夢が叶う怖さ。全力で自分を幸せにする罪悪感

夢が叶ったらいいなって

描いているときは

みんなワクワクしながら語るけど

 

 

その夢が、

いざ叶う!という瞬間のことは

あまり語られない。

 

 

 

乗り越えたあとに語られる言葉は多いけど

その言葉はもう、

異次元の波長をまとっていて

 

 

いまだ必死で乗り越えようとしている人の目には

ファンタジーにしか映らないし

 

そもそもの波長が違いすぎて

違和感しかない。

 

 

 

 

古い世界と

新しい世界の

次元の間にぽっかりと口を開けた

 

 

奈落の谷のど真ん中。

 

 

 

その谷の底からは

 

 

快楽と絶望を巧みに操る

 

親近感のある

魔の声が響いてくる。

 

 

その誘惑の手に堕ちたら

 

 

 

ふりだしに戻って、もう一度やり直すことになる。

 

 

 

 

奈落の谷の上の

 

ただ一本の、細いつり橋。

 

 

そこは、風が強い場所だ。

 

 

 

もし、あなたが人生の変化のど真ん中にいて

 

 

古い世界のエネルギーと

新しい世界のエネルギーのあいだの

気圧の谷の風に翻弄されているのならば

 

 

どうか、このお話しの続きを、お聞きください。

 

 


 

夢が叶う寸前の

その瞬間は

 

 

必死で自分の内側と向き合っていて

 

 

外側にいる人に意識を向けているヒマはない。

 

 

だから、

 

夢が叶う経過と

乗り越える瞬間の感覚的なことを

 

切々と語っている人は、少ないのだ。

 

 

 

自分の見栄えや

世間体を気にしながら

古い自分と戦うことはできない。

 

 

もし語れることがあるとしたら、

 

古い自分と

新しい世界へ向かおうとする自分の一騎打ちの模様を

 

実況中継することくらいだろうけれど

 

伝える方法は

体現すること、ただそれしなかい。

 

 

 

口先だけだったら、簡単に見抜かれる。

 

 

誰に?

 

 

自分自身にだ。

 

 

外側に見えている「他人は」

すべて、自分自身の内側を投影した影なんだ。

 

 

 

 

人生の変化を乗り越える時は

集中力が必要になる。

 

 

 

 

自分と向き合う苦しさに耐えかねて

 

「自分以外の誰かに意識を向けられたら、どんなに楽だろう」

「その誰かが、行かないで!って止めてくれたら、どんなに楽だろう」

 

と、無意識に思ってしまうこともある。

 

 

 

そんなとき

あなたの望みに応えるかのように

 

 

外部からの

甘い誘惑がやってくる。

 

 

古い世界のあなたの影が

あなたが昔からよく知っている人の姿を借りて

 

あなたを引き止めにやってくる。

 

 

 

そんなとき、気づいていて欲しい。

 

 

その影から、やんわりと

言語化されない領域で伝えられる

メタメッセージ

 

 

「行かないで」という思いが

あなたの心に刺さる理由を。

 

 

 

 

ほんとうに「行かないで」って言っているのは、誰なのかを。

 

 

「行かないで」

そう言っているのは

 

 

今あなたの目に見えている

過去の影じゃない。

 

 

ほんとうに「行かないで」と言っているのは

 

 

あなたの中で、遠い昔から

ずっとあなたが振り向いてくれるのを待っていた

 

もうひとりのあなた。

 

 

やっとつながれる!

一緒に次の世界に行ける!

 

と、あなたと一緒にワクワクしていた

もうひとりのあなただということを。

 

 

記憶に残らないくらい

遠い昔に

離れ離れになった

あなたと、

もうひとりのあなた。

 

 

もうすこし。

あとすこし。

 

もうちょっとだから

待っててね

 

「わかった」

 

 

そう言って

 

 

ずっとけなげに待ってくれていた。

 

あなたが過去への思いにケリをつけるのを

待っていてくれた

 

 

もうひとりのあなたとつながるのは

 

怖いことかもしれない。

 

 

 

これまでずっと

目を背けてきたこと

これまで蓋をして

見ないようにしたこと

 

 

 

それらがそのまま、そこにあるから。

 

 

 

頭のなかに瞬時に広がる

聞き覚えのある言葉。

 

 

あの人の世話をしなきゃ

あの人を救わなきゃ

あの人に申し訳ない

あの人が悲しむかも

 

 

便利な方便。

使い勝手のいい大義名分。

 

 

「いい人」という仮面の下に隠れることができて

 

自分の無価値観や無力感

自信のなさを、すべてカバーしてくれる。

 

一時的に。

 

 

 

世の中では普通に使われている言葉だから

誰も異議を唱えてこない。

 

 

 

ただし、

同じところをぐるぐる回るのをやめて

次のステージに行こうと決心をしているのならば

 

どうしても、気づかなければならない。

 

 

 

 

 

あなたが本当に世話をしなきゃならないのは

あなたの内側で傷つきつづけてきた

自分自身であり

 

 

あなたが本当に救いたいと思っているのは

 

ここまで来てもまだ

自分に見放されそうになっている

自分自身であり

 

 

 

 

あなたが本当に申し訳ないと思っているのは

 

これまでずっと

「私にも悪いところがあったんだ」

と言い聞かせ

 

傷だらけのまま放置していた

自分自身に対してであり

 

 

 

あなたが本当に悲しいと感じているのは

 

ここまで必死で頑張ってきたのに

またしても

 

自分自身のために生きることを

あきらめようとしている

 

 

 

 

そんな、

自分自身に裏切られそうな

 

自分自身の悲しみを

 

感じているから。

 

 

 

そんな

 

幾重にも重なった

 

自分自身に対する絶望と

 

 

「ああ、またダメなのか」

というやりきれない思い

 

そして、

ここまできて

あきらめたくない

 

 

という

切なる思いを

 

 

感じているから。

 

 

 

 

他人にとって良い自分

を演じることなら

 

いくらでもできるかもしれない。

 

 

 

もし、うまく付き合えない人がいたとしても

その人とは関わらないようにして

 

別の人と

一から付き合い直せばいいだけなのかもしれない。

 

 

 

ただ、自分だけは、そうはいかない。

 

 

どんなに隠れたとしても

どんなに逃げつづけたとしても

 

 

あなたのなかにいる自分自身は

あなたを見ている。

 

 

 

片時も離れず、

 

あなたの心の動きも

あなたの行動も

 

言っていることと

やっていることがズレた時も

 

 

それでも、

やっぱりあきらめきれなくて

努力して来た姿も

 

 

全部見ているのだ。

 

 

 

外側の誰かの目をごまかせたとしても

自分の目だけは、ごまかせない。

 

 

外側の誰かから逃げ切れたとしても

自分自身からは、逃げきれない。

 

 

自分自身との信頼関係というものは

 

そのくらいシビアなものだ。

 

 

 

死ぬまで逃げきれたとしても

それはゴールではなく

 

 

もう一回生まれてきて、

その課題を

もう一回やりなおすことになる。

 

 

 

それが面倒なら

 

今この瞬間、全力で自分の味方をして

 

自分と向き合うしかない。

 

 

 

全世界を敵に回したとしても、

 

いついかなるときも

 

自分の味方で。

 

私が死ぬのをやめた理由。本気で生きて、ホンネで叫ぶ。

 

剣れいや

 


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