こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
最近思うのですが、
自分が今、とても苦しい状況にあることを自覚しているのに
「誰が本当の敵なのかを、認めたくない」という方が
いらっしゃるなあ、と。
そのことについて、
今回は思いを述べたいと思います。
時代の変化は待ってくれない
さすがに、今の世の中を見渡して
時代の変化が本格的に加速してきている事実を
認めない、という方は少ないかもしれません。
その加速は、これからいよいよ本番となり
「今ある職業が、数年後にいくつ残っているか?」というレベルの速度にまで達します。
とくにデジタル市場では、
数年前の常識が、今はすでに価値を失っていますし
今現在の常識は、数年先にはもう古くなっているでしょう。
ITバブルの崩壊、ビットコインの登場、
パナソニックは完全無人レジの試験的な導入をはじめたらしいですね。
そして、すでにAIが一般層にまで普及してきて
まるで家にお手伝いさんがいるかのように
一声かければ電気を消してくれたり、お湯を沸かしてくれたり。。。
つまり
なかなか人がやりたがらない、大変な仕事から無くなっていく時代になってきたのです。
労働に革命が起きはじめているのです。
組織が大量に雇用を生み出し
個人がそれに従うように働く時代の終焉です。
私が何を言いたいのかというと、
自分が本当に何をやりたいのか?
自分が本気でどう生きていきたいのか?
自分は何に対して情熱を持ち、
何に携わっていると無限にエネルギーが湧いてくるのか?
最低でも、この問いに対しての答えを
言葉にできるくらいハッキリと知っておかないと
これから先、さらに大きく揺れ動く時代の荒波にもまれ、
どちらに進んだらいいのかわからず、
路頭にまよってしまう可能性があるということです。
【参考記事】検索 【図解】未来の格差は天国と地獄!2012年以降の世界。
早く始めた人から有利になっていく「自分内探検」
自分が本当に何をやりたいのか?
自分が本気でどう生きていきたいのか?
自分は何に対して情熱を持ち、
何に携わっていると無限にエネルギーが湧いてくるのか?
それらを知るために、どうしても避けられない作業があります。
自分の内側を探検しに行く、という作業です。
「なんで作業?」
と思われるかもしれません。
作業と言ったのは、自分内探検は、意外と地味なことの繰り返しだからです。
一歩進んで二歩下がる。
一度は掴めたとおもったけど、やっぱり分からなくなる。
だから、時間がかかるのです。
ちなみに、私は特にこれといった夢もない普通の従業員から、
今の自分の価値観になるまで、
手探りだったのもあり、10年くらいはかかりました。
この歳月で探し当てたパーツをもとに
生きるための指標と人生のテーマを、だいたいの指針にして、今は進むことができています。
今の私は、
自由と幸せと豊かさを指標に走っています。
そして、人生のテーマは
表現とクリエイションです。
これらがあるので、
迷ったら指標やテーマに立ち返ることができ
時間とお金と労力の節約にもなっています。
自分以外の何かに従う人生に、疑問を感じても、
どちらに一歩踏み出せばいいのかわからない。
そんな状況に立たされたら、とても不安だし、混乱すると思います。
しかし、「自分を知る」ことさえできていれば、解決策は見えてきます。
自分と向き合うことを邪魔してるのは誰?
「えっ、自分と向き合う時間をとるなんて・・毎日こんなに忙しいのに??」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とカンタンに創り出すことができます。
なぜなら、1日のうちに、そんなに何時間も必要ないからです。
必要なのは、時間の長さでありません。
密度です。
つまり、
自由時間を6時間つくれたとしても、
しょっちゅう話しかけられて気が散る環境に身を置いたり、刺激的な娯楽で暇つぶしをしていたら、自分と向き合うことはできないということ。
1日のうち10分でも、3分でも、1分でもいいから、
社会や周りの人の要求とは離れたところにある、自分のためだけの純粋な幸せを思い出すために、時間をつかってあげる必要があるということです。
仕事の後の数分間、身体中をセンサーのようにして本屋を歩いてみる。
家事の合間に、自分のためだけにていねいにお茶を淹れる。
仕事の前の数分間を、仕事の準備ではなく自分の時間としてとっておく。
自分の感覚に没頭できるかどうか、それが密度を決めます。
私は何をしたかというと
付き合いの飲み会を断って、将来のライフスタイルを考えたり、
自分が目指すような人生を送っている人をリサーチしていました。
つまり、ある時期に私は
自分の人生の最優先事項を「自分内探検」と決めて
それ以外を捨てたのです。
そんなことを積み重ねていくうちに「もっと自分のために時間を使えるようになりたい!」と思い、様々なことにチャレンジしてきました。
私は、自分の人生を他人にあずけていたことに気づき
私をコントロールしてこようとする人たちから距離を置くようになりました。
離れてから気づくものですが
今思えば、私は自分が変わらなくていい言い訳のために
不自由な環境に身を置いていたのかもしれません。
私は当時、きっと自分の人生や環境が変わるのが怖くて、
その人たちに脳内で文句を言い続ける人生を選んでいたのでしょう。
でも、抜け出せました。
そして、今は、共に成長しながら楽しく生きられる仲間と一緒です。
今、苦しいのなら、必ず原因がある。
そして、その原因は、人々がうすうす気づいているものかもしれない。
私は、これまでも、これからも
「もっと幸せに生きたい!」と本気で願い、行動する方の味方ですが
そのかわり、その方の前進を止めているものには味方しません。
もし、どちらにも味方してしまったら
その先に待っている結果は、現状維持しかないからです。
仕事のストレスで病気になってしまった方が
カウンセリングに来られた場合
その仕事は、その方にとって敵のはずです。
もし自分自身が、その仕事を敵だと認められないのであれば
その人の中には
「向いていない仕事を無理してもやりつづける必要がある」とささやく何者かがいる。
それが敵です。
私がもし、そこで「仕事も大事ですよねー」とか言って仕事の味方もしてしまったら
その方は、自分も仕事もそのままの現状維持となります。
その方の状況が改善しなければ、また救いを求めて来られるかもしれませんが
永久にその方の人生は改善せず、無限ループは続くことになります。
だから、私は
その方が、どのくらい本気で、どの方向に向かうことを望んでいるかを、慎重に確認するのです。
まとめ
自分が本当に何をやりたいのか?
自分が本気でどう生きていきたいのか?
自分は何に対して情熱を持ち、
何に携わっていると無限にエネルギーが湧いてくるのか?
それを探して、見つけ出し、しっかり自覚する。
これからの時代を生き抜く最低限の装備です。
そして
自分と向き合うのに必要なのは、時間の長さではなく密度。
「今日は忙しいから無理かな・・・」と思った時に
「時間の長さは関係ないって聞いたな・・・だとしたら、たった1分もつくれないって、どういうことなんだろう」
と、自分に問いかけてみる。
誰のためでもない。自分のために生きる時代。
自分の幸せだけが仕事になる時代が、もうすぐそこまでやってきています。
気づいたら、はじめましょう。
自分探検で、これからの時代を楽しむための、自分だけのアイテムを見つけに。
剣れいや(つるぎれいや)
「私はあなたの味方をするとき、敵の味方はしません。革命の時代の大波に乗るために」へのコメント
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