白か黒かの議論の先は、グレーゾーンではない。超越するという意味

世の中では

 

物事を黒か白かで判断することはできない。

グレーゾーンを受け入れることができてはじめて大人。

 

みたいな話をよく聞く。

 

 

それもひとつの選択なのかもしない。

とりあえず議論を平行線のままに、現状維持をしたいのならば。

 

 

 

ただし

本当にそのものごとを根本的に解決したいなら

グレーゾーンを受け入れても何の解決にもならない。

 

 

なぜなら、グレーゾーンという選択肢が出てくる時点で

 

その視点は

白か黒か、その中間か?

という次元にあり

 

同じ次元にとどまっている状態だからだ。

 

 

 

根本的な解決というのは

白か黒かではない選択をすることだが

 

それはグレーではない。

 

 

 

 

 

白か黒か、はたまたグレーか?

それは、この世界には白か黒しかないという前提の話。

 

 

白か黒かでぐるぐる思考が回りつづける理由は

 

 

脳がこれまでの思い込みや常識。

つまり、前提にとらわれているから。

 

 

白か黒かでモヤモヤするのをやめたいのなら

それらを超越した視点を手に入れることだ。

 

 

 

白か黒かという議論を超越するためには

 

まず、

白と黒以外の色も存在するのだということを知るところからはじめなければならない。

 

 

 

白か黒かが当たり前になっていたら

 

赤という色は異端である。

 

 

赤を見たときの違和感は、言葉にできない。

 

 

 

ただ、本当に解決したいと思っているのなら

赤が存在する世界こそが解決のヒントだということを、直観的に理解できるはず。

 

 

 

知性とは、そういうこと。

 

 

過去の経験にとらわれることなく

学んできたことにとらわれることなく

 

 

その瞬間の自分にとってベストなものを見極められる。

 

それが、本来の知性。

 

 

 

論理的な思考が得意だったとしても

記憶力がすぐれていたとしても

 

本来の知性がつかえないように封印されていたら

 

自分にとってほんとうにベストな判断をすることはできない。

 

 

本来の知性を取り戻すには

じぶんの中心にアクセスしつづけ

じぶんの声を聞き続けること。

 

 

女性性という受動的なエネルギーだけでもなく

男性性という能動的なエネルギーだけでもなく

2種類のエネルギーを調和的にバランスさせ

 

じぶんの中心に向かっていく。

 

 

 

そのときはじめて、

これまでどれほど過去の自分にとらわれていたのかに気づくはず。

 

 

必要なものと不要なものが、一瞬でわかる。

その感覚。

 

 

そして、そんなことが可能であるという

本来の聡明さに気づく。

 

 

すべての判断は、常に自分がしている。

誰の影響も受けていない。

 

誰かに振り回されているように感じたとしても

それは

誰かの言うことを採用する

という判断をしているだけ。

 

ぜんぶ、自分の意思で決めている。

 

だから、本当に人生を変えたかったら

そう自分で決めるだけでいい。

 

 

勇気がいるのは最初だけ。

 

 

自分がすでに

華麗に戦えるのだということを、受け入れるだけ。

 

 

すべての問題を超越するための

聡明な知性は

ずっとあなたの中に、眠っているのだから。

 

 

 

剣れいや

「白か黒かの議論の先は、グレーゾーンではない。超越するという意味」への 2 件のコメント

  1. 常識を疑う事って本当に大切だと思いました。
    今までの『自分の当たり前』で生きてきて、理想が叶っていないならば
    その常識を疑う事から始まるのではないかと思います。

    そもそも心は目に見えないもので、十人十色なのだから
    自分にとっての正解というのは自分にしか分かりません。
    でも、ついつい『あの人に言われたから』とか『嫌われたくないから』
    と周りの目を気にして受け入れてしまうのが今の私かも、と思いました。
    きっと今の私は、女性性が強い状態なんだろうなと思います。

    今後は女性性の欲求をしっかり聴いてあげながら、必要な行動を絞って
    自分の男性性の行動力で叶えてあげることを意識していきます。

    れいやさんのブログ、大変分かりやすく勉強になります。
    これからも応援しています(^^)

  2. 身の回りの出来事が、自分の内面次第でいくらでも変わっていけるなら、それは一番簡単で、楽で、そして何より一番幸せですね。自分の気持ちを何も知らなかったんです。知らないふり、見ないふり、気づかないふりをしてきました。幸せの一番の近道を、難しく考えて、悩んできました。今まで一番大切な自分にやさしくしてあげていなかったんです。自分の女性性を大切にしたいです。自分のが自分の味方をして、自分が理想のパートナーシップを築いていきたいです。

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