こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
久々に(?)辛口記事になりそうですので
「ソウルメイト」という言葉に、
運命の恋のイメージや、ロマンスを抱いていたい方にはおすすめしません ^^
私はただ自分を幸せにする事の大切さをお伝えしたいのですが、
ソウルメイトという言葉に夢を抱きすぎてしまうと、本来の目的からズレてしまうと感じたので、記事にしようと思ったのです。
今回は、私の実体験を踏まえ
ソウルメイトというものの本質をお話しようと思います。
ソウルメイトとの出会いは試練のはじまり
先に私の結論をお伝えします。
世間では、ソウルメイトやツインソウルという言葉が一人歩きしていて
「出会えば幸せになれる♡」とか、
「運命の相手と、出会って結ばれたら万事OK!」
みたいなイメージが浸透してしまっているようなんですが
それは、おとぎ話のなかのファンタジーであり、作られたイメージです。
「王子様と結ばれ、すえながく幸せに暮らしましたとさ」です。
その後は??と思うのですが
誰も語ってくれません。
うってかわって
私が言うところのソウルメイトとは、
例えるならば、戦友のようなものです。
同じような困難や苦悩を経験していたり
同じような目的意識を持っていたりするので
そういう意味においては
「分かり合える」という言い方もできるでしょう。
だからこそ、出会いの衝撃も、強烈になります。
「出会った瞬間に、わかる!」
というのは嘘ではないです。
「強烈な、理屈ではないものに突き動かされるように、どうしようもなく惹かれてしまう」
「その人のことが、四六時中、頭から離れなくなってしまう」
「これまでの恋愛が、ゴミのように感じてしまう」
そんな表現も、当てはまると思います。
ただ、それは、
単に、相手と熱い恋愛をするために起こるわけではないのです。
普段、私はブログの中で、極力スピリチュアルな表現を使わないようにしていたので、これまで言わなかったことですが
ソウルメイトと出会うというのは
「自分の使命を思い出す」
という感覚に近いのです。
一般的な人生を、無理なく送れる人たちが
一般的な幸せや、平穏に暮らすことを味わうために生まれてきているとしたら
ソウルメイトのような存在に出会う方々というのは
子供の頃に、過酷な家庭環境で過ごしたり
波乱万丈な人生を送りながら
「自分は何のために生まれたんだろう」
「自分の存在意義って、何なんだろう」
「自分の人生って、一体何の価値があるのだろう」
という内なる問いかけをつづけていたりします。
ある意味、特殊な使命というか、
生まれる前に
「他と違った生き方をしよう!」と決めて
生まれてきているのかもしれません。
そんな方々が、ある日突然
長年、自分が探し求めていたような理解者に出会い、衝撃を受ける。
それは、自分が生まれてきた理由を思い出すきっかけにも続いていく、深い縁となります。
ソウルメイトは、1人とは限りません。
人生の節目、人生の転機
そんな時期に
「この人以外に代わりはいない!」と思えるレベルの存在として、突如として目の前に現れます。
そこで、強烈にお互いを求めてしまい、依存関係になってしまう場合もあります。
そんなときは、たいがいは破局します。
でも、どうしても果たしたい目標があって、お互いにそれをあきらめなければ、
お互いが精神的に自立した頃に、また出会うチャンスが訪れます。
私がお伝えしたいのは
世間では、ソウルメイトそのものを追い求める風潮があるけれども、実のところは
ソウルメイトは、自分の人生に向き合った先に出会うものであり
ソウルメイトとの出会いは、自分の人生の目的を思い出すきっかけであり
ソウルメイトは、自分の鏡である。
ということです。
自分が、満たされないものを抱えていたら
ソウルメイトは、同じような欲求不満を抱えている人として、目の前に現れるかもしれないし
自分の中に、輝きを隠し持って、それを発揮することに抵抗している方は
輝いているソウルメイトに出会って、どうしようもなく感化されるかもしれません。
いずれにしても、人は、自分の内側にないものを、外側に見ることはできません。
惹かれる、気になる、ということは、その相手と同じものが、自分の中にもある。
それが、2人の中で共鳴しているのです。
惹かれ合う2人が紡ぐクリエイション
私が、素敵だなと思うのは
惹かれ合う2人は、共同作業をしているということです。
だから、自分が満たされれば、相手も満たされる。
相手を愛するように、自分を愛することができれば
それは自然と自分に返ってくる。
この循環が、幸せな状態を作り出すんです。
だから、ちょっと厳しい現実ではありますが
自分を満たすことにOKしていない状態だと、欲求不満な人が寄ってくるのですね。
相手の幸せを願うのであれば、
まず自分が最初に立ち上がり、自分の責任で、自分を幸せにしていく。
その覚悟を決める。
誰に何と言われようと、揺るがない!
