はい、こちらこそ。よろしくお願いいたします(^^)

その心配はいりません。

３人が持っているのは、ある１つの共通した秘密だからです

そうです

『自分には存在する価値が無い』

という、

非常に強力な思い込みです

いいところに気づかれましたね、つるぎさん。

『思っている』というよりも、

意識していないほどの深いレベルで、信じ込んでいるのです

正確にいえば、性格ではありません

……(^^)

仮面、役割、配役…いろいろな表現ができますが、

その人自身の本質ではない。

これだけは確かです

さようです。

『自分には価値が無い』と信じこんでいる場合

その無価値感を感じつづける事は、相当な苦痛を伴います。

判事くんの仮面をかぶってしまう人は、

無価値感を感じる苦しみに耐えかね、

自分の身近に、同じ影をもつ人を探します。

そしてその人を攻撃することで、自分を正当化し

自分の内面の無価値感から逃げようとしているのです

その通りです。

そして、

エセヒーローくんの仮面をかぶってしまう人は

無価値感を感じる苦しみに耐えかねている所までは

判事さんと同じなのですが

もっと好都合なポジションを発見して、そこに安住しようとしているのです

はい。

それを『救済者ポジション』

またの名を『メサイアコンプレックス』といいます。

そうですね(^^)

しかし、ポジション的には、

最も自分の立ち位置に気づきにくく

抜け出しにくい位置にあるので、非常に厄介です

それは、世間的に問題がなさそうに見えること。

むしろ、

人助けをしている『いい人』という評価を受け取りがちなこと。

それによって、本人は自分がしていることが問題だとは感じない。

だから現状維持をしてしまう、

という所にあります

そこが重要なのです。

エセヒーローくんは、判事くんと負け犬くんの問題に割って入りました。

これを『介入』といいます。

当事者同士で解決できる可能性、つまり、

『人間関係の学びを奪う行為』と捉えることもできます。

そうなのです。

たとえ頼まれたとしても、本人が出来る事を肩代わりするのは、その人の成長のためにならない事があります。

結局のところ、エセヒーローくんは、相手のためを思って…というよりも

自分の中の無価値感から逃げるために、他人の問題に首を突っ込んで回っているのです

本人達は必死です。

そして、判事くん役の人と、

エセヒーローくん役の人が

最も必死になる事があります

負け犬くんに、ずっと負け犬でいてもらう事。

これを最も望み、死守しようとするのです

はい。負け犬くんが、実は最強のキーパーソンだからです

負け犬くんが全てを制していると言っても過言ではありません。

一番きついポジションでありながら、一番力のあるポジションなのです

はい。

負け犬くんポジションの人は、

依存界から抜け出せる可能性が最も高いと言えます。

いちばん下敷きになっているので非常に辛く、だからこそ気づきやすい。

しかし、本気で抜け出すためには、ある大きな決断が必要になります

そこは、３人を取り巻くシステムを含めてお話しましょう。

今回も長くなってしまったので、改めて次回お伝えすることにしましょうか(^^)