こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
恋愛関係やパートナーシップがうまくいかないのは、男性性の外部委託が起きるからです。
もちろん、男性性の強いタイプの人が、女性性の強いタイプの人に対して、女性性の外部委託を行なっている場合もあると思います。
どちらにせよ、自分の中の二極のバランスは崩れたままなので、幸せの主導権を相手にあずけっぱなしなワケですよ。それはもう不安だと思います。
自分が自分の女性性の望みを叶えてあげる
男性性が強いタイプの方は、自分が内側で何を感じているのか?よりも「外側に向けて何をしていくか?」に意識が向きがちです。
そんな方ほど、自分のなかの女性性である、水のエネルギーや地のエネルギーを自覚しづらいので、どう扱っていいかわからず持て余してしまいがちのようです。
水の女性性を循環させたいときは
きれいな景色を見たり、音楽を聴いたり、映画や芸術鑑賞をしたりして、心を動かすこと・感動することにフォーカスするのがおすすめ。
地の女性性を充実させたいときは
美味しいものや、いい香り・気持ちのいい手触り。また、居心地のいい場所などに対して、妥協しないでみるとか、
そんな感じで、カラダの感覚に対して意識的になってみるといいと思います。
これ、やればやるほど、誰かとデートするときもすごい役に立つと思いますよ。
自分と仲良くなるほど、恋愛上手にもなれるというわけですね。
ちなみに女性性でバランスを崩しがちで、相手に合わせてしまいがち・相手主導になりがちな人は、自分のための時間をつくることが最優先です。
自分のためにのんびりしたり、好きなことに没頭する時間をつくります。
自分で自分の女性性を守れるようになると、徐々に自然体で男性性が発揮できるようになります。
男性性を発揮することに慣れないうちは、たまに内的なエネルギーが暴走することもありますが、だんだんと落ち着いていくので大丈夫です。
リラックスすると感情が出てくる
ちなみに、安心してリラックスすると、感情が出てきます。
私は感情に取り組み始めてから4年経った頃でも、リラックスした途端に感情が出てくることがありました。
なので、リラックスしているときに、急にモヤモヤしたりネガティブな気持ちになったときは、「今リラックスしたんだな」「体が緩んだんだな」と思ってください。
出てきた感情は、ジャッジせずに静かに眺め、味わい尽くします。
もしかしたら、多くの方が「女性性を満たすこと」に抵抗を感じる理由は、安心すると、抑えていた気持ちが出てくるのが、うすうす分かっているからなのかもしれませんね。
それに、感情と向き合って、クリアにしたら、もう次に進めない理由がなくなってしまうから。
「分かってるんだけど、もうちょっとだけ、ここに居たい」
そんな気持ちが、自分と向き合うことに怖れを呼び起こします。
忘れていた感情。
いくらでも出てくるんですよね。
毎回毎回「まだあったんだね」です。(笑)
今でこそこうやって、しっかり感情と向き合えるようになったし
クライアントさんに対して、感情との向き合い方のレクチャーまでさせていただいてますが
感情と向き合う習慣がなかった頃は、本当に怖かったですね。
ただ、自分から積極的に感情と向き合うようになると、間違いなく心境の変化が起きます。感情は単なるエネルギーだということがカラダで解るので、もっと気楽に取り組めるようになるのです。
感情に対して逃げ腰で接していると、いざ感情が出てきたときに感情に振り回され
その結果、自分の感情に溺れてしまうんですね。
でも、感情に対して能動的に関わっていくことで、感情というエネルギーを理解し、仲良くなり、感情とともに生きることができるようになります。
そうしたら、感情を封印していた無気力な日々から一転、
鮮やかで、より味わい深い豊かな感覚を、日々楽しめるようになります。
そうはいっても、感情と向き合うって、ひとりの空間が確保できないと難しかったりします。
信頼できる身近な人がそばにいてくれたとしても、「感情」に対して理解のある人でないかぎり、過剰に心配されてしまうこともあるし、不安になった周囲の人が色々アドバイスしてくるかもしれません。
感情と向き合っているときというのは、自分の内側とのコミュニケーションだったり自分の内側との闘いだったりと、
自分と一対一の真剣勝負な状態です。
なので、身近な人には、ただ見守ってもらう必要があります。
同居している人がいる場合は、「今は自分と向き合いたい」と伝えて、ひとりの時間をつくりましょう。
家庭でも、職場でも、家族といても、恋人といても、友人といても、素の自分が出てこない。
それは、過去のエネルギーの流れの中にいるからです。
どんな人間関係よりも、
まず自分の内側との関係性が大事です。
まずは自分との関係性を、このうえなく円満にしていきましょう。
剣れいや
「女性性を満たし感情と向き合うプロセス」へのコメント
コメントはありません