こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
自分内探検から還ってきました。
自分内探検とは
私が行っている「内省のひとつのカタチ」です。
自分の内側にヒントをみつけに旅に出るのです。
私はよく、未来が見通しにくくなった時に、自分内探検に出かけます。
そこにはいつも、解決のヒントがあるからです。
今回はちょっと長旅になりました。
過去の記憶をたどり、見つけたのは
消えかけていた、くすぶる火種でした。
その火を消そうとしている存在との対峙、心理戦が巻き起こり、自分内バトル勃発でした。
ここでお話している「火」とは、
自分の内側の情熱の火のことです。
私たちが今生きている資本主義社会では、
外側から焚きつけられる「恐怖心や欲望を喚起するメッセージ」に煽られて沸き起こる衝動を情熱の火だと思ってしまいがちです。
でも、本物の火は、自分の奥深いところにある火だけです。
内側の火が消えてしまった時
無気力になり、鬱々としてきて
生きている感覚に乏しくなって
何かを渇望するような感覚になり
外側に強い刺激を求めてしまうのです。
もっと簡単にいうと
内側の火が消えたとき
外側の情報に振り回されやすくなるということです。
だから、自分として、自分の幸せに向かって生きる場合
内側の情熱の火が消えてしまうのは、残念とかのレベルではなく、危険なことだと私は思っています。
内側の火が原動力になっていると、自分の知性もちゃんと使いこなせるんですよね。
今の自分に必要なこと、不要なことを見極められる。
でも、外側からの火にあおられていると、焦るような落ち着かない感覚のまま、アドレナリンだけで走っているみたいになる。
これはまるで、脳内の虚構の世界をレーシングカーで突っ走ってグルグルしているようなものです。
これだと何処へも行けない。
だから自分の思考が曇りそうな予感を感じると、私は自分内探検に出かけるのです。
常に視界はクリアにしておきたいからです。
しかし今回は体感的に長かった。
「まだ・・なのか・・・」という感じ。
でも、戻ってくることができました。
今回の戦いは、かなりこたえたので
久しぶりに、自然の中でゆっくりしてみました。
新宿御苑は薄茶色の芝生と、まだ茶色い木々がほどんどでしたが
数本だけ、桜が咲いていましたよ。
ヒヨドリがたくさん居たので激写。
もうすぐ一斉に咲き始めるんでしょうね。
今年は私にとって、表現の復活の年。
ここ一週間くらい、暇さえあれば絵とか歌とか、パフォーマンスアートを実験的にやりつつ「自分の表現」の研究をしています。
自然の中だと、いろんな音が聞こえてくる。
視覚だけじゃなく、
音とか、体感とかもスケッチしてみました。
「カラスの声」を描く。
巷はウイルス騒動ですが、自分なりにできることをしっかりやって、後はなるべく自分にストレスをかけずに淡々とすごしています。
2020年の春は、一生に一度だけだから。
世の中をかけめぐる情報の刺激に惑わされず、目の前の事実をしっかりと感じながら。
一瞬一瞬を大切に生きていきたい。
剣れいや
「自分内探検とバトル。長旅からの復帰。」へのコメント
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