こんにちは。
剣れいや（つるぎれいや）です。

 

今日は、夕焼けに見とれていました。

 

 

 

実は、私には

こんなふうに、のんびりと夕焼けを眺められなかった時期がありました。

 

 

昔「時給がいいから」という理由だけで仕事を選んでいた頃があったのです。

空が夕焼けに染まっている時間もずっと仕事。

なにより、空を眺める心の余裕なんかありませんでした。

 

すべてお金を中心に決めていました。

私の中で、最優先事項がお金だったんですね。

 

そしたら

 

自分がいま何を感じているかすら

分からなくなりました。

 

いつも心がぎすぎすしている状態でした。

 

今おもえば

過去の私は、

お金の奴隷だったのでしょう。

 

 

どういうことかというと、

自分の心が望むものを見ないようにして

 

世間的にわかりやすい、

お金とか、人の評価をモノサシにしていたのです。

 

優先順位が、

社会やお金でした。

 

 

 

 

今の私のライフスタイルは

「心の自由」と「自分の感覚」が最優先。

 

世の中のモノサシより、自分の感覚を信じてあげる。

そして、より自然体で生きられるように、自分の人生で実験と工夫を重ねる。

 

それをするようになったら、世間的には不安定なはずなのに、自分の内側がホッとしているのです。

 

この「安堵感」は、決してお金では買えないと思いました。

自分との間に感じる、この深い信頼感が、いまの私にとって何よりの幸せです。

 

お金を求めていたころの私は

不安だったのかもしれません。

 

不安を手放してみると

不思議なくらい

 

心豊かに生きるということについて

じっくり、向き合えるようになりました。

 

 

夕焼けや、

巣立ったスズメたちのあどけない顔や

アスファルトから伸びる青い花

 

今年初めてのトンボや

暑い風の匂い

はるか遠くから聞こえる喧騒

 

それら季節のうつろい、

かすかな気配を肌身で感じること。

 

それが、自分として生きることだと、やっとわかってきたんです。

「なんのために？」

その問いかけから身を引く。

 

「なんの意味がある？」

それは、最初からは分からないものだ。

 

 

「生きるだけで、楽しい」

 

 

この感覚が基盤になっていれば

どんな未来も、怖くない。

 

そう感じるのです。

 

 

 

剣れいや