第8回 驚くべき真実!3人の隠し持った秘密【人間関係のトリック】


 

第8回 驚くべき真実!3人の隠し持った秘密

 

こんにちは。

冷静と情熱のクリエイティブカウンセラー

剣れいやです。

 

人間関係の悩みを一挙に解明する『人間関係のトリック』

第8回目です。

 

今回はついに、例の3人が秘めている謎を解き明かしてしまいます!

では例のお三方にご登場願いましょう…!

 

 

と、言いたいところですが…

 

あの3人が揃ったらどれ程のカオスになるか、想像に難くないので

 

前回に引き続きエックスさんにご登場いただき、

3人の秘密について解説いただこうと思います。

第8回 驚くべき真実!3人の隠し持った秘密

つるぎさん

それではエックスさん、

今回も引き続き、よろしくお願いします!

 

エックスさん

はい、こちらこそ。よろしくお願いいたします(^^)

 

つるぎさん

それにしてもエックスさん、

3人の秘密をひとりひとり解き明かすとなると、

今回のメール講座の枠内でおさまりますかね?

 

エックスさん

その心配はいりません。

3人が持っているのは、ある1つの共通した秘密だからです

 

つるぎさん

へ?

おっと、失礼。間の抜けた声を出してしまいました(;^^)

 

あの、超!個性豊かな面々が隠しもった秘密が、

共通した1つのものだとおっしゃるのですか??

 

エックスさん

そうです

 

つるぎさん

それは、ずばり、

何なのですか?

 

エックスさん

『自分には存在する価値が無い』

という、

非常に強力な思い込みです

 

つるぎさん

え!?

本当ですか?

 

まあ「負け犬根性くん」は分かるような気がしますが…

 

あの強気な「怒れる判事くん」

自信満々の「エセヒーローくん」

とてもじゃないけど「存在する価値が無い」なんて思っているように見えませんが…。

 

エックスさん

いいところに気づかれましたね、つるぎさん。

『思っている』というよりも、

意識していないほどの深いレベルで、信じ込んでいるのです

 

つるぎさん

そうなのですか?ではその状態で、

どうして「判事くん」や「エセヒーローくん」のような性格になるのでしょう?

 

エックスさん

正確にいえば、性格ではありません

 

つるぎさん

…だ、ダジャレですか…

 

エックスさん

……(^^)

 

つるぎさん

たいへん失礼いたしました!!!Σ(^Д^;)

性格ではない、となると、何なのでしょうか?

 

エックスさん

仮面、役割、配役…いろいろな表現ができますが、

その人自身の本質ではない。

これだけは確かです

 

つるぎさん

本質ではない仮面…役割…?

まさか、彼らはそれを演じているとおっしゃるのですか?

 

エックスさん

さようです。

『自分には価値が無い』と信じこんでいる場合

その無価値感を感じつづける事は、相当な苦痛を伴います。

 

つるぎさん

それは、そうでしょうね・・・

 

エックスさん

判事くんの仮面をかぶってしまう人は、

無価値感を感じる苦しみに耐えかね、

自分の身近に、同じ影をもつ人を探します。

 

そしてその人を攻撃することで、自分を正当化し

自分の内面の無価値感から逃げようとしているのです

 

つるぎさん

なんという…(;^^)

 

つまり、相手を見つけて

勝手に自分を投影して、

感情がザワついて爆発!

みたいな事を繰り返しているって事ですか?

 

エックスさん

その通りです。

そして、

エセヒーローくんの仮面をかぶってしまう人は

無価値感を感じる苦しみに耐えかねている所までは

判事さんと同じなのですが

もっと好都合なポジションを発見して、そこに安住しようとしているのです

 

つるぎさん

好都合なポジションですか??

 

 

エックスさん

はい。

それを『救済者ポジション

またの名を『メサイアコンプレックス』といいます。

 

つるぎさん

メサイアコンプレックスってなんだかカッコいい響きですね。

 

エックスさん

そうですね(^^)

しかし、ポジション的には、

最も自分の立ち位置に気づきにくく

抜け出しにくい位置にあるので、非常に厄介です

 

つるぎさん

聞いた感じ、いちばん面倒くさそうな感じがしますね。

一体どのへんが厄介なのでしょうか。

 

エックスさん

それは、世間的に問題がなさそうに見えること。

むしろ、

人助けをしている『いい人』という評価を受け取りがちなこと。

それによって、本人は自分がしていることが問題だとは感じない。

だから現状維持をしてしまう、

という所にあります

 

つるぎさん

たしかに、エセヒーローくんは、助けたい助けたいって言ってましたね。

 

エックスさん

そこが重要なのです。

エセヒーローくんは、判事くん負け犬くんの問題に割って入りました。

これを『介入』といいます。

当事者同士で解決できる可能性、つまり、

人間関係の学びを奪う行為』と捉えることもできます。

 

つるぎさん

そういう視点で見た事はありませんでした!

たしかに、問題ゴトを誰かが解決してくれたらラクちんですけど

自分達で解決するチャンスは無くなりますね。

 

エックスさん

そうなのです。

たとえ頼まれたとしても、本人が出来る事を肩代わりするのは、その人の成長のためにならない事があります。

結局のところ、エセヒーローくんは、相手のためを思って…というよりも

自分の中の無価値感から逃げるために、他人の問題に首を突っ込んで回っているのです

 

つるぎさん

一瞬ヒマな人みたいに感じますけど

「逃げている」ってことは、けっこう必死なんですね。

 

言われてみれば、エセヒーローくんは

いつも焦っているような感じを受けたなぁ…

 

エックスさん

本人達は必死です。

そして、判事くん役の人と、

エセヒーローくん役の人が

最も必死になる事があります

 

 

つるぎさん

そ、それは…?

 

エックスさん

負け犬くんに、ずっと負け犬でいてもらう事。

これを最も望み、死守しようとするのです

 

つるぎさん

なんですかそれ!Σ(^Д^;)

それって「負け犬ポジションから動かないでくれ!」と願っているという事ですか!?

 

エックスさん

はい。負け犬くんが、実は最強のキーパーソンだからです

 

つるぎさん

負け犬くんが最強…!!??

意外です!!

 

エックスさん

負け犬くんが全てを制していると言っても過言ではありません。

一番きついポジションでありながら、一番力のあるポジションなのです

 

つるぎさん

依存界の最強選手ということですか。

 

 

エックスさん

はい。

負け犬くんポジションの人は、

依存界から抜け出せる可能性が最も高いと言えます。

いちばん下敷きになっているので非常に辛く、だからこそ気づきやすい。

しかし、本気で抜け出すためには、ある大きな決断が必要になります

 

つるぎさん

その大きな決断とは…?

 

エックスさん

そこは、3人を取り巻くシステムを含めてお話しましょう。

今回も長くなってしまったので、改めて次回お伝えすることにしましょうか(^^)

 

つるぎさん

はい!

またしても司会者が、一受講者と化してしまいました!(;^^)

 

気を取り直して…

 

次回

【第9回】なぜハマるのか?魔のトライアングルのナゾをあばく

お楽しみに!

 

次回
第9回 なぜハマるのか?魔のトライアングルのナゾをあばく

 

剣れいや

 

 

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