ひと夏ごとの成長

ここ数年、毎年夏に大きめの試練(?)がやってきているおかげで

毎年、成長できている気がする。

 

またこうして、生きていられて、ブログ書いてる。

幸せだ。

 

まあ、試練のまっただ中にいる時は、まさに出口の見えないトンネル

「どこまで続くんだ・・・」と消耗する。

 

ときには一息ついて、静養も大事。

私の主な静養場所は、箱根か新宿御苑。

新宿御苑は、昨年の10月に年間パスポートを手に入れたので、快適に利用させていただいている。

 

今回は、夏の新宿御苑。

猛暑だったけれど、涼しい風が吹き抜けていた。

 

芝生の上を歩くと、体が安心するのがわかる。

 

しばらく歩いて、一休み。

木陰に腰をおろし、アイスコーヒーで涼みつつ、のんびり空を眺めるひととき。

「贅沢だなぁ・・・」

これからの時代の贅沢って、
お金をかけてゴージャスに楽しむというより

 

シンプルに、最小限のもので
幸せに生きられることを実感することだったり

損得勘定抜きで、体験したり発見したりすることだったり

物質的なものより、より感覚的なものが重視されていくんだろうなと思った。

 

自分の感性と対話したり、満たされる感覚を味わったりする時間を持つと、心からリフレッシュできる。

今回も、毎回恒例の温室に行ってみた。

 

外が蒸し暑すぎるせいか

「温室の中のほうが涼しい!」

とびっくり。

温室の中のほうが湿度も低い気がする・・・

おそるべし日本の夏。

 

私はいつも、この睡蓮の池の端で、メダカを眺めて癒されている。

黒メダカだろうか?
保護色なので分かりにくいけど実はこのメダカ、けっこうたくさんいて、稚魚も泳いているのでかわいい。


カカオの実は、いつみても面白い。

凝り固まった常識フィルターを外したい時は、自然界の創造物に会いにいくのがいちばん。

葉っぱは、緑。じゃないこともあるし

葉っぱは平ら。じゃないこともある。

 

ちなみに、植物の世界には、

「草」と「木」の明確な区分は無いらしい。

 

確かにハーブとして有名なローズマリーは、最初は草のようだけど、成長すると茎が木化して幹ができる。

 

ものごとには、

ほんとうは境目なんてない。

限りなくグラデーションなのかもしれない。

 

 

なにごとも細分化して

「これはこう」「それはそう」

と区分けにして、

棚にしまいこんで、安心したくなるときもあるけど

 

 

でも、

いつのまにか

 

一方向からしか見てなかったり

一部分しか見ていなかったり。

 

しらずしらずのうちに

自分の世界が狭くなっていたりする。

 

たまには、たっぷり時間を使って、自分の感性を解放していこう。

 

 

試練だ試練だと騒いでいたけど

 

結局、余計なものを持っていたから

「それでいいの?」と問われただけであって

それらを手放していった先には

試練も必要なくなっていくんだろう。

 

もちろん、人生が大きく変わる時には、また大きく手放すだろうけど。

 

それまでは

不要になったものに、お別れをして

大切なものと一緒に、丁寧に生きていこう。

 

 

剣れいや

「ひと夏ごとの成長」へのコメント

コメントはありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です