パフォーマンスアートと体幹筋
こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
パフォーマンスアートをやるようになって一番大きかった変化は、自分の身体と向き合うようになったことです。
アトリエで描くときと、舞台の上で描くときでは、そもそも意識する点が違うので、そのための基礎が必要だと感じました。
心身の基礎をつくるために7年前から武術を習っていましたが、今はそれに加えて、舞台の基礎練を継続しています。
定期的に、舞踏家の鏡ざゆら氏に指導してもらうのですが、
自分では「やっているつもり」「できているつもり」でも、
できていないことが沢山あります。
「肘の位置、あと5ミリ上」
「腕の位置、あと1センチ前」
などなど。
細かな指示が入ります。
教わったことは大抵、その場ではできるんですよ。
でも大切なのは、本番でできるのか、ということ。
なので、部屋で自主練したり、一人でスタジオで撮影しチェックしたりします。
それら教わったことをしっかり再現して維持するためには、自分の軸となる体、とくに体幹筋が重要なんですね。
どんなに腕の位置や指先に意識を向けていても、それを支えているのは体幹筋だからです。
枝葉の前に、幹をしっかり育てる必要がある。
何事も、ついつい細かいところに気をとられそうになるけれど、もし上手くいかないのなら、根幹を見直す必要があるということですね。
コロナで舞台に立つ機会が減っている今だからこそ、しっかり基盤をつくっていこうと思います。
剣れいや
「パフォーマンスアートと体幹筋。枝葉の前に、幹を育てる」へのコメント
コメントはありません