こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
人生の転機を迎えている方が多く、私自身も、かつてないくらいの大きな変化を感じているので、変化の時期の注意点とかいろいろ書きのこそうと思います。
過去の延長線上に未来が見えないとき。ものすごい不安になります。
言葉ではこうサラッと言えますけど、実際にその状況になると、こんな簡単な言葉では言い表せない気分になります。
これまでやってきたことは間違っていたのか
誰の言ってることが正しいのか
一体、次の一歩を踏み出せばいいのか・・・
そんな迷いの中で、どんどん不安だけがつのっていき、混乱しはじめる。
思考がうまく働かなくなってくる。
思考がうまく働かないから、つい
強い意見を持っている人の言うことを鵜呑みにしてしまったり
普段なら絶対やらないようなミスを連発してしまったり・・・
そんなことをしているうちに、自分を責める「自分内DV」が起きて
「なんでこんなに何をやってもダメなんだろう」と自身喪失していく・・・
そのスパイラルに陥っているときって
自分では気づけないんです。
他人と接することで自分に気づく
やっぱり、自分のことは自分では見えない。
正確に言うと、
自分の中の盲点、
つまり、自分からは見えない部分があるのです。
自分の背中は、自分では見ることができない。
自分の顔も、自分では見ることができない。
だから、鏡を見る。
人は鏡だと言われます。
つまり、自分を知るためには、どうしても他人と関わっていく必要があるんですね。
本当にこの世界に一人でいいんだったら、他人は存在していないはずだとも思います。
うまくいっているときは、いいんですよ。
うまくいっている時って、ひとりでも、誰かと組んでも、けっこうトントン拍子に進んだりします。
でも人生には、どうしてもうまくいかない時期ってあります。
それは、自分では見えない部分のケアやメンテナンスが滞ってしまっていたり
自分のココロの中の置き去りになっている部分が出てくる時期でもあります。
自分のなかには盲点があって、自分だとどうしても分からないんですね。
他人は、鏡
他人は、鏡だと言われます
ということは
歪んだ鏡は、あなたを歪んだ姿で見せてきます。
つまり
歪んだ人は、あなたを歪んだ人として見せてきます。
例えば
自分の顔にゴミがついていることに気づきたくない人もいます。
なぜ気づきたくないのか?
もしかすると
そのゴミは、昔の恋人につけられたもので
そのゴミを顔につけていることで、その人に愛されていたのだと思っていたくて、そのままにしているのかもしれません。
その人にとって、顔にゴミをつけたままでいることは当たり前のことなので
あなたの顔にゴミがついていても、まったくおかしいとは思わないでしょう。
「あなたって、私と同じ感じがする♪」
くらいには思っているかもしれません。
でも、きっと何も言ってこないはずです。
自分と同じ境遇のひとと一緒にいるというのは、ある意味、安心できたりします。
しかし、人生を大きく変えようと思った時
ちゃんと指摘してくれるのは、変化することの大切さを知っている人だけです。
そのままでいたい人は、変化する人を怖がります。
そして、一緒に現状維持をしようと引き止めてきます。
なので、本気で変わりたいなら、もともとまっすぐな鏡として生きている人か、変化を乗り越えてまっすぐになっていった経験のある人に相談することが大切になります。
このとき注意したいのが、今その人がどの方向を向いているかが大切だということです。
過去にどうだったかじゃなくて、今、どう生きているかです。
世の中には、過去にまっすぐになろうとしていたけど、今はもう違う、という人もいるからです。
人生には、たくさんの落とし穴があります。
だから、順調に行っていた人でも、途中から道を踏み外してしまうこともあるんですよね。
ただ、その人の本質を見極める方法があります。
今、私自身はどの方向を向いているかな?
それを常に確認することです。
自分が自分の魂にまっすぐ生きようと決意していれば、直感で相手の胡散臭さを見抜けます。
脳はごまかせても、魂はごまかせないんですね。
逆に、自分がまっすぐになろうとしていない状態だと、相手の真実も見抜けなくなってしまうのです。
つまり、人生は一瞬一瞬、自分のあり方が試されているんだということです。
なにげない日常が本番なのです。
そして、身近な人ほど、昔のあなたを知っている人ほど、あなたの変化を怖れることがあります。
口では「応援しているよ」と言いながらも、無意識に現状維持への誘惑を仕掛けている場合だってあるのです。
人生の転機は、自分との戦い。
人生の転機は、一筋縄ではいかない試練です。
自分の魂レベルの望みと、内側の純粋な思いと、しっかりつながって
自分の中心の声に耳をすませ、未知の世界に飛び込む。
覚悟を決め、肚をくくらなければできないことです。
でも、あきらめなければ必ず次の扉が開きます。
逆境は、本当に望んでいることと、本当は望んでいないことの明暗の差、コントラストを見せてくれます。
逆境がなければ気づけなかったこと
逆境がなければ決してチャレンジしなかったこと
逆境がなければ、一生本気になれなかったこと
それらは
乗り越えたあかつきには、宝物になっています。
逆境の最中は、
しんどくて、ボロボロで
なかなかそんなふうに思えないかもしれませんが
逆境は、実はプレゼントなのです。
決してキラキラしてもいないし、正直、しんどいプレゼントだったけど
あれが無かったら、きっと大切なことに気づくこともなく、ずっとダラダラしていただろうな・・・
振り返って、そんなふうに思えるのです。
覚悟を試すために、自分で作った舞台だと思って。
乗り越えましょう。
乗り越える時はひとりだけど
乗り越えた後は、乗り越えた仲間が待っています。
自分を信じて進みましょう。
ここを乗り越えたら、次のステージでみんなでお祝いしたいです。
私も頑張ります。
剣れいや
「逆境はプレゼント。人生の転機を乗り越えるために。」への 2 件のコメント
今の私がまさにそんな状況で‥
何年か後に、プレゼントだと笑って言えるといいなと思います
いや、そうする!
人生1回だもんね
乗り越えたあとは、仲間が待っているんですね。