自分の内側が、何かを必死に訴えている

自分の内側から

かすかな声がする

 

かすかだけれど

必死に訴える声。

 

その声に

応えたいのに

 

応えられない

もどかしさ

 

その声と

つながりたいのに

 

つながれない

切なさ

 

なんとかしたいのに

どうしていいのか

わからない。

 

だから

 

それをかき消すように

日々のいろいろな何かに

また没頭していく

 

でも

どんなに誤魔化しても

空虚さは無くならない

 

表面上の楽しさや

明るく装う自分の声が

 

さらに内側に

暗い影をおとしていくようだ

 

この孤独を埋めるものは

どこにあるのか

 

この孤独を埋めてくれるのは

誰なのか

 

きっと外側には無いのだと

分かっている。

 

ただ、

この必死で訴えるかすかな声と

つながるための鍵を

 

手探りで

探し求めている。

 

響きあえる「何か」を探している。

 

そして

その響きあえる「何か」が鍵になり

そこから内側への扉が開く。

 

それを繰り返していく。

 

探し求めていたものに

出会ったときの

 

心が、居ても立ってもいられなくなる

あの感覚。

 

 

ずっと知っていたようで

初めて知るような

 

そんな自分が内側でずっと叫んでいる。

 

今も、必死で。

 

その自分に逢いたくて

進んでいく。

 

未知の自分へのときめきのような

かすかな心の動きをさぐりながら

 

 

 

剣れいや

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