【アートは戦い】創り手のエネルギーが顕在化したもの

【アートは戦い】

アートは、戦いである。

 

アートというものに取り組むとき

 

いつもは内面に潜んでいて

こういう時になると

ここぞとばかりに

しゃしゃり出てくるヤツがいる

 

いちいちジャッジしてくる、その存在と

真っ向から対立し、一騎打ちになる。

 

 

「この作品は平面なのだから、ストイックに緻密に平面の中で表現せねばならない」

 

戦え!!

自分を閉じ込めようとするヤツと!!

 

私には、合わないんだ。

そのやり方は。

 

何十年もかけて従おうとしたが

いつも魂が反抗する。

 

 

そして私は消耗していった。

 

 

何も創れなくなった。

 

 

 

だったら無理矢理合わせる必要などない。

 

溢れ出るエネルギーの前には、正しさなど消え失せる。

 

 

「定石を知って描けなくなった。

だから、定石を、捨てる」

 

 

突き破って

ひねりつぶして

ねじこんで

叩き付けて

丸めて

飛び出して

 

ついに表現は画面の外側に現れる。

 

キャンバスの中は窮屈だとばかりに。

 

 

アートは創り手のエネルギーが顕在化したもの。

その人のエネルギーが入っていないなら

誰かの受け売りでしかない。

評価なんか、どうでもいい

評価に縛られるくらいなら

何も創らないほうがましだった

 

だから、全部、閉じ込めた。

 

でも、もういい。

もう十分耐えた。

解禁だ!!!

 

アートにも、人生にも、ルールなど無い。

『自分なりの答え』を探しつづけるだけ。

『生きる』ことを探求しつづけるだけ。

 

 

Reiya Tsurugi

 

 

 

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