夢は、叶う。
しかしそれは、
「すぐ叶う」という意味ではなく
「どんな夢でも叶う」という意味でもない。
それでも、夢は、叶う。
そんな思いで、つづる日記。
雨が上がったので、家中の窓をあけて風を通したくなった。
そして東の窓を開けようとした時
きらめき透き通った、幅広い虹が目に飛び込んできた。
雲の合間。
そっと青空に向かって伸びて、見えなくなる虹。
雲のしたには、霜柱のように
縦の筋が入っている。
光と、強い下降気流のせいだろうか。
幻想的な光景だった。
この一週間は、学びが詰まっていた。
これまでの人生で、いちばんハードだったかもしれない。
雷が落ちたような衝撃や、
ショックの後の疲れ、ぼんやり感は
自分の力ではどうしようもないものだ。
時が解決してくれるのを待つしかない時もある。
なぜ、みんな走り回らなければならないのだろう。
なぜ、みんな切羽詰まっていってしまうのだろう。
なぜ、みんな外側からのプレッシャーに押しつぶされていくのだろう。
走り疲れたら、歩けばいい。
歩き疲れたら、立ち止まればいい。
立っているのも疲れるなら
ゆっくり寝たらいい。
「そんなことができるなら苦労していない」
世の中の大半の人は、そう思うのかもしれない。
私も昔は、ずっとそう思って生きてきた。
「もう嫌だ!」と感じることは、数え切れないほどあり
理想のライフスタイルを思い描いたりしたけれど
すぐにまたモヤっとして
「夢みたいなこと言ってないでマジメに働け」
そう、自分に言いきかせていた。
でも、ある時、この世界には
まったく違う基準で生きている人たちがいることを知った。
常識とは異なる違う価値観で、自由に生きていた。
そんな人たちの存在を知ったのは、今から6年前だったか。
それから私は、
6年間、猛勉強し実践し続けた。
これまでと同じ人生が死ぬまで続くこと、それだけは、絶対に嫌だと思った。
挫折していく人もたくさん見てきた。
私自身、「挫折した」と思ったことは、一度や二度ではない。
でも、あきらめきれなかった。
せっかく生まれてきた、いちどきりの人生。
とらわれず、思いのままに、表現したい。
大切な人が苦しんでいたら、そばにいたい。
それだけで走ってきた。
それでどうなったかというと、
夢は叶うんだと知った。
そして、ひとつの言葉の真意を学んだ。
豊か。
豊かさとは、モノやお金がたくさんあることではない。
豊かさとは「いい循環」が起きていることだった。
そして、人生の時間を有意義に使うことができる、そんな「余裕のある状態」のことだ。
モノやお金をどんなにたくさん持っていても、忙しくて自分の時間さえ作れない人もいる。
大切な人と過ごしているのに、仕事のことで頭がいっぱいの人もいる。
いつ、人生を楽しむのだろう。
ひとりひとり答えは異なると思う。
でも少なくとも私は
生きている間、なるべく多くの時間を、自分と大切な人のために使いたいと思った。
夢は、叶う。
それは、「すぐ叶う」という意味ではなく
「どんな夢でも叶う」という意味でもない。
でも、進みながら軌道修正しつつ
なんど転んでも、決してあきらめず
ピンときたら、勇気をふりしぼってチャンスに飛び乗る。
それを繰り返すことができたら
叶わないわけはない。と思う。
最初に描いていた夢から、
大きく外れた気がしたけど
また戻ってきた。
夢はブーメランのように。
人生は、面白い。
人生は、素晴らしい。
夢は、叶う。
剣れいや
「人生の夜明けに虹がかかるとき」への 1 件のコメント
れいやさん よかったですね!!
おめでとうございます!
なんて美しい。凛とした幻想的な虹空!!澄んだ青の色も素敵ですね!女神と天使が見えるかのようです。
れいやさん 人生の夜明けの幕開けに繋がるとてもハードな1週間を過ごされたからこその天からの溢れるような美しい祝福のメッセージなのでしょう♡
これもバランスですね♡
私は、女神と天使はれいやさんだからだと思いました。
れいやさんのメッセージもとても感慨深いです。
夢はブーメランのようにまた戻ってきた。なんてかっこよくて美しいのでしょう。
いつも愛と勇気と美しさをありがとうございます。