The Tower
過去を基盤から変える。
その行為は
ときに、この世の終わりのような感覚をよびさます。
次なる人生の基盤を見定める間も無く、
無残に足元から崩れ去り
残骸は炎に包まれる
そのときに気づく
己の存在価値と
過去に成し遂げたものごとの間には
関連性はなかったのだということに。
一時的なアイデンティティは
いのちとは無関係のところある、刹那的なものであり
永遠の魂とはまったく異なる次元のものであると
あきらめでも
開き直りでもない
未知の安堵感
それは、新たな価値観ではなく
深い部分では、ずっと昔から分かっていたこと
だからこそ、魂をゆさぶり、共鳴する。
Reiya Tsurugi
剣れいや
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