第10回 いざ作戦会議!魔境を抜け出すための攻略法【人間関係のトリック】


 

第10回 いざ作戦会議!魔境を抜け出すための攻略法

 

こんにちは。

冷静と情熱のクリエイティブカウンセラー

剣れいやです。

 

人間関係の悩みを一挙に解明する『人間関係のトリック』

第10回目です。

 

 

前回はいきなり講座を終了することとなり、たいへん失礼いたしました。

 

例の緊急事態ですが、

 

実は… あ!

第10回 いざ作戦会議!魔境を抜け出すための攻略法

 

つるぎさん

判事くん…!まだお呼びしていないのですが…

 

判事くん

全部、聞かせてもらったよ。

その話が真実かどうかは、そのエックス氏とやらが詐欺師か否かにかかっているがね…

 

負け犬くん

第7回からいきなり、誰も講座に呼ばれなくなったみたいなので、なにか胸騒ぎがして、会場に来てみたんです。

そしたら、判事さんエセヒーローさんも来ていて…

 

エセヒーローくん

私は誰かに呼ばれているような気がしたんだ!

私に助けを求める誰かに…

 

負け犬くん

3人で鉢合わせして気まずい雰囲気になっていたときに、会場からとんでもない話が聞こえてきて…

つい聞きいってしまったんです。

それで気になって…、8回目も9回目も聞きに来てしまいました…

そして…絶望してました…

 

 

判事くん

私は、事の真偽を確かめる必要があると感じて、

毎回来ていたんだ!

 

エセヒーローくん

これはまずいと思ったよ!

何がまずいのか…とにかくまずい事になっていると思って

 

つるぎさん

負け犬くん、判事くん、エセヒーローくん!

皆さん第7回目以降の内容を聞かれていたんですか!?

わざわざ会場に来てまで…

Σ(^Д^;)

 

エックスさん

この話を受け入れるには時間がかかります。

最初は混乱して当然です

 

判事くん

私は混乱などしていない!

エックスくん。

君が言っていることが嘘なのか、真実なのか、

それを判断する必要があるから、こうして来ているんだ!

 

エックスさん

では申し上げます。

私が3回に渡ってご説明さしあげたことは、

こちらの『依存界で生きる方々にとっては

』であり、『間違い』です

 

 

判事くん

なにっ!!??

 

つるぎさん

????

 

エックスさん

なぜなら、こちらの世界にはこちらのルールがあるからです。

判事さんにお聞きします。

海外には『自動車は右側通行をせよ』というルールの国があるのはご存知でしょうか。

 

判事くん

もちろん知っている。馬鹿にしないでもらおう。

 

エックスさん

という事は、

日本で自動車が左側通行なのは間違いなのでしょうか?

 

 

判事くん

まさか。

日本の道路交通法ではそう決まっている、それだけじゃないのかね。

間違いも何も…

 

エックスさん

そうですね(^^)

では、日本から海外旅行に行った先で、

自動車が右側通行しているのを目撃して

日本では左側通行なんだぞ!右側を走るなんておかしいじゃないか!!

と叫んでいる人がいたら、いかがですか?

 

判事くん

まったく滑稽な状況だ

 

 

エックスさん

そうですね。

私が今暮らしている自律界も、

こちらの依存界も、

そういった『ルール』の違いがあるだけなのです。

 

本質的な『人』の部分は、自律界も、依存界も、変わらない。

ただ、どういったルールに同意して生きているか?

それだけなのです

 

判事くん

………

 

 

エセヒーローくん

エックスくん、

私は誰かに呼ばれた気がして、ここに来たんだ。

でも、助けを求めてくる人はいない。

私は、一体何をすればいいのだろう!

 

エックスさん

他人を助ける必要などありません。

あなたは、あなた自身を大切にすれば良いのです

 

 

エセヒーローくん

自分自身…?

 

エックスさん

聞き慣れない考えかもしれません。

でも、ずっとあなたに助けを求めていたのは、

他ならぬ

あなた自身なのではないですか?

 

エセヒーローくん

自分自身が、私に助けを……?

…………

……

 

つるぎさん

あれ?

