こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
お金とエネルギーに関する質問をいただいたので、このブログでもお答えしようと思います。
お金は何のエネルギー?
お金は、物質的な基盤と関係しているので、基本的には地の女性性の性質を持っています。
物質的な基盤とは、衣食住のこと。
仕事や家、
カラダの健康のための食事や運動など、
現実面での基盤をつくるためのものです。
地の女性性エネルギーは私たちが生きる上で基本となる、とっても大切なエネルギーです。
たとえば
どんなに、やる気や情熱があって(火の男性性)
どんなに知識やノウハウが豊富で(風の男性性)
どんなに愛にあふれる優しい心を持っていたとしても(水の女性性)
地の女性性という基盤が整っていなかったら、何もできません。
地の女性性が不足しすぎてバランスを崩した状態
つまり、
カラダがボロボロで、
食べるものもなくて、
家もガタガタで、
着るものすら手に入らない状態だったら、
自分の人生を豊かに幸せに謳歌していくことは難しくなってしまうということ。
そもそも、もしそんな状態だったら
情熱を持つどころじゃないだろうし、
知識とかノウハウを使いこなす余裕もないだろうし
愛とか優しさなんて発揮している場合じゃないかもしれません。
そのくらい、地の女性性という基盤は大切です。
そして、現代を生きる上で必要な「お金」も、地の女性性にあたります。
人によって違う?お金のエネルギー
もちろん、お金が地のエネルギーに分類されるのは「生活に必要だから」というだけであり、お金自体は単に社会的な概念でしかありません。
お金という概念は、社会で信用されている共通認識のことです。だから、お金に実体はないんです。
実体があるのはお金(Money)ではなく金(Gold)ですね。
お金(Money)はデジタル化して電子マネーなどの形で流通させることができますが、金(Gold)はできません。
金(Gold)を貨幣価値に換算してデジタル化(数値化)することはできますが、鉱物としての純粋な金(Gold)の価値をデジタル化することはできません。
水晶(クリスタル)の価値をデジタル化することができないのと一緒です。
純粋な金(Gold)の価値は、そのもの自体とセットになっているので、数値化もできないし、そのものから切り離すことはできません。これが存在(Be)の価値というものなのです。
存在(Be)=女性性
行為(Do)=男性性
お金自体は食べられないし、持っているだけでは何も起きません。
そういう意味では、お金なんかより食べ物のほうがよっぽど価値があります。
お金は、価値あるものと交換する以外に使い道はないのです。
それはつまり、お金自体に価値があるわけではない、ということです。
そうはいっても、単なる道具であるはずのお金に対し、私たちは気持ちをゆらがされます。
必要以上にお金に感情を動かされるのです。
その結果、人生の大半をお金のことを考えて過ごす人も多いのでしょう。
私たちは幼い頃から、親や社会やメディアなどによって、お金にまつわるドラマやニュースを見聞きします。
そしてその結果、お金に対する過剰とも言えるような強烈な思い込みを作り、そこに縛られてしまうのです。
さきほど、
お金に実体はない
と言いましたが
実体が無いとは、どういうことなのでしょうか?
実体が無いものは、人によって捉え方が変わる、ということが起きやすくなります。
では、もう少しわかりやすく見てみましょう。
あなたにとって、お金とは?
お金自体は地のエネルギーですが、お金が動く場面によって、異なるエネルギーが発生しています。
もちろん、お金からビビビ!とかいってエネルギーが出るわけではありません(笑)
お金を扱うときの私たちの感情の状態によって「お金にエネルギーが乗る」という感じです。
たとえば、アドレナリンで動かされるようなギャンブル、バーゲンセールなどでの衝動買いは火のエネルギー(男性性)
ひたすら数字を追うような株(特に長期投資ではなくデイトレードのようなもの)などは風のエネルギー(男性性)
愛がなければできないような動かし方で、たとえば慈善事業や募金活動などは水のエネルギー(女性性)
となります。
ただし、それらは表面上に見えるような単純なものではなく、時には複雑に裏でからみあっていることもあります。
裏側に隠れたエネルギーも存在する。
表面上は、衝動的にお金を使っているようでいて(火の男性性)じつは何らかの目的のために無意識下で計算していることもあります。(風の男性性)
冷静に淡々と数字を追っているかのように見える投資家(風の男性性)が、実は「稼がなければ!!」「もっともっとだ!!」と枯渇するような焦り(火の男性性)にけしかけられていることもあります。
地球に愛を!と声を上げる慈善事業家(水の女性性)が、実のところ
もっとも愛を欲しているのは自分自身であり、自分で自分を愛せない苦しさを慈善事業を行うことで癒そうとしていることもあります。
そんなときは、知らず知らずのうちに渇望のエネルギー(火の男性性)が原動力になっています。
表面上の活動と、裏の動機がマッチしていないと、違和感という形で表面化します。
最初はうまくいっていても、動機がズレているものは長期的にはうまくいきません。
そのちょっとしたズレで生まれる誤差は、時間とともに大きな差になっていくのです。
お金もバランスが大事
一口にお金といっても、いろいろなエネルギーでお金を使うことができる、ということがお判りいただけましたでしょうか。
女性性と男性性のバランスが整っていくと、お金との付きあい方もクリアになり、幸せな関係性を築けるようになります。
お金に対して
衝動的になりすぎず、でも豊かさへの情熱は持っている。
お金に対して
冷徹になりすぎず、でもしっかり知性を使って判断する。
お金に対して
感情的になりすぎず、しかしちゃんと愛をもってファンレターのように扱うことができる。
お金に対して
執着しすぎてケチケチすることなく、大切にしっかり守り、やりくりしながら育てる(殖やす)ことができる。
これが、女性性と男性性のバランスが整ったお金の使い方です。
以上、何かのヒントになれば幸いです。
それではまた!
剣れいや
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