ブラック企業とモラハラ界を脱出して自由になる?経験から学んだ2つのポイント

こんにちは。

剣れいや(つるぎれいや)です。

 

今回は、過酷な労働こそが尊いと思って、ブラック企業に道具にされていた自分と

人のために尽くすことが尊いと思って、誰かの道具になっていた自分が

 

幸せに、自由に、豊かに生きるために必死で模索してきた10年で

経験から学んだことを書きのこそうと思います。

 

誰かのために身を削って生きることは素晴らしいのか?

 

一度きりの自分の人生を、よりより良いものにしたい

大切な人と、大切な時間を共有し

豊かに、幸せに、生きていきたい。

 

私はこの10年間、そんな思いで生きてきました。

 

しかし、いきなりそう思うようになった訳ではないんですよ。

 

以前は

ブラックな会社で長時間働き

徹夜で朝4時まで仕事したこともありました。

 

そんなことをやりながらも

「しんどいけど、やりきった!!
こんなに仕事を任せてもらえている!
自分は必要とされているんだ!!」

なんてことを考え、ハイになっていた時期でした。

 

しかし、

いつしか燃え尽き

エネルギーが枯渇し

生きている意味が分からなくなり

混乱したまま、何かを必死で探しはじめていました。

 

そんな10年前のある日、たまたま書店で見つけた自己啓発本を読んで

これまでの人生観が崩れ去ったのです。

 

それは、

幸せで、豊かで

信頼しあえる人間関係に囲まれて

周りからも大切にされながら

自由に生きている人

が、この世界に存在する。

 

ということを知った初めての体験でした。

 

最初は、疑いました。

「嘘だろ、そんな世界あるわけない!」と感じました。

 

社長が楽をして、社員が必死で働く。

嫌なことでも、我慢してやらなければならない。

お金のために、生活のために。

 

そして、

それまで私は、お金持ちは結局のところ悪なんだ、心が汚いんだと思っていました。

 

社長はあんまり働かずに遊んでいて、

社員やバイトが必死で働いているのが当たり前。

 

だから、社長のことは尊敬はしていたけど、共感できなかったし

社員もちょこちょこ社長の陰口を言っていました。

 

しかし、新しい世界を知ってしまった私は

これまで当たり前だと思ってきた人生に

強い疑問が湧いてきたのです。

 

 

たった一度の人生、私はこのままでいいのか?と。

 

 

私は、どうせいつか死ぬ。

だったら、

 

嫌なことはやりつづけたくないし

嫌な人とは関わりたくない!

 

一度きりの人生

お金のことを気にせず、美味しいものを食べたいし

好きな場所に旅行に行きたいし

好きな人に囲まれて生きていたい。

 

本気でそう思い始めました。

 

2011年の震災を経験し、さらにその思いは強まりました。

本当にいつ死ぬか分からないんだ、というリアリティが強まっていったからです。

 

それは、これまで自分の身を犠牲にして生きていた私が初めて感じた

自分のための純粋な願望でした。

 

己を知らずに敗北したノウハウコレクター期

本当の望みに気づいた。

そこまでは良かったのです。

 

ただ、当時、私の身近には、

自由で豊かで幸せな生き方をしている人はいませんでした。

 

身近にも経営者の方はいましたが、

夫婦仲がうまくいっていなくて

旦那さんが愛人を作っていたり

親子関係が破綻していたりしました。

 

「この人みたいな人生を生きたい!」

と思えるような生き方モデルがいなかったのです。

 

引き寄せの法則というのも知り

同じものが引き合うから、自分の周りは同じ価値観の人ばかりになる

ということも知りました。

 

そんな感じだったので、身近に生き方モデルを探すことは無理でした。

なので、本やネットでの情報収集をはじめました。

 

探し始めた私は、手当たり次第に本を買いあさっては

豊かに生きている人たちの思考回路を手に入れたい!と、必死で模索しました。

 

そして、ついに、パソコン一台で収益を上げられるという情報を仕入れ

何10万もするアフィリエイト情報商材を買い始めました。

 

アフィリエイトというのは、インターネット上の広告代理店のようなものです。

 

早く仕事を辞めたい!自由になりたい!その一心で頑張りました。

 

しかし、実際に取り組んでみたところ

そんなに簡単にはいきませんでした。

 

なにより、やっていて楽しくないし、情熱も湧かないので

苦痛で仕方なかった。

 

とうとう続かなくなり、辞めてしまいました。

 

 

「騙されたのか?私が悪いのか?」という

後悔と自己嫌悪にまみれた

後味の悪いものでした。

 

当時の気持ちは、絶望以外のなにものでも無かったですが

そのとき学んだノウハウが完全に無駄ではなかったのを知るのは、数年後になります。

 

 

今の自分から見て

当時の私が理解していなかったこと

 

それは、自分の強みについてでした。

 

具体的には、以下の2つの点です。

【1】自分にはどんな才能や資質があるのか
がんばらなくても出来てしまうことは何か?

【2】何に対して情熱が湧いてくるのか
どんなことになら、寝るのも忘れて没頭できるのか?

 

つまり、その2つの強みを知らずに

「自分以外の誰かにとってうまくいく方法」を教えてもらったとしても、

 

その方法が自分に合っていなかった場合、

頑張るほどにエネルギーが消耗していくだけで、時間と労力を無駄にしてしまうのです。

 

当時の私は、

自分自身について、あまりにも知らなかったために、

ノウハウさえ手に入れれば成功できると思ってしまったのです。

 

つまり、勝てない場所で勝負に出てしまったということです。

 

成功するために重要なポイントの1つ目は、

何はなくとも、まず自分自身を知ることだったのです。

 

自由をあきらめきれずに探し当てたのは、知りたくなかった真実

いつもの日常に戻ってもんもんと過ごしていたとき

学生時代の友人から、「お茶でもしよう」という誘いがありました。

 

今思えば、その出来事が、

私の人生の歯車の回転を変えたきっかけでした。

 

私はその友人と会い、色々な話を聞くうちに、あるキーワードに出会うのです。

 

そのキーワードとは、モラルハラスメント(モラハラ)でした。

 

詳しい出来事は割愛しますが、

モラハラというキーワードで色々なことを調べていくうちに

正直、知りたくなかった真実を知ってしまいました。

 

この世界には、ハラスメント界という世界があり

ハラスメント界は、エネルギーを奪い合う魔の三角地帯。

ハラスメント界にいる限り、自由にはなれないという事実でした。

 

そして、自分がなぜこれまで、

身を犠牲にし、苦しくても笑顔で頑張っていたのか

とにかく誰かの役に立たなければ自分には価値がない」と思いこんでいたのか

すべてが腑に落ちたのです。

 

 

私が生まれ、これまで生きてきたのは、真っ暗なハラスメントの海の、光も射さない深海だった。

「偽りのやさしさ」が蔓延する

ぬくもりのない世界。

お決まりの定型文が、コミュニケーションとして成り立つ世界。

 

少しでもその枠からはみ出れる者がいれば、誰かがさりげなく牙をむいて牽制する。

 

相手をコントロールして、自分の下に置く

もしくは、相手をヨイショしていい気分にして、さりげなくコントロール下に置く。

 

そんな世界のルールを、この世の常識だと思い込んで生きてきた。

それが社会というものだ、イヤでも適応しなければ、と思っていた。

 

だから、こんなに苦しかったんだと。

 

 

これまでの人間関係、親子関係の中で

「エ!?」と思っても、

私が悪いのかもしれない。と封印しきた気持ち

 

モヤっとしたけれど、そこまで悪い人じゃないし。と思って我慢してきた気持ち

 

それら、封印してきた気持ちこそが、真実だった。

私が感じていたことは間違っていなかった!

 

 

これまでのすべての謎が解け、つじつまがあい、

これまで腑に落ちなかったけど無理やり納得させていたパズルのピースが、

パタパタと音を立ててハマりだしました。

 

それと同時に、

これまで、唯一の世界だと信じていた、

正しいと思ってきた

過去の思い込みが、音をたてて崩壊していきました。

 

それは、ある種の試練でした。

 

ひとことで言い表すなら、絶望です。

 

でも、もう止まるつもりはありませんでした。

 

私は、これまでの怒りと、悲しみ

自分の気持ちをぜんぶ受け止め、自分の人生を歩き出す決意をしたのです。

 

成功するために重要なポイント2つ目

それは

人間関係のシステムの真実を知り、自分が置かれている環境を理解することでした。

 

私は、それらを知ることで、真の自由と自律の意味が分かり

誰からもコントロールされない人生を生きたいと強く思うようになったのです。

 

今が辛くても、すべての経験は無駄にならない。

 

私は、自由に幸せに豊かに生きるために、過去を全部捨てちゃったわけですが

 

私が過去を恨んでいるかというと、そうでもないんです。

 

それらのしんどかった過去が、今の自分にとって役に立っているからです。

 

どう役に立っているか?

私に相談してくるクライアントさんが、どこでつまづいているかが分かるからです。

 

また、騙されたのかも?と思っていたアフィリエイト商材の件ですが

インターネットでの集客やコピーライティング、動画の作り方や、様々なビジネスのためのシステムを知ることができたので、

無駄になったどころか、むしろ学んでよかった。

 

今の自分のライフワークに、しっかりと繋がっていたのです。

 

使いこなせてはいなかったけれど、知ってはいた。

その「知っていた」ことが、

私の場合は、3年後、意外なところで役に立ったのです。

 

だから、今、無駄なことをしているとか

あのときのアレは無駄だった、失敗だったと思っていることがあったとしても

それが無駄じゃなかったと思える時が必ず来るので、大丈夫なんですね。

 

むしろ一番大事なのは、あきらめないこと、それだけでした。

 

 

私は、幼い頃から、お金が嫌いになるような経験をしていたせいか

小学生の頃にはすでに

 

お金には価値はない。

経験こそが財産なんだ。

 

と考えていた、まったく可愛くない子供でしたがw

 

でも今になって、

間違ってなかったな。

経験こそが財産だって証明されちゃってるもんな

 

と、思っています。

 

そんなわけでまとめると

今より幸せに成功するために必要なことは、大きく分けて

・自分(の本質)を知ること

・自分が置かれている環境(社会の本質)を知ること

 

です。

 

それではまた!

 

 

剣れいや(つるぎれいや)

 

 

「ブラック企業とモラハラ界を脱出して自由になる?経験から学んだ2つのポイント」への 1 件のコメント

  1. 自分が無価値だから、誰かの役に立とうとする。
    でも結局は、大してありがたがられず、
    ひどいときは、それが当たり前のように思われ
    悔しく虚しい思いをする。

    何か自分にできることをしようとても
    私より才能がある人ばかりで、疲れるだけで何の喜びもない。

    奉仕の土俵から降り
    勝てない土俵から降り
    それでは自分を生かし、幸せにする土俵って
    なんだろう?と
    お話しの続きが期待値マックスです(笑)

    今自分が、まさにそんな人生の転機にいるので
    更新を楽しみにしています☆

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