エセヒーローくんが大人しくなっちゃいましたよ…

 

エックスさん

救済者ポジションは、実は孤独な立ち位置なんです。

 

加害者の心境も、被害者の心境も分かってはじめて立てるポジション。

だからこそ、どちらのポジションの人をみても心がざわつく。

そして、頼りにされれば介入し、加害者を見つけたら攻撃する。

 

不毛な割にエネルギー消費が激しい、非常に疲れるポジションなのです

 

つるぎさん

そう聞くと疲れそうな役ですね…。

 

でも依存界の中では、それが嫌になったとしても

負け犬役」か「判事役」になるしか無いですもんね。

 

エックスさん

そうなのです。

私自身、依存界が全てだと思っていた頃は

「この世界のどこにも居場所がないのではないか。

いっそ消えてしまいたい」

とまで感じていました

 

 

負け犬くん

エックスさんにもそんな時期があったんですか…。

自分も、この世界に居場所なんかないと感じます。

でも、自分にはエックスさんのように未知の世界に飛び出していく勇気はありません…

 

エックスさん

そうですね。

あなたは自由なのですから、

こちらの世界にずっといるという選択肢もありますからね

 

負け犬くん

……………

……それは、たぶん…

 

嫌です………………

 

つるぎさん

負け犬くんの眼がいま、ギラっとしましたが…Σ(^Д^;)

 

エックスさん

負け犬くんがずっと抱えていたのは、

怒り』なのです。

 

それはもちろん

攻撃や介入をしてきた他者に対する怒りでもありますが

 

本当はもっと出来るのに、出来ないことにして、

ずっと負け犬ポジションにとどまっている

自分への怒りでもある…

 

つるぎさん

『怒り』ですか……

感情が鍵になっているんですね!

 

エックスさん

実は、皆、

いちばん奥底にある『感情』から逃げたかったという事なのです

 

つるぎさん

では、判事さんの奥底にあるのは何なのですか?

 

エックスさん

正しくなければ、価値がない。

だから自分の正しさを証明し続けなければならない。

それが出来なければ、自分は存在することすら許されない…

 

つるぎさん

それってものすごいプレッシャーですね…(;^^)

 

エックスさん

そうですね。

その苦しみが爆発して、他者への攻撃になってしまうのです

 

 

判事くん

……

 

 

つるぎさん

なんだか…みんな、

それぞれ、大変だったんですね…。

 

エックスさん

ご質問いただければ、いくらでもご説明できます。

感情について

そして依存界から抜け出すための方法について

 

でもそれは、ご説明したとしても

見込みのある方にとってしか意味が無いので、

特に必要なければ、私は今回で失礼させていただこうかと思っています

 

 

つるぎさん

え、自律界に帰っちゃうんですか?Σ(^Д^;)

ちなみに、見込みのある方とは!?

 

エックスさん

本気で依存界から抜け出したいと思っていて

さらに、

それを行動に移せる方です

 

つるぎさん

おお…!

 

 

 

負け犬くん

……!

判事くん

……

エセヒーローくん

…………

 

 

つるぎさん

エックスさん。いきなりすぎませんか?

考える時間を…

 

エックスさん

本心というのは、瞬時に決まっているものです。

時間をかけ、マインド(思考)が働きはじめると、

損得勘定や常識にとらわれて答えがぼやけます。

 

私は自分の人生が最優先ですし、依存界を救うことが目的ではありません。

 

自律界とは、夢物語のようなワンダーランドではありません。

ひとりひとりが自分の行動、自分の生き方に責任を持つから

同じ価値観の人と楽しく生きていくことができる。

そんな世界です。

 

誰のせいにも出来ない世界。

すべては自分次第。

それを私たちは

自由と呼んでいるのです。

 

自分の人生に責任を持つとは、そういう事です

 

 

 

負け犬くん

エックスさん、もう限界です。

自律界に行く方法を教えてください…

 

判事くん

この世界がカオスだったと知った今、既に未練はない…

エセヒーローくん

自分を大切にする…そんな価値観の世界に行ってみたい!

 

エックスさん

わかりました。

では、次回、自律界に向かうポイントをお伝えしましょう(^^)

 

つるぎさん

エックスさん、

今回のテーマである「攻略法」って、

結局何だったのですか?

 

エックスさん

それですね(^^)

実は、攻略法はとにかく『決断する』こと。

これがすべてで、

スタートであり、ゴールでもあるのです

 

つるぎさん

方法論と呼ぶにはあまりにも大きなテーマなのですね!

 

次回からは実践になっていくようですが、

私も気が引き締まってきましたよ!

 

 

 

次回

【第11回】逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!

お楽しみに!

 

 

 

剣れいや(つるぎれいや)

「第10回 いざ作戦会議!魔境を抜け出すための攻略法【人間関係のトリック】」へのコメント

コメントはありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です