こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
今日は、新たなこころみとして、
私が過去に行った、自分内DV犯の現行犯逮捕(?)の一例をご紹介しようと思います。
自分内DVというのは、自分はダメだ、価値がない!と自分で自分を攻撃してしまう状態のことです。
※ 自分内DVについては、過去にこちらの激しめの記事で書いています。
現行犯逮捕とは言っても、実際に逮捕はしません。
自分内DV犯は、意識を向けると調子に乗ってくるので、基本はシカトしますよ。
無視です、無視!
DVをするような存在というのは、
実は無力感のカタマリです。
単に構って欲しいのです。
注目してほしいのです。
自分の力を見せつけたいのです。
でも、本当は自信がないだけ。
だから、自分より強そうな存在には、
必要以上にへり下って腰低く、おだてて持ち上げて、攻撃されないようにします。
そして、自分より弱そうな存在を牽制し、暴力をふるって
「ドヤ!」って言っているだけです。
構う価値もないですね。
そんなやつに意識を向けていたら、相手の思うツボ。
だから、自分内DV犯は、シカトしましょう 。
それでは、私が過去に行った自分内DVからの自分救出の例をご紹介しますね。
あるとき、私は突発的に、怖くなりました。
それは、2年ほどつづけていた武術の練習に行くときでした。
「行きたくない・・怖い、ゆううつ。逃げたい・・・」
そんな気持ちが沸き起こってきて、どんどんネガティブになっていきました。
武術を習うことは楽しかったし、
基本は型の練習なので、特に怖いことも起こりません。
なのに、理由もなく急に怖くなってしまったのです。
どうにもこうにも、気持ちをコントロールできないので
カフェに入って自分の気持ちと向き合ってみることにしました。
ノートを取り出し、今の気持ちを書き出しました。
・怖い
・ユウウツ
・逃げたい
他には
「できるようになりたい」
という気持ちがでてきました。
・怖い
・ユウウツ
・逃げたい
は、じぶんの中で自分攻撃をしてしまっていたためだと、直感で分かったので
(自分の攻撃が)怖い
(自分のことを考えると)ユウウツ
(自分から)逃げたい
ということだと察しました。
あとは、
「できるようになりたい」
という気持ちが出てきていたので
「できる」ってどういうことなのか、はっきりさせてみようと思いました。
「できる」とは?
すべての型をマスターすることなのか?
それは、急いだって何年もかかること。
(先生からは、10年かかると言われている)
それに、毎回少しずつは「できる」ようになっている。
なぜそんなにプレッシャーを感じているのか?
そこで私は仮説を立てました。
【仮説】
長年の思考のクセで、自分の変化のタイミングの時期に、自分の中の男性性のバランスを崩しやすくなるのかもしれない。そして、攻撃が自分に向いてしまう。
つまり、自分内DVが不当な攻撃をしている可能性がある。
もし、そのクセが出ているだけなら、特に問題がなくても落ち込んでしまう可能性がある。
つぎに、今の状態がどうなれば理想なのか?を考えました。
【理想の状態は?】
自分内DVを怖がっている自分がいることを把握しつつ、理想の状態を設定ます。
自分といても、怖くない。
自分といてもユウウツにならない。
自分といても逃げたくならない。
かなりハードル低めの設定にしました。
次に、
心の中で「怖がっている自分」にインタビューしてみます。
【インタビュー】
Q. どうして怖いんですか?
A. 「がんばって覚えても、できない部分ばかり取り上げてダメ出しされる」
Q. なぜユウウツになっているのですか?
A. 「自分のペースでやりたいのに、常に他人とくらべて、お前は出来ていないと言われる」
Q. どういうときに、逃げたくなるのですか?
A. 「早く上達しろ、早く覚えろ、早く一人前になれ、と要求されるとき」
【怖がっている自分を救い出す】
まず、自分内DVから救い出す。
ココロの中に安全な場所をつくり
そこに来てもらう。
【怖がっていた自分と会話する】
「もう、そいつが来ないようにしたからね」
「・・・うん」
「イヤだって言ってくれたから、早急に対処できたよ。ありがとう。これからもイヤだったらすぐに言ってね」
「うん」
【自分への応援歌を考える】
・何ヶ月も休んだこともあったけど、けっこう身についている。毎回できることが増えている。
・〇〇のところと〇〇のところがスムーズにつながるようにできた。
・他人と比べることは無意味!自分なりにマイペースにやればOK!
・継続できているだけでスゴいことだ。自分のペースをくずさないで、マイペースに走り続けよう。
以上のことを、やってみました。
時間にして20~30分くらいだったと思うのですが
びっくりするくらい心が軽くなって、
怖い気持ちも薄れ、練習に向かうことができました。
そして、他人の視線や、出来不出来をいちいち気にすることもなく、練習に取り組むことができました。
これをやってみて、つくづく
自分の内側との信頼関係を取りもどす効果ってスゴい!と思ったんです。
自分内DVが起きてしまって、知らず知らずに傷つき
元気がなくなってしまう方が多いと感じたので
参考までにと、記事にしてみました。
今回は、ハウツーではなくて私のやってみた例なので、わかりづらい点もあるかもしれませんが、
こんな感じで自分を救出するんだな、という感覚を知っていただければと思います。
ぜひ心がけていただきたいのは
「自分の気持ちの味方でありつづける」という点です。
自分内DVの味方をしてはいけません。
ちょっとでも自分内DVの言っていることに同調すると、調子に乗ってエスカレートしますからね。
それでは。
剣れいや(つるぎれいや)
「内面にひそむDV犯はシカトしよう。傷ついた自分を救いだす【参考例】自分内DV対策」へのコメント
コメントはありません