こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
ファイル整理していたら、2016年に書いた詩が出てきました。
幼い頃の自分へ向けた詩でした。
幼い頃は、家と学校がすべてだった。
そのどちらにも居場所がなくなったら、死ぬしかなかった。
よく死ななかったなあと思う。がんばったw
今はもう、大人になった自分が守ってあげられるから、嬉しいんだ。
ただ、あのころの自分が心もとなく、メッセージを送りたくて書いた詩。
想いは時空を超える。
本気でそう思う。
学校に行けなくて、親にも見放されて、
自分なんか生きてる価値ないんだと思っていた
その一時期は、記憶すらないけど。
あの頃の自分に届くといいな。
その状況が永遠に続くわけじゃないんだ。
あきらめないで生きていて欲しい。と。
幼き君へ
その扉は君を閉じ込める事はできない
君はそれを開けて出て行っていい。
そいつは君を抑え込むことはできない
君はそいつを突き飛ばして逃げていい。
君が感じていることが全て。
それ以外は罠
君が感じていることが真実。
それ以外は嘘。
その扉は君を閉じ込める事はできない
君はそれを開けて出て行っていい
そいつは君を抑え込むことはできない
君はそいつをなぎ倒して逃げていい
二度と戻らなくていい
君を傷つける場所になど
君はまだ生きてる
洗脳される前に逃げるんだ
感情を感じられるうちに
いのちが機能しているうちに
そこを抜け出すんだ
君が守られる
安全な場所は必ずある。
君を受け入れてくれる
まっすぐに立ってる人達が必ず居る。
君はあきらめるな
君は生き延びろ
感情が動いてるうちに
麻痺する前に
幼い君を傷つけるそいつは人間じゃない
早く逃げるんだ
純粋な君を操るそいつは人間じゃない
早く気づくんだ
どんな理屈も
どんな暴力も
君の自由を奪えない
どんな言い訳も
どんな大義も
君の尊厳を奪えない
君はまだ見抜けてる
その聡明さが曇らないうちに
抜け出すんだ
今なら
抜け出せるんだ
ずる賢くなってしまう前に
諦めが得意になってしまう前に
君の力で抜け出すんだ
君のやり方で抜け出すんだ
「学校に行かなかったあの日の自分へ。【詩】」へのコメント
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