人生の時間は螺旋状にのぼっていく。

 

だから必死で登っていても

「またあのパターンか」というものに遭遇する。

 

 

さらに

前回よりも、いささか巧妙になっていたりする。

 

 

 

ふと感じた違和感。

 

それが、答えだったと

 

後になってわかる。

 

 

 

違和感をなかったことにした方が

 

その場はうまくまとまるような気がして

 

波風たたないような気がして・・・

 

 

しかし、怖れたまま

自分の内側を見ないように

走り続けるかぎり

 

 

メッセージは

なんども繰り返される。

 

 

 

最初は、自分の声は

自分に向けてのメッセージを送っている。

 

 

その瞬間に気づいて

すぐ行動していれば

それ以上のトラブルは起きない。

 

 

しかし、メッセージで気づかなければ

トラブルが起きる。

 

 

自分へのメッセージが

自分にとどかないとわかると

 

他人を巻き込みながら、メッセージは大きくなる。

 

 

自分の気持ちに気づくまで。

 

 

 

他人に目を向け走り続けるかぎり

 

外側からは

さらなる要求がやってきて

 

さらに大きな我慢を強いられる

 

 

そして、それが当然であるという暗黙のルールを敷かれる。

 

 

 

それに同意するかどうか？の

リミットテスト

 

 

 

引き返せないところまで行ってしまったら

麻痺してしまう。

 

なかなか抜けられないその罠。

 

 

 

抜けようとすれば

追っ手がかかるかもしれない。

 

 

 

必要とされていたい

いい人だと思われたい

 

 

その気持ちが仇となり

動けなくなる人もいる。

 

 

正しさ

世間体

義理

 

 

それらで塗り固められている世界

 

 

いつのまにか、閉じ込められ

ぐるぐる回り続ける世界。

 

 

 

 

自分の気持ちを自分で受け止めて

走り出そう。

 

今はどこに向かうのかわからなくていいから。

 

 

頭でわかっていても

体にしみついている生きグセ。

 

ここぞというときに、足をとられる。

 

 

 

だから、

何度足をとられてもかまわない。

何度でも気づけばいい。

 

 

とにかく

「この状況は嫌だ」と思うなら

 

 

心の底から嫌なんだと

 

 

 

ちゃんと知っていること。

 

自分の気持ちを受け止めること。

 

 

 

そして、その自分の気持ちで行動すること。

 

 

 

誰かにわからせるためでもなく

誤解を解くためでもなく

復讐心からでもなく

 

 

自分で自分を幸せにするために

 

 

 

 

剣れいや