いつも頭の中で繰り広げられる、ごちゃごちゃした声。
その声にジャマされて、ココロとカラダの声がかき消されている。
そんな日常。
それに気づいたとき、余計なものをどんどん手放したくなります。
私は過去、自分とつながれずに苦しかった時期がありました。
ずっと不安で、でも、なにが不安なのかもわからなくて、ずっと色々なものにしがみついていた。
だから余計なものを、たくさん持っていた。
そんな気がします。
私が本気でいろいろ手放そうと決めたのは、2011年の震災がきっかけでした。
これまで電気に依存していんだなーと感じたので、火鉢で火を起こしてみたり、炊飯器をやめて、お鍋でご飯を炊いたり、という試みをはじめました。
バーベキューの記事でもそれに関したことを、ちょこっと書きましたね。
当たり前だと思って使っていた炊飯器を手放し、自分の感覚でご飯を炊くのは最初は大変でした。
でも、一度カラダが覚えて慣れてしまえば、あとは感覚でできるので楽になりました。
今の私は、このストウブという鋳物の鍋ひとつで生きています。(笑)
もうひとつあった。
一枚の鉄で作られたシンプルなタークのフライパン。というかグリルパン?
これを買ったのは、テフロン加工のフライパンが消耗品なのに気づいて、一生モノを買おうと決めた時期でもありました。
一生モノということは、使い捨てないということ。
それは同時に、そのモノと仲良くなって、ケアしつづける必要もあるということです。
シンプルなものって、その素材に合った使い方をしてあげるとすんなりいくのに、それと少しでも違うことをすると急に頑固になる、、
仲良くなるまでは時間がかかります。
だからこそ、馴染んだときには気心知れた間柄になって、自然にコミュニケーションがとれる。
一生モノになるって、そういうことだと思います。
シンプルな自分に出会って、その自分を理解しつつ、和解していくプロセスも、これにちょっと似ているなと感じます。
頑固なんですよ、シンプルな自分って(笑)
だから、向き合っているとすごく体力がいるし、感情も出てくる。疲れてくる。
そんなとき、カラダが「〇〇食べたい」と言ってきたら、ちゃんと聞いてあげる。
けっこうシンプルなものを食べたがっていたりするんですよね。
ふかしただけの、おいもとか。
自分と向き合う時期はたくさん感情が出てくるし、体力使いますから、消化のいいものをたべて、水分をしっかり取りましょう。
無理はしない。
この時期だけは「これは甘え過ぎかな」とか、そういう遠慮がいちばんよくないです(笑)とにかく自分にやさしく接してしてあげてください。
自分の限界まで挑戦して、結果をみる時期と、じぶんをゆるめて解放してあげる時期。
どちらも大切。
つまり
男性性エネルギーをメインに使う時期
女性性エネルギーをメインに使う時期
があるってこと。
しっかりケアできたら、焦ったりしなくても自然と動けるようになります。
じぶんをケアするプロセスは、一筋縄ではいかないことも多いけど、試行錯誤している時点で、少しずつ前に進んでる。
だから大丈夫なんです。
女性性の強い人は、無意識に遠慮してしまいがちだと思います。
でも、そのままにしていると苦しくなります。
今はがんがん動けないな、と感じるときは
ココロとカラダをゆるめて自然体になる時期です。
思うようにいかないときこそ、ぜひ、抱えていた気持ちを外に出してあげてください。
剣れいや
女性性と男性性のバランス
オンライン実践講座「解放のステージ」
「つながってますか?いちばんシンプルな、ココロとカラダの声。」への 1 件のコメント
一生ものやシンプルはこれからのテーマです。
じぶんのケアっていいですね。