割れた赤瑪瑙の勾玉
こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
私の相方である「鏡ざゆら氏」は、いわずとしれた勾玉コレクターなのですが
私が
「ひさびさに勾玉コレクションを見たい!」と伝えたら、
「いいよ」と言うなり、勾玉コレクションケースを引っ張り出し、たくさんの勾玉を見せてくれました。
ただ、鏡ざゆら氏にヒスイとか勾玉の話を振ると、収拾つかないくらい蘊蓄を語り出し三日三晩かかりそうになので、質問を振らないようにガマンしています。
そんなコレクションの中に、
無残にもまっぷたつに割れた勾玉が!
なんということでしょう・・
燃えるような緋色の、4センチほどの立派な勾玉が、
悲しいことに、二片のかけらになってしまっているのです。
(衝撃のあまり写真に撮り忘れました)
これは放ってはおけません。
鏡ざゆら氏は
「これは赤瑪瑙(あかめのう)だよ。いつのまにか割れてた」
と説明してくれましたが、私はいてもたってもいられず
「完全に元どおりにはならないけど、くっつけられると思うよ!!!」
と伝えました。
「え?ほんとに?ぜひお願いしたい」
と鏡ざゆら氏。
というわけで私は、真っ二つに割れたあかめのうさんを一晩あずかり、手術を行うことにしたのでした。
あかめのうさん、緊急入院
すぐに、あかめのうさん(の、二片のかけら)を、私の部屋にひきとりました。
その日は別の用事があったので、あかめのうさんには一旦お待ちいただくことにし、翌日落ち着いてから手術することに。
そして翌日、オペ決行!
割れていた箇所は・・・
割れていた箇所に、うっすら亀裂のあとがみえますね。クラックのような感じです。
傷があった箇所の表面は、指でなでるだけだと分からないくらいになりました。
(爪でひっかくようにすると若干わかるレベル)
勾玉の外側の
この曲線が再現できたので、一安心。
退院した「あかめのうさん」がすっかり元の勾玉の姿をとりもどしていたのを見た鏡ざゆら氏は、めちゃくちゃ喜んでいました。
よかったよかった。
人でもモノでも、本来の姿にもどるってのは、うれしいね
剣れいやでした!
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