ちました!」というご感想をいただくことがあります。
特に個人事業主、経営者の方ですと「ピンとくる」方が多いようです。
上記の記事では、回転するエネルギーに例えて解説していました。
もしかしたら、この図の「回転」がピンとこない方もいるかもしれないと思ったので、別の角度からも図解してみようと思います。
その前にざっと「人生の転換期」のおさらいをしますので、しばしの間お付き合いください。
自分じゃない気がする・・の正体
「こんな人生のまま、終わっていくのは嫌だ」
「私の人生は、こんなもんじゃない気がする」
「このままの人生が続くなんて、考えただけでゾッとする」
もし、今そう思うのであれば「そろそろ人生の基盤を変える時期が来ているよ」というサイン。
私たちは、幼い頃から、誰かから聞いたり、誰かの行動を観察したり、その後、世の中に出て
「こうでなければならない」「これが正しい」と思った人生を送ります。
しかし、その「思い込み」からくる判断基準は、あなた本来の自分を100パーセント生かしてワクワクしながら生きるための判断基準ではないことが実に多い。
多くの人は、自分の意見、自分の判断基準だと思いこんで、実は無意識に自分ではない人の判断基準で生きてしまっているのです。
そんなとき私たちは「自分の人生は、本当にこんなものなのか・・・?」という強い違和感を感じます。
でも、いざ生き方を変えようとしても
周りの評価や世間の目が気になるし
やりたいことをやろうとしてもなぜか気後れするし
心の奥で感じることがあっても、周りを見渡すと急に自分のほうが間違っているような気がする・・・
という感じで、
堂々と自分の意見も言えず
チャレンジしたくても間違うのが怖くて
一歩踏み出すことすら躊躇してしまう。
ということを繰り返します。
結果、自分のことがどんどん信じられなくなり、憂鬱な気持ちになっていきます。
そのネガティブスパイラルに、今度こそ、今度こそ!終止符を打ちましょう。
具体的にどうすればいいのか、という点は、おひとりおひとり、原因も対策も違ってきますので、一概には言えません。
ただ、違和感を感じて、どうにもこうにも現状のままが苦しいのならば、状況としては人生の転換期にさしかかっていると言えます。
「人生レベルで流れを変える時がきていますよ」
というメッセージを孕んだ、とても大きな変化のタイミング。
これを、感覚的にどうにかお伝えできないかと試行錯誤し、ついに過去記事で図解することに成功しましたが、今回はさらに別の角度から図解してみます。
今回は「人生の転換期」を横から見た図です。
人生の転換期に、エネルギー的に何が起きているのか?イメージ図でご覧ください。
人生の転換期を横から見てみる
人生の転換期とは、いうなれば自分がバージョンアップするタイミングです。
過去の基準で生きてきた自分に別れを告げ、新しい基準で生きはじめる。
「新しい」基準を選ぶというのは、本来の自分の価値観に近づいていくことなのですが、多くの場合は本来の自分を見失って苦しいので、本来の自分と言われてもピンとこないのです。
なのでここでは「新しい」自分、「新しい」基準と呼んでいます。
そしてもちろん、新しい基準を選ぼうとすると、これまでうまくいっていたものごとに変化がおきます。
過去の仕事や人間関係をはじめ、今持っている物など、過去の自分が選んできたものは、過去の自分の判断基準で選んできたものですから、新しい基準で生きようとすると「波長が合わない」ということがおきます。
つまり、
これまでの人間関係や、これまでやってきた仕事、これまでうまくいっていた恋愛がうまくいかない
これまで持っていたものがしっくりこなくなる、
というようなことがおきます。
この時期は、どうしても精神的に不安定になりやすいです。
そして、そんなときほど、判断を揺さぶられるような出来事がおきます。
たとえば、こんな感じで。
・転職しようと決断した矢先に昇格・昇給を提示され、転職のリスクが気になりはじめる。
・見切りをつけようとした相手から、思いがけず優しい言葉をかけられて驚く。
・過去に恋愛関係になった相手から急にお誘いが来てフラッと関係を持ってしまう。
・家族やパートナー、恋人に泣きつかれて罪悪感を感じる。
・経済的に窮地におちいってしまい、夢よりもお金のことで頭がいっぱいになる。
などなど・・・
そのほかにも、ここぞとばかりに弱点をつかれるようなことがおきます。
これに巻き込まれると、新しい人生のために一番重要なことに注ごうとしている、あなたの貴重な時間やエネルギーがうばわれはじめます。
これはかなり巧妙なので、惰性で生きていると簡単に巻き込まれてしまいます。
そして結果的に消耗し、夢のために行動する気力がそがれてしまうのです。
このとき、過去のエネルギーが強まったように感じるかもしれないのですが、
実は自分の意識が未来に向かっているために、過去とのギャップを体感しはじめる現象なのです。
この過去への引き戻しがどれほど強いのか、文章だけだとわかりづらいと思うので、図解してみますね。
新しいステージへの移行は、まるでひとつの谷を渡るようなアドベンチャー。
さまざまな誘惑を乗り越えて、より高いステージに到達する冒険です。
そう聞くと、こんなイメージができるかもしれません。
しかし現実に起こることは、これよりいささか強烈です。
では、実際にはどういうことが起きるのでしょうか?
実は、谷底からは、強く引っ張る力、吸引力が発生しています。
これが、過去への引き戻しの正体です。
これによって、未来へ向かう軌道が変化します。
図にするとこんな感じです。
ぐぐっと下に引っ張られますよね。
人生の転機には、とても大きな精神的負荷がかかるのです。
この吸引力は半端ないです。
だから、夢への想いや、自分自身に対する信頼感が薄れてしまうと、いとも簡単に過去に引き戻されてしまうのです。
多くの人が夢を叶えられず、あと一歩のところであきらめてしまって「夢は叶わないもんだ」と思っているのは、このトラップを知らないことが原因なのです。
そうですよね。ただ努力を続けていれば叶うんだ!と思っていたら、こっちの図を思い描きますもん。
こんな感じ?って。
こっちを現実だと思い込んでいて、実際にこうならなかったらショックだし、絶望してしまうでしょう。
だから、人生の転換期で起こることをしっかり知っておいてください。
では、この吸引力に負けてしまった場合はどうなるのか?
過去の課題、つまり自分がクリアしていない課題の地点へと飛ばされます(汗)
そこで待っているのは「補講」と「再試験」なのですが、短期間で簡単に終わるものではなくて、もう一巡のサイクルがはじまるということです。
わかりやすくいうと「留年」ですね。
人生の転機というのは、そんなにしょっちゅうあるものではありません。数年に一度です。
なので、いちどチャンスを逃したら、その後何年かは、また同じようなことでぐるぐるすることになるわけです。
【人生の転機特集】人生が大きく変わる時のヒントをまとめました。
剣れいや
「【図解】人生の転換期の「断面図」をイメージ化」へのコメント
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