男性性と女性性のバランスを使って、洗濯物が乾くプロセスを説明します。

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

前回は,

女性性は、調和と安定のエネルギー

男性性は、スタートし切りひらくエネルギー

ですよ。

ということをざっくり説明しました。

詳しくはこちらの記事で。

 

女性性と男性性のエネルギーは

単なる性質の違いです。

 

とは言っても、エネルギーというものは、

なかなかイメージしづらいですよね。

 

なので、

今回はエネルギーを4種類に分類して

身近な例をあげながら、説明してみますね。

それでは行ってみましょうー

4つのエネルギーをざっくり説明

女性性のエネルギーは2種類あります。

水のエネルギーと

地のエネルギー

 

水のエネルギーは、調和をもたらします。

一体化する、溶け込む、流す

といった性質の女性性。

 

別々のものをひとつにする

という性質をもっているので

分離していたものを統合することができます。

 

もうひとつの女性性は、地のエネルギー。

地のエネルギーは、安定をもたらします。

基盤、保護、育むといった性質の女性性。

 

目に見える物質は、すべて地のエネルギーをもっています。

ものごとや、命が存在するための場所そのものを表し、

現実的な生活を維持するために必要なものごとも表します。

 

男性性のエネルギーも2種類あります。

火のエネルギーと

風のエネルギー

 

火のエネルギーは、ものごとをスタートさせます。

情熱、野心、本能といった性質の男性性です。

生きるための活力、生き残るサバイバル的な意欲

望むものに向かっていくバイタリティを表します。

 

そして

風のエネルギーは、停滞している状況を切りひらきます。

知性、分析、判断といった性質の男性性です。

 

停滞しているものごとに新たな解決策もたらしたり、

すでに不要になったものをそぎ落とし、取り去る行為を表します。

 

ここまで、抽象的すぎて、

イマイチ分かりづらいと思います。

 

なので

エネルギーを感覚的に分かりやすくするために

めちゃくちゃ身近なものに例えてみますね。

洗濯物に例えてみる

このブログを読んでいらっしゃる方の中で

「洗濯をしたことない」という方は、いらっしゃいますか?

もしいらっしゃれば、コメント欄かフォームからお知らせ下さい。今後の伝え方を再検討します!

 

それでは今回は、洗濯をしたことがある方に向けてご説明します。

 

ドライクリーニングに出さないかぎり、

洗濯をするときは、水を使いますね。

あ、もし「私はオゾンで洗濯している」という方がいれば、個別で教えてください。

 

では、イメージしやすくするために、

Tシャツを洗濯してみることにしましょう。

 

洗濯するために、最初は水のエネルギーを使います。

水は、異なるものを一体化させる性質を持っています。

 

汚れたTシャツを水に浸すことで

洗濯物についた汚れは水と一体化し

水の中に溶け出します。

 

水に溶け出さない脂汚れは

洗剤をつかうことで

溶け出すように促しますが

 

それができるのは、あくまでも水があってこそです。

 

水があってくれるから、

汚れは一度、水に溶け

やがてTシャツから離れてくれるのです。

 

もし水がなかったら、

私たちは、ずっと汚れたTシャツを着続けなければならないんですね。

 

そう考えると、

水は、尊いです^^

 

さて、洗濯して

無事、Tシャツから汚れが離れてくれました。

 

なんども水ですすいで

脱水します。

 

この状態では、

Tシャツは、水を含んでいます。

 

ちなみに、Tシャツは、

モノとして存在していますので

地のエネルギーに分類できます。

 

地のエネルギーであるTシャツに

水のエネルギーが染み込んだ状態で

ここに存在している、ということです。

 

こう書くと、ただの洗濯物が、

なんだか偉大なもののように感じてきますね。

 

先ほど説明しましたが、

 

地のエネルギーと

水のエネルギーは

女性性のエネルギーです。

 

女性性のエネルギーは

調和と安定をもたらす、大切なエネルギー。

 

しかし、

女性性のエネルギーだけの状態は

 

この、濡れたままの

洗濯物のような状態なのです。

あんまりな例えかもしれないですが^^;

 

もし、この濡れたままのTシャツを着たら、

どんな感じでしょうか?

 

肌に張り付いて気持ち悪いし、

そのままいたら、

気化熱で体温が奪われて

風邪をひいてしまうかもしれません・・・。

 

なので「濡れたままの洗濯物を着たい!」

という人は少ないと思います。

(もしいたら教えてください。どんなところが良いのか興味があります)

 

では、どうするのか?

濡れたTシャツを乾かします!

 

外に干す派の方だけでなく、乾燥機派の方や、部屋干し派の方もいるかもしれませんね。

 

でも、部屋や乾燥機や乾燥室で乾かすのも、

天日に干すのも、原理は同じです。

 

どこが同じなのか?

 

それは、

火のエネルギー

風のエネルギーを使う

というところです。

 

さきほどもお伝えした通り

火のエネルギーと

風のエネルギーは

男性性のエネルギーです。

 

火のエネルギーは、熱です。

太陽の熱や

乾燥機の熱が

水のエネルギーに作用します。

 

そうして水が温まると。

水が、液体から気体に変わります。

 

そしたら次に、

風のエネルギーが作用します。

 

外の空気や、乾燥機から出てくる風が、

気体に変わった水を別の場所へと運んでいきます。

 

だから、洗濯物は、乾くのです。

 

Tシャツの汚れがキレイに落ちて

爽やかに乾いて、

快適な着心地のTシャツにもどる。

 

たったそれだけの出来事も

水のエネルギー

地のエネルギー

火のエネルギー

風のエネルギー

すべてがバランス良く循環し、作用する必要があるんですね。

 

バランスが崩れると、どうなるの?

では、4つのエネルギーのバランスが崩れていると

どうなるのでしょうか?

女性性のエネルギーから見てみましょう。

水が多すぎる場合

たとえば

洗った後のTシャツが、脱水されていなくて

 

水がボタボタと滴るくらい、びしゃびしゃの状態だったら・・・

 

水のエネルギーが過剰ということになります。

 

その状態で外に干したとして

どんなに晴れていて風が吹いていても

 

完全に乾くには

かなりの時間がかかるでしょう。

 

もしかしたら、完全に乾くまでに雑菌が繁殖して

生乾きのイヤ~な臭いがしてきてしまうかも・・・

 

これは、あまり快適な状態ではないし、

なにより衛生的な問題が発生する可能性がありますね。

 

そして次は、

地が多すぎる場合

 

たとえば、

Tシャツがめちゃくちゃ大きいサイズだったり

めちゃくちゃ分厚い布で出来ているものだった場合

 

地のエネルギーが過剰になります。

 

たくさん水を吸ってしまうので

汚れを落とすための水がたくさん必要になりますし

 

乾かすのにも、

火と風のエネルギーが余計に必要になります。

 

地のエネルギーが多ければ多いほど

水も、火も、風も、そのぶん余計に必要になるのです。

 

話がそれますが、家に物がありすぎるとフットワークが重くなるのは、地のエネルギーが多すぎて、他の元素がさらにたくさん必要になるからだと言えます。物を所有するのにはエネルギーが必要なんですね。「断捨離してスッキリしよう!」というブームもうなづけます。

 

では、男性性のエネルギーのバランスは、どうなんでしょうか?

 

男性性のエネルギーも2つのバランスが大事になります。

 

「火が強ければ、洗濯物はすぐ乾くんじゃない?」

と思うかもしれません。

 

でも・・・

どんなに火(熱)が強くても

 

まったく換気されない密室は

風(Air)が足りないので

洗濯物が乾きにくくなります。

 

極端な例をあげてみましょう。

 

たとえば、タッパーに濡れた洗濯物をいれてフタをして、カンカン照りの真夏の屋外に放置したら、洗濯物は熱湯のように温まるかもしれませんが、乾きはしないですよね?

 

火だけが強くても、風が足りないとバランスが悪いというのは、例えるならばそんな感じなのです。

 

また、暖かくても湿度が高いという場合、

空気中の水のエネルギーが多い状態なので

洗濯物は乾きにくくなります。

 

「じゃあ、風が強ければいいの?」

たしかに風が多いと乾きやすくはなりますが、それにも限度があります。

 

風のエネルギーがあまりにも強い場合、

乾く前に洗濯物(地のエネルギー)がふっ飛ばされてしまいます。

 

風の男性性と、地の女性性は、相反するエネルギーなので、どちらかが強すぎると、どちらかを打ち消します。

 

風が強くても意味がないケースは、もうひとつあります。

 

いくら風のエネルギーが強くても

火のエネルギーが弱かった場合、

水が蒸発しないので、なかなか乾かきません・・・・・

 

エネルギーはとにかくバランスが大事!

 

こう書くと、

洗濯って、ものすごい高度なエネルギーバランスが必要なことのように、感じませんか?

 

何気ない日常の一コマ。

洗濯して、洗濯物を乾かすという行為ひとつ取っても、

 

2種類の女性性のエネルギーと

2種類の男性性のエネルギー

計4種類のエネルギーが

 

うまくバランスする必要があるのです。

 

でも、

洗濯するたびに、いちいち女性性とか男性性とか、考えないですよね(笑)

 

洗濯機が勝手にやってくれるから、というのも大きいかもしれませんが、

汚れた服を洗濯するという行為や、洗濯物が乾くプロセスに、いちいち疑問は持たないと思うのです。

 

なぜなら、洗濯をスムーズに、手間をかけずに行うにはどうすればいいのか?ということを、多くの人は感覚で理解しているから。

 

どうすれば乾くのか、どうすれば乾きにくいのか、感覚でわかっているのです。

だから、自然にできる。

だから、疑問を持たないのです。

 

逆に言えば、

女性性と男性性のバランスの感覚も、

一度つかんでしまえば

 

いちいち

「女性性が・・・」とか

「男性性が・・・」とか

考えたり悩んだりする必要がなくなるってことなんです。

 

一度。感覚をつかんでしまえれば、

バランスを崩しそうだな、と感じた時に、

サッ!と方向に転換することができます。

 

自転車に乗れるようになったら

乗れなかった自分に戻ることはできないのと同じです。

 

そして、いちどつかんだ感覚は、一生モノになります。

 

まあ、ざっくりとした説明になってしまったので

前半の説明と後半の説明が一致しない感じがするかもしれません。

しっくりこないところは、遠慮なくコメント欄やフォームから質問してください。

 

モヤモヤしたままにしても、何も良いことないですからね^^

 

質問があれば、次の記事ででもお答えしようと思います!

それでは!

 

剣れいや(つるぎれいや)

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