大物アーティストの無意識領域にアクセスして対談した記録

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

最近は、過去のメモを発掘しながらお届けしております。出し残しのないように、とのことかもしれません。

 

今回は、2017年の出来事です。

 

私は、アイディアを直感的に受け取って降ろしてくるタイプです。

ただ、受け取って降ろしてきたもの(イメージ、言葉、アイディア)を、どうしても思考でジャッジする癖が強く、ただ表現すればいいだけなのに「分析して、分類して、世に理解されるカタチにしてから出さなければ」と思っていたのです。

 

そうすると、面白いと感じていることも伝えたいことも「うまく説明できないから」と後回しになってしまい、こうして後から保留案件がたくさん出てくる、という事態が発生していました・・・

もういいかげん、この癖と卒業します。

 

2017年のある日、私はどうしても身動きがとれない状況に嫌気がさし、なんとかその答えにアクセスできないかと実験していました。

そこで受け取った、会話形式の記録がこちらです。

 


 

「やあ、こんにちは」

 

私:こんにちは。
あのー、世の中で好きなことで成功している人たち(世界レベルで通用するアーティスト含む)と、ソレ以外の人たちは何が違うんでしょうか。

 

「そりゃあ、自分ってやつとどれだけ真剣に向きあってるかどうかだよ」

 

私:”自分”ですか。

 

「そう、自分が本気で何を欲しがってるのかをさ、しっかり見てやるんだよ。そこをね、多くの人は避けるんだ。欲することを恥だと思ってるからね。だから正直に欲することから逃れようとして、自分に嘘をつく。そして、正直に欲して生きている誰かにケチつけているんだよ」

 

私:じゃあ貪欲になればいいんですか。

 

「そう。でもそれだけじゃ駄目だ。貪欲で、かつ禁欲的でなければならない。世間をあっと言わせたい、特別な人間であると認めさせたい、そういう野心があることを自分で認め許す。それと同時に、自分というちっぽけな人間ってモノに対する圧倒的な無力感、それがあることも認め、許す。これを絶妙にバランスさせるんだ」

 

私:はあ・・・

 

「その間の、ギリギリの一点を見つけ出すんだよ。そこにこそパワーがあるんだ。どちらかに傾きすぎては駄目なんだ。欲望に傾きすぎては、空想的ナルシシズムから抜け出せない。外界との接点を失ってしまう。しかし逆に無力感に苛まれてしまうと、行動するための最初の一歩すら恐ろしくて、これまた外界との接点を失ってしまう」

 

私:難しいんですね。

 

「そう、たいへん難しいんだ。だから多くの人はバランスを崩して同じ所をぐるぐる回ってしまうんだね」

 

私:どうすれば抜け出せるんでしょうか。

 

「壊すんだよ」

 

私:壊す?

 

「自分がループしていることに気づくんだ。そして壊すんだよ。自分がいる、その場ごとね」

 

私:安定して回っているその場を壊すんですか。

 

「そうなんだ。ソレこそが大事なんだよ。でもとても怖いことなんだ。だからみんな、そんな恐ろしい事はできないと感じて、同じ所を回ることを選んでしまうんだね」

 

私:わかりました。
確かに怖いけど、バランスを崩したまま回りつづけて苦しむのなら、壊したほうがいい気がします。

ではまず、自分が何を欲しているのか、自分の話をしっかり話を聞いて、その欲があることを認めることからですね。私は自信が無いのは分かっていたんですが、その裏に欲があることからは目を背けていました。

 

「まあ自分のペースでやってみることだね。他人の言葉に惑わされちゃ駄目だよ。私の言葉にもね笑」

 

私:はい。やってみます。


 

以上が、当時のやりとりです。

 

まだ本当の意味では、自分の内側に落とし込めていない気がします。

 

自分の望みから目をそむけずに。

一歩一歩、進んでいこうと思います。

 

 

剣れいや

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