進むこと自体が価値になる。成功を追い求めないパイオニア

 

今、目の前に道は無いかもしれない。

 

そこは、まだ誰も通ったことがなくて

 

荒れ果てて草が生い茂っているかもしれない。

 

または、鉄でできた頑丈な門があるのに、その門のさきに見えるのは道だけなのかもしれない。

 

爽やかな風が吹いている場所に出ていて

この道を進んでいけば魅力的な景色に出会えそうな予感がしているかもしれない。

 

 

それでいて、なぜか強い不安がうずまいているのかもしれない。

 

 

 

 

誰も通ったことがない道。

 

だから、道を示してくれる人はいない。

 

 

 

そんな時

人は、自分自身の人生のパイオニアとして、その地に立っている。

 

 

 

うまくいっている人の言う通りにすれば

その人のような人生は手に入るかもしれない。

 

 

でも

 

自分だけの場所にたどりつきたいのなら

誰の手も借りられない。

 

 

自分の心が、指針になる。

 

 

 

自分とは何だろう

自分にとって最高の人生とはなんだろう。

 

 

 

その答えが、お金で得られるものだったら、どんなに楽だろう。

 

 

 

そう思ったとしても

一段飛ばしはできない。

 

 

いちばんの近道は、

 

極限まで自分に正直になった時に

その足元に見えてくる、着実な道。

 

 

 

自分の足で進み、自分の手で掴みとる。

自分の肌で感じ、自分の心で判断する。

 

すべてが、自分の責任。

 

 

自分だけの人生を歩む道のりは、

すべてがただ、自分に還ってくる世界。

 

 

疑いや不安をぶつけたら

疑いや不安が返ってくる。

 

悲しみや恐れをぶつけたら

悲しみや恐れが帰ってくる。

 

絶望と迷いをぶつけたら

絶望と迷いが還ってくる。

 

だから、こわいのかもしれない。

 

 

 

 

すべてを

自分の手にとりもどし

自分で受け止める強さを、身につける季節。

 

 

 

 

 

本で読んだような知識ではなく

人生で実験しながら

体感として、学んでいく。

 

 

これからは

自分が持てる装備で、

自分の足で立ち

 

自分の足で歩みながら

誰かと関わっていく。

 

 

 

一歩ずつ前に進みながら

 

沸き起こる感情を受け止めながら、進む。

 

 

 

 

パイオニアは、成功を求めない。

 

 

パイオニアにとって

新たな境地を切りひらくという

生き方そのものが価値なんだ。

 

チャレンジすること自体が目的なんだ。

 

 

最初から答えはわからない。

 

答えはみつからないこともある。

 

 

それを覚悟の上で、進む。

 

 

 

 

 

どんなにスローペースで、だれかから笑われても

どんなに無鉄砲で、世間から白い目で見られても

 

 

自分自身が、自分自身の人生の、かけがえのないパートナーでありつづける。

 

 

自分の未来を信じ

静かに熱くたぎる

内なる情熱の火を燃やしながら。

 

 

その生き方を選びつづけるならば

 

進むこと自体が、価値になる。

 

 

 

 

剣れいや

 

 

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