心から幸せになれる卵と玄米で暮らしてみる

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

自然栽培の玄米が届きました。

自然栽培のお米を生産されている新潟県の「サンファーム」さんの

「自分が稲だったらどういう育て方をされたいか?」と自問自答しながら稲に向き合う姿勢に感銘を受けたのが2012年のこと。

その時にサンファームさんの玄米を購入していたのですが、その後は2年に1回くらいの購入頻度でした。

しかし昨今のコメの値上がりがすさまじい中、ふと立ち止まって考えました。そして

「どうせお米全体の価格が高いのなら、いっそのこと本当に応援したい生産者さんに投資するという感覚でお米を買ったらいいんじゃないか?」と思ったのです。

 

自然栽培というのは、農薬も肥料も使わないで育てたということらしいです。

じゃあどうやって害虫や病気から稲を守るのかというと、田んぼの中のあらゆる生物と、それらに集まってくる野鳥などと一体になってバランスをとっていく育て方だそうです。

手間ひまかけて、大切に育てられたお米。

届いてすぐ研いで、12時間浸水した後に炊きました。

炊飯器の玄米モードで炊いたバージョン↓

そして先日、久々に鍋で炊きたいと思い、鍋でも炊いてみました。

どちらも美味しい。

玄米だと、とにかくよく噛むので、食事に対する向き合い方が変わります。
じっくり味わうようになる。

一気に玄米オンリーにすると消化がついていかないので、最初のうちは、1日に一食は玄米にしようと思います。

なんとなく、味覚も変化する気がしますね。
以前は疲れが溜まるとジャンクフードを食べたくなることがありましたが、玄米生活にしてからは、体がジャンキーな食べ物を欲しなくなりました。

あと、外出する時に玄米のおにぎりを作って持っていくので、これまで外食に費やしていた予算が浮きました。

あと1〜2ヶ月試してみないとわかりませんが、これまで外食やカフェで使っていたお金が浮きそうなので、トータルで節約になる気がしています。

 

そして後日、たまごが届きました!

ほぼ放し飼いで育てられた、北海道のテンアール(小林農園)さんの平飼いたまごです。

のびのび育った鶏たちから生まれた卵。

テンアールさんのサイトを見るたび、ここの鶏になりたい…とすら思うレベルで心地よいです。

実は2021年にも購入したのですが、
慣れない金額と慣れない卵に、「今の私にはもったいない…」と感じてしまい、その後は購入に至りませんでした。

しかしようやく自分の情熱を持てる物事が明確になり、一般的な養鶏場の惨状を見聞きするにつれ

本当に応援したい生産者さんにファンレターを送るつもりで買うぞ」という気持ちで購入することができました。

冷蔵庫に幸せなたまごがこんなにたくさん…

 

もっと積み上げます。

しばらくの間、卵に困らない生活ができそうです。
2週間は生食ができるようで、それ以降はよく加熱すればOKみたいです。

 

ちなみに先ほどの「慣れない卵」という表現は、このレモンイエローの黄身のことです。

実は、一般的なオレンジ色の黄身は、着色するための色素をエサにまぜることで作られているのだそうです。

黄身の色は濃い方が栄養価が高いというイメージが昭和の時代に定着したそうですが、実際はただの色素の問題。

鶏がお米をたべれば白っぽい黄身になり、マリーゴールドなどの色素を食べればオレンジが強くなるらしいです。

テンアール(小林農園)さんは、鶏の健康には不要なので着色のための色素はエサに加えていないとのこと。とにかく鶏たちにとって自然でストレスのない環境を追求されています。

季節ごとに北海道産のいろいろなエサを与えられ、好きなものを選んで食べることができる鶏たちなので、個々の好みの餌を多く食べているらしいんですよね。

なので、食べるときに卵ひとつひとつに「この卵は、どんなエサを食べた鶏から生まれたんだろう…?」とか考えながらいただくのも楽しいです。

この卵、卵特有の臭みのようなものが、全くと言っていいほどありません。

ゆで卵にしたり、卵かけご飯にしたりしていますが、今の所ゆでたまごが楽しいです。
白身がプリッとしているのにふんわりしてモチモチしているのです。他に該当する食べ物がなくてうまく表現できません。

いまだにレモンイエローの黄身が不思議で、なかなか慣れないですが、やはり幸せな卵というのは気分がいいので、このまま続けてみます。

大切に育てられた玄米と卵のおかげで、私の幸福度は間違いなく上がっていますが、この生活がミニマムライフコストにつながっていくのかどうか?もあわせて検証していこうと思います。

 

剣れいや

 

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