という決心が重要になってきます。
「この人は、私がいないとダメだから・・」
というのは、相手の力を信じていないことにもつながってしまいます。
だから、自分で自分を幸せにし
相手も、自分の力で幸せになれるんだということを、信じる。
それが、本当の意味での愛情です。
そして、それこそが、真の意味での自立なのです。
そのときに、もし、相手がそれを嫌がるようであれば、
その関係を今後どうするのか、よくよく考える時期に来ている、ということです。
別に、そのままでもいいのです。
「どうしたいか?」それだけです。
今とても居心地が良いのなら、わざわざ変える必要もないんです。
「ほんとうは、どうしたいのか?」
それは、結局、自分自身にしか分からないのですから。
ソウルメイトは問いかける
ソウルメイトは、その存在をもって
これまであなたが握りしめていた、古い価値観に対して、問題提起をしてきます。
それは、ときに強烈な破壊でもあり、いっそすがすがしく感じることもあります。
「この先の人生を、この人と共に歩んでいけるなら、これまでの価値観なんかどうでもよくなる!むしろ喜んで手放せる!」
そんな感覚になることもあります。
その人が、この世界に生きているだけで、幸せを感じる。
その人の言葉に触れるだけで、生きる勇気が湧いてくる。
ほんとうに、出会えてよかった。
生きていてよかった。
そう思えたりします。
これまで
「こうでなければならないんだ」
「これが当たり前なんだ」
「こうでなければ価値がないんだ」
と、諦めとともに受け入れていた、過去の思い込みを、ものの見事に破壊してくれる。
葛藤しながらも、自由であるために戦いつづけ
颯爽と生きている姿を、その人自身の生き方をつうじて、見せてくれる。
私はこれまでに何度も、そんな人々に出会い、感化されてきました。
今思えば、私が心の底から望んでいた生き方を体現している人たちでした。
ソウルメイトは出会うべくして出会う運命の相手
ソウルメイトとは、運命の相手なのかもしれません。
しかし、それはあくまでも、
自分自身の本来の生き方を思い出すためのきっかけ。
あくまでも、自分の人生の主役は、自分自身です。
ずっと外側に追い求めていた人
ずっと外側に探していた目的
それを
内側に深く降りていき
探り当てた時
進むべき道は、
ずっと見ないようにしていた
自分の中の扉を開けた先に、続いていたことを知ります。
ソウルメイトと出会う事が、いいとか悪いとかではなくて
出会ったら、タイミングが来たという事。
出会った事自体がメッセージなんです。
そして
出会ってからが本番。
自分の人生にどれだけ本気で取り組めるか?によって
その後の人生が、望んでいた方向に激変する。
素敵なソウルメイトと出会うことができたら
そこまで苦難の道は報われたも同然。
しかし、なにより大切なのは、そこから先に続いていく未来です。
自分なりの、最高の未来を手にするためにも
これまで他人のために、死ぬほど頑張ってきた自分をねぎらい、思いやってあげてください。
そして、これまで他人に踏みつけられて、泥まみれになってしまったあなたの本当の望みを、もうひとりの自分といっしょに、拾いあげてください。
泥を洗い流し、きれいに磨いて、太陽のもとで、じっくり眺めてあげてください。
きっと、それが新しい扉を開くアイテムのように、これからのあなたが進む道を示してくれるはずです。
剣れいや(つるぎれいや)
「ソウルメイトと出会えば幸せになれる?という幻想」へのコメント
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