誰かに何かをしなくても
ただ、自分であればいい。
そこを受け入れたときから
全てが回り出す。
そう分かっていても
気づけば、昔の自分と同じことをしている。
人の期待に応えられない
自分を責めて
成し遂げられない
自分を責めて。
深いところでは
もう分かっている。
過去に戻りたくない。
未来へ向かいたい。
まっさらなページのような
自分がすべてを描き出せる世界。
これまでは
そこそこのポジションで
ちいさな世界で
バランスをとってきた。
でも、窮屈な気がする
本当は、これじゃない。
こんなの自分じゃない。
私は、本当は、こうじゃない・・
そんな感覚がつづいてる
ここより先に進んだら
過去の自分には戻れない
それだけは、わかる。
「もう二度と戻りたくない
あんな世界に戻りたいわけがない」
深いところから叫んでいる
ちいさな声がする。
それなのに
なぜだか
もう少しだけここに居たいという
甘い誘惑が交錯する。
そんなに悪くはなかった
そこまで悪い人たちじゃない
だから、もう少しだけ
ここに居てもいいんじゃないか・・・
自分の奥深いところから響いてくる
かすかな2つの声。
そのどちらかを選んだら
あたりまえだけど
どちらかの人生が待っている。
そんな当たり前のことが
怖くて怖くて
ただここでずっと
動かずにいれられれば
どんなに楽だろうと思う。
どちらの声を選べばいいのか。
どちらを選ぶのが正しいのか。
いくら考えても
答えは出ない。
変わってしまいたい自分と
変わりたくない自分
どちらも、自分自身だ。
どちらも、
大切な
ホンネの自分だ。
どちらかがすごいとか
どちらかが優れているとかではなくて
ただ
本気で変わりたい自分と
本気で迷っている自分がいる。
ただ、それだけ。
変わりたい自分も
変わりたくない自分も
同じように愛せたとき
自然と、自分の中から
シンプルな答えが出るのかもしれない。
自分の中心というのは
余計な力を抜いたときに
しぜんと見つかる。
でも
それまでは、
好きなだけあがいていい。
あがいて、
しがみついてる自分を
受け入れていく。
怖くていい。
足がすくんでもいい。
本当に望んでいることは何なのかを
しっかり見つめる怖さ
その怖さから
目をそむけないで
そこから逃げずにいれば
必ず
道は、ひらけるから。
つるぎれいや
「変わりたい自分も、変わりたくない自分も、愛せるように。」へのコメント
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