こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。
ココロがショックを受けたとき、
身近なもので簡単に、アートセラピー的なことができます。
実際にショックを受けたときは、対処法を探すための思考すら停止しちゃってたりするので、
おすすめは、
このやり方を一度やってみて、頭の片隅に入れておいて
いざというときに活用していただく、という感じです。
焦っていると「どうしよう!」「どうすればいいんだ!」となって焦りだけが高速回転してしまうので
焦りをしずめるため、カラダの感覚や、ココロの感じていることにしっかり意識を向けてあげることも大切。
とは言っても、あまりに大きなショックなときは、しばらく時間が必要です。
日常生活が送れなくなるほどの大きなショックを受けたら、専門家に相談してください。
ショックを受けつつも、自分がすぐに対応しなければいけない!というときは、とりあえず行動を完了させて、そのあとで自分のケアのために落ち着く時間をとります。
落ち着く時間をつくったら、心身の回復が最優先なので
「やらなければいけないこと」を脇におく勇気も必要です。
日常に触れられる場所に行くのもいいです。
街なかを歩くときは、周りの歩調にあわせず、カラダの気持ちを聞きながら、自分のペースで歩いてください。
普段から行くカフェとか、ファーストフード店とか、公園など行ったり
食べ物が喉をとおらなくても、飲み物をそばにおいて、ただボーッとするだけでも違います。
なによりも、考えない時間が大切なんです。
すこし落ち着いてきたら、
ひとりになれる場所で、自分がどんな感情を感じていたのかを、しっかり感じます。
「かなしい」とか
「こわい」とか
「びっくりした」とか
「ショック」とか
いろいろあるかもですが、
いちばん強くかんじていることを繰り返し声に出します。
一時的にうわーって出るかもですが
しっかり出し切れば落ち着きます。
周りに人がいると、その人が心配してワタワタするかもなので、
なるべくひとりでやるのがいいのですが
もし不安がとても強かったら、信頼できるセラピストや専門家に頼ってください。
見守ってもらえる空間だと、安心するので「気持ち」が出てきます。
こんな感じで、自分のカラダやココロと相談しながら、和解しながら、安心できる状態をととのえていきます。
色をつかってあそぶ
ショックを受けたときは、普段通りの思考はできません。
そんなときは、非言語領域の表現ツールが大切です。
自分の内側にあるものを外に出してあげることで、少しずつ楽になります。
もし可能なら、体をつかうのもいいです。
ストレッチ、ジョギングなど軽い運動や
シャワーを浴びる、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるなど。
楽器ができる人なら、演奏してみたり
歌をくちずさんでみます。
あとは、すぐに手に入るような材料で、簡単なアートセラピーもできます。
つかうもの
◎ 画用紙
(100円で売っているようなものでOK)
◎ クレヨンもしくはクレパス
(スーパーやドラッグストアで売っているものでOK)
◎ ウエットティッシュ
(手についた色を拭く用)
私が個人的にいろいろ試した結果、画用紙は100均のもので大丈夫でしたが
クレヨンやクレバスは、100均のものだとうまくいかなかったので、
スーパーやドラッグストアの文具コーナーでも売っているサクラとかペンテルのものが手に入りやすくていいかなと。
(2020年前半の時点での感想です)
まず最初に、クレヨンやクレパスに巻いてある紙をぜんぶはがします!
こんなかんじになります。
それを「寝かせて」、画用紙の上にズズーっと。
このとき、クレヨンやクレパスが長すぎるなと思ったら、好きな長さでパキっと折ってもOK
何色重ねたりしながら
きもちのままに、ズザーっとぬっていきましょう。
「きれいに描かなくちゃ」なんて思わずに。
今感じていることをぜんぶ出しきってしまいましょう。
気が済んだら、こんどは別の方法でやってみましょう。
さっきまで寝かせていたクレヨンを、立ててぐりぐり。
濃い色で描いた上から、薄い色を重ねたり。
いろいろ遊んでみます
ちなみに、強い感情を出したいときは「クレパス」がおすすめです。
「クレヨン」より油分が多いのでガッツリ色が出るし、太めなので力が入れやすいです。
ちなみに、画材店にある「オイルパステル」は、クレパスよりさらに油分が多く柔らかいため、弱い力でも描けます。
手に力が入りづらい方や、柔らかい描き心地が好きな方はオイルパステルがおすすめです。
(そのかわり手が汚れるのでウエットティッシュ必須)
軽いタッチで、ライトに、繊細に描きたいなら、クレヨンかな。
私は子供のようにガシガシ描きたいので、今のところクレパス派。
ガツガツ、がっつり気持ちを出しました。
ほかにも、重ねることで、いろんな面白い色がうまれるんですよ。
上のピンクが、重ねて偶然できたピンク。
下のピンクは、もともとのクレパスのピンク。
繊細な色の違いがうまれておもしろいんです。
気持ちが沈んだり、不安定になったときは
自分を大切にするチャンスです。
だから
ちょっとひとやすみ。してあげてください。
剣れいや
「ショックを受けたときは、色であそぶ。自分でできるアートセラピー」へのコメント